世界らん展2024 - 花と緑の祭典 - (4) 日本大賞審査部門 トロフィー賞の作品紹介(その3)

 2月13日の午後、「世界らん展2024 - 花と緑の祭典 - 」(2/07~14)を見に行ってきました。
 日本大賞審査部門でトロフィー賞を受賞した作品の投稿、その3回目です。今回は、通路の右側に展示された作品の続きです。
 なお、トロフィー賞の最高位は「日本大賞」、続いて、優秀賞、優良賞、奨励賞、トロフィー賞の順となります。


< 奨励賞 >
パフィオペディルム・マーチャン エンペラー ‘オーガスト’

Paph. Martian Emperor 'August' ( Pacific Shamrock × Martian Man )
安田成喜さん(東京都)
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< 奨励賞 >
パフィオペディルム・フェイリアナム ‘サユリ’

Paph. fairrieanum 'Sayuri' ヒマラヤ東部からアッサムに自生
石井佑基さん(東京都)  隠し画像あり
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< トロフィー賞 >
カトリアンセ・バケーション トリック ‘カラフル マジック’

Ctt. Vacation Trick 'Colorful Magic' (Ctt. Tropical Trick × C. World Vacation)
鈴木隆夫さん(東京都)
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< 奨励賞 >
リカステ・スプリング ルージュ ‘ハル ランマン’

Lyc. Spring Rouge 'Haru-Ranman' ( Lyc. Yoshie × Lyc. Shoalhaven )
薗部修次さん(兵庫県)
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< 奨励賞 >
シンビジューム・ゴエリンギー(春蘭)‘紅丸’

Cym. goeringii (Japan) 'Benimaru'
蘭万園 有賀二郎さん(千葉県)  隠し画像あり
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< 奨励賞 >
リンコレリオカトレア・ファイコン デライト ‘トップ スター’

Rlc. Faikon Delight 'Top Star' ( Haadyai Delight x C. Beaufort )
佐藤春雄さん(埼玉県)
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< 奨励賞 >
パフィオペディルム・ギャラクシー ストーン ‘アンドロメダ’

Paph. Galaxy Stone 'Andromeda' (Snow Galaxy x Stone Lovely )
高橋昌美さん(東京都)  隠し画像あり
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< 奨励賞 >
パフィオペディルム・シン イーズ プライド ‘パーフェクション’

Paph. Shin-Yi's Pride 'Perfection' (Michael Koopowitz × rothschildianum)
高橋昌美さん(東京都) 隠し画像あり
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< 奨励賞 >
バンダ・ファルカータ(富貴蘭)‘奄美関白’

V. falcata 'Amamikanpaku'  村松哲夫さん(高知県)
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< トロフィー賞 >
カトレア・ロディゲシー ‘クミ

C. loddigesii 'Kumi'  ブラジルの東南部に自生
田村壽英さん(千葉県)
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< 奨励賞 >
デンドロビューム・マウンテンズ バタフライ キッシーズ
‘ラブリー ノア’

Den. Mtn's Butterfly Kisses 'Lovely Noa' ( glomeratum × cuthbertsonii )
石塚義彰さん(神奈川県)
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< トロフィー賞 >
シンビジューム・ゴエリンギー・リアンパン(連弁蘭)‘桃玉荷’

Cym. goeringii var. lianpan (Chaina) 'Tougyokuka'
蘭万園 有賀二郎さん(千葉県)  隠し画像あり
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< 優秀賞 ・ 世界蘭会議委員会特別賞 >
バンダ・ラメラタ ‘ミヤラ’

V. .lamellata 'Miyara' フィリピン原産 別名:紅頭翡翠蘭
中島文子さん(東京都)
日本大賞を1位とすれば、この作品は2位に相当します
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 2024年2月13日撮影。

 次回は、フラワーデザイン部門の優秀作品を紹介します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • イッシー

    綺麗なお花がいっぱいでしたね。
    春蘭咲いてたかな~。
    2024年02月22日 12:26
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    今回の春蘭は、花がライトグリーンや黄色じゃなく、オレンジなので、かなり目立っていましたよ。
    2024年02月22日 16:14
  • river

    パフィオペディラムはますます花弁が大きく丸くなって来ましたね。
    リカステは花は綺麗ですが葉が大きいです。
    春蘭や蓮弁蘭もありますね。近く奥地蘭展を見学の予定です。
    2024年02月22日 19:45
  • eko

    どの花もそれぞれに素敵ですね。
    リンコレリオカトレア・ファイコン デライト ‘トップ スター’は黄色であでやかですね。
    春蘭や連弁蘭も味わいがあって素敵です。
    日本大賞に次ぐ2位のバンダ・ラメラタ ‘ミヤラ’はさすがに素晴らしいです。
    2024年02月22日 20:12
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    パフィオペディラムは丸く見える整形花が良いとされているようリカステの場合は三角形ですね。
    中国奥地蘭展にいらっしゃいますか。佐久良爽さん彩雲さんも出展されるようですね。
    2024年02月22日 21:32
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    やはり、黄色のリンコレリオカトレアに目が留まりましたか。黄色の花は珍しい方です。
    春蘭や連弁蘭などは、花がないときも葉芸が楽しめるのが良いですね。
    バンダ・ラメラタ ‘ミヤラ’は花付きが良いですね。中島さんはらん展の常連さんです。
    2024年02月22日 21:36
  • なおさん

     日本大賞の審査部門に出ているようなレベルのものは、どれもハズレがないものばかりなのでしょうが、そうなると個人の好みでこれが良い、あれが良いとなりますね。僕の場合は、富貴蘭の斑入りの大株やら、中国の東洋蘭などが好ましいかなあと思いますね。
    2024年02月22日 22:09
  • yoppy702

    トップのパフィオ、インパクトありますね。
    こんな丸い姿のもあるんですね。
    今迄のパフィオのイメージと違うので驚きました。(^^ゞ
    パフィオの「サユリ」、茎が長いんですね。
    これは小型ですか?
    パフィオの「アンドロメダ」、落ち着きのあるデザインですね。
    その下の「パーフェクション」、スゴイ姿や!
    それに、この付き方…
    「パーフェクション」という名が納得できますね。(^^ゞ
    リップの後方のも、萼片になるんですか?
    2024年02月23日 00:33
  • すーちん

    おはようございます
    華やかなランの中
    春蘭
    存在感ありますね
    2024年02月23日 07:56
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    日本大賞の審査部門は、蘭の種類によって出品区分があり、その中でブルーリボン、レッドリボン、ホワイトリボン・の順位付がなされます。このうち、ブルーリボンの作品が全てトロフィー賞というグルーブで、それらの中で更に優劣が付けられます。異なる種類の蘭の中で更に順位付けがなされるわけですが、審査員の好き嫌いというような要素は審査基準にはないようですよ。
    2024年02月23日 09:32
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    1名目のパフィオ、‘アンドロメダ’のような交配種は、整形花と言って、花が全体的に丸いものが評価されるようです。2枚目のパフィオは原種ですが、1枚目の花の半分くらいの花径です。
    ‘パーフェクション’は側花弁が長く垂れ下がる、面白い花ですね。上向きのものは背萼片です。
    2024年02月23日 09:49
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    和蘭が洋らんと一緒に評価、展示されるのは少ないですが、和蘭も負けていませんね。
    2024年02月23日 09:51
  • ジュン

    どれも華やかなお花
    行かなくとも拝見出来るのが裏しいです
    何とも言えないお色の
    ハル ランマン素敵ですね
    2024年02月23日 11:05
  • nobara

    リカステ・スプリング ルージュ ‘ハル ランマン’
    なんだか、シンプルで好感が持てます。
    赤紫の濃淡が効いていますね~
    シルクフラワーのような感じも受けました。
    デンドロビューム・マウンテンズ バタフライ キッシーズ
    ‘ラブリー ノア’
    こんな可愛らしい色の組み合わせもあるんですね~💘
    2024年02月23日 14:59
  • 長さん

    🚩 ジュンさん、コメントありがとうございます。
    この規模のらん展は日本で一番ですから、お金を払っても観に行く価値がありますよ。
    リカステの‘ハルランマン’、大輪で見応えがありました。
    2024年02月23日 15:10
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    リカステの‘ハルランマン’、大輪でした。リップの赤を口紅に例えたのでしょうね。造花じゃなく本物ですよ(笑)。
    デンドロビュームの‘ラブリーノア’はちょっと珍しい色合いですね。近年、日本で作られた、原種同士の交配種です。
    2024年02月23日 15:22