今回は、熱帯雨林温室で見た花などの紹介、その2です。
エスキナンサス・種名不詳
イワタバコ科エスキナンサズ属のツル性着生植物。原産はジャワ島など
この属はアジアの熱帯や亜熱帯地域におよそ140種分布しており、
日本にも西表島に1種、ナガミカズラ(長実蔓)が知られています
その1
その2
エスキナンサス・ロンギフロルス
ジャワ島原産
エスキナンサス・ロンギフロルス
エスキナンサス・トリコロル
東南アジア原産
エスキナンサス・カーティシイ
東南アジア原産
スパトグロッティス・ポルトゥス フィンシー
Spathoglottis portus-finschii
ニューギニア島に分布する地生種。花径は3~4cm。コウトウシランの仲間
デンドロビウム・パルペブラエ
Den. palpebrae バングラデシュ~ベトナムに分布する着生種
バンダ・ラメラタ V. lamellata
ラン科バンダ属の着性種。日本、台湾、フィリピンなどに分布
和名はコウトウヒスイラン(紅頭翡翠蘭)
ホンコンシュスラン(香港繻子蘭)
ラン科ルディシア属の多年草(常緑地生種)。インド~中国南部に分布
濃い緑の葉と赤い筋が綺麗なので、ジュエルオーキッドとしても知られている
かろうじて、花が残っていた
テクタリア・クレナータ 初見です
ナナバケシダ科ナナバケシダ属の多年性シダ類。マレーシア~メラネシアに分布。一つ一つの羽片が大きく、不規則な形をしていおり、整然と秩序だった羽片を持つシダの中では、特異な存在
サガリバナ(下がり花)の落下した実
サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木。熱帯アジアなどに広く分布
日本では奄美大島以西に自生。夜咲いて、朝には散ってしまう
落下する前の実(2011/9/11、つくば植物園で)
こんな花です(2018/8/25、夢の島熱帯植物館、夜の特別公開で)
その後の、ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)
サトイモ科コンニャク属の植物。別名:スマトラオオコンニャク
昨年できた実がまだ残っている
昨年11月10日、実から採れた種を蒔き、12月12日に発芽、国内初だそうです。その苗がこんなに伸びました。上の写真の左端にも写っています
次回は、受付がある教育棟で展示されたジュエルオーキッドを投稿します。
(つづく)
明日(3/24)、早朝より1泊2日の旅に出ますので、コメント欄を閉じています。