今回は梅園で見たウメの色々、その3回目です。
小高いところから見た梅園(近くを東京外環自動車道路が通っている)
振興センターの敷地は崖線の上まで続いています
八重冬至(やえとうじ)
野梅系・野梅性、白、八重、中輪。 今回、一番の花付き
簾の内(みすのうち)
詳細不明
宮の浦(みやのうら)
詳細不明
都錦(みやこにしき)
野梅系・野梅性、極薄紅色、中~大輪、紅白咲き分けだが、紅色は少ない
緋桜(ひざくら)
紅梅性、本紅、八重、大輪(3~4cm)、2月中旬~3月
鴇の羽重(ときのはがさね)
野梅系・紅筆性、移り白(極淡桃→白)、八重、中輪。ツバキにも同名あり
寒衣(かんごろも)
野梅系・野梅性、紅色、八重、中輪
未開紅(みかいこう)
野梅系・野梅性、紅、八重、抱え咲き、中輪
梅園の最奥部には海外作出のツバキが密植されています。その中から、花が咲いていたものです。
ツバキ ‘エメット ウィルソン’ (詳細不明)
ツバキ ‘マリー シャーロット’
薄いピンクの唐子咲き、花径は約10cm
ツバキ ‘白鳩椿’(しらはとつばき)
中国原産の原種ツバキ、別名:フラテルナ。白色、一重、小輪(2~4cm)
日本へは1960年頃に米国経由で渡来。園芸種ツバキの交配親として利用される
以下は、梅園を出て、西園から東園に向かう途中で見た花です
ヒメリュウキンカ(姫立金花)
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。ヨーロッパ~イギリス原産
ローズマリー
シソ科マンネンロウ属の常緑低木。地中海沿岸地方原産。和名はマンネンロウ
次回は東園に入ります。
(つづく)
世界らん展2024の記事と交互に投稿しています。
この記事へのコメント
信徳
eko
海外作出のツバキ‘エメット ウィルソン’の花色が綺麗ですね。
ヒメリュウキンカの群生が凄いですね。
イッシー
中国原産の白鳩椿もいいですね~。初見です。
原産ってかわいいの多くないですか。
なおさん
中国のミニの椿も清楚で可憐なさまが良いですね。
ヒメリュウキンカは以前育てたことがありますが、強健で育てやすく良く殖えるものですね。
ローズマリーは古来有名なハーブで、有用なものですね。
river
多くの人が誤解しているのは花色や枝の外皮がどんな色でも関係なく、枝の切断面が紅色ならばすべて紅梅系と呼びます。つまり花が紅色でも枝の切断面が紅色でなければ紅梅系とは言いません。
長さん
この梅園には早咲き種が50ほどあるそうですが、やっと咲き始めたものもあり、写真が撮れたのは25種類ほどでした。傾斜地にも植えてありますが、近づけないのが難点です。
ツバキは東園の方が多いので、咲き出したものを後日、投稿します。
ヒメリュウキンカ、増えますねー。
長さん
1枚目の写真で分るかもしれませんが、満開が近付いているのは2品種だけで、ほかはやっと咲き始めたという品種が多かったですよ。
海外作出のツバキは、派手目なものが好まれるということなのでしょうね。
ヒメリュウキンカ、これからもっと増えますよね。
長さん
八重冬至は1名目の中央やや右寄りの白い花で、花が多いから目立っていました。
ツバキの原蚕種はこの白鳩椿しか知らないのですが、大きな花が品種もありそうに思います。
長さん
人種数の割には敷地が狭いので、木が接近しています。それで、斜面にも植えられているのですが、残念ながら近づけません。
品種名は江戸時代に付けられてものが多いようで、当時の人々のセンスですかね。
ツバキの園芸種は大きな花物もが多いですから、白鳩椿が交配親として使われると知って、意外な感じがしました。
ローズマリーの花、寒さに負けませんね。
長さん
> 現在の中国ではほとんど観梅の風習はないようです。
そうなんですか、意外でした。実の方に重点があって、花の園芸種作りには熱を入れなかったんですかねー。
> 枝の切断面が紅色ならばすべて紅梅系と呼びます。
そうなんですか?知りませんでした。勉強になりました。
yoppy702
三重県の「いなべ梅林」に、二度程行ったのですが、小高い丘から望む、冠雪の鈴鹿山脈と梅林全体が素晴らしかった事を思い出しました。
八重冬至、一番の花付やったんですね。
そういえば、大阪城公園の梅林でも、冬至が一番花盛りでした。
海外作出ツバキの上二種は、葉っぱが無ければバラに見えてしまいました。(^^ゞ
すーちん
山を切り開き作られた梅園
があります
傾斜地に植えられた梅林も
趣があって良いですねー
長さん
上から見た梅林ですが、遠景は高速道路で、花が多いのは八重冬至と未開紅くらいですから、ちょっと寂しい。東方向が崖ですから、日照時間が少ないのが開花が遅い原因でしょう。
海外作出のツバキ、開花して間もないので、しべが見えませんからね。
長さん
傾斜地に植えられた梅、足場が悪くて名札も見えず、写真が撮れなかったのは残念です。