前回に続き、苑内の風景と冬ぼたんの色々を投稿します。なお、品種名の後に※が付いているものは、初見です。
苑内の観賞路はジグザク状態で、藁囲いは観賞路に向けられています
黒洋錦(こくようにしき) ※
皇嘉門(赤紫色にわずかに暗色、白い糸覆輪)の枝変り品種
品種名不明 1
御国の旗(みくにのはた) ※
濃桃色をした雌しべ、黄色の雄しべ、真っ白な花弁の対比が美しい品種
数多くある雄しべからたった一つを誘引して受粉する不思議な品種
島根長寿楽(しまねちょうじゅらく) ※
濃い紫紅色の八重咲き巨大輪で、樹勢が強い
銀 河(ぎんが) ※
聖 代(せいだい)
大きく開いたピンク色で、千重咲きの大輪品種
生け花や茶花の切花としても使われる人気品種
新日月(しんにちげつ) ※
八千代椿(やちよつばき) ※
所々に、牡丹にかかわる俳句が書かれた木札が立てられています
雪灯篭(ゆきどうろう) ※
品種名不明 2
紫紅殿(しこうでん)
径15cmほど(中輪)の千重咲き、中央は獅子咲きで、外側は抱え咲き
大喜紅(だいきこう) ※
薄い紅色の大輪・八重咲き
品種名不明 3
品種名不明 4
島大臣(しまだいじん)
千重咲き、大輪、抱え咲き、濃紫色
春の粧(はるのよそおい) ※
島大臣の突然変異種で、花色が薄い。二色になることも。別名:越の舞姫
(つづく)
次回はラン展の記事を投稿します。
この記事へのコメント
イッシー
花色以外の違いはそんなに分からないですが、
綺麗ですしいい風情ですよね。
長さん
花色の違いは一目瞭然ですが、咲き方には、抱え咲き、平咲き、切れ弁咲き、盛上げ咲き、獅子咲き、まり咲きの6種類があるそうです。
river
もこ
銀河、聖代、黄色の花も素敵です。
信徳
今晩は!
牡丹も色々なカラーバリエーションが有りますね。
冬牡丹は寒さには弱いのでしょうが葉もしっかりついているし寒さにも健気に咲いている姿が美しいです。
nobara
それで、黒を冠してるんですね。
千重咲きの聖代、蕊が見えませんね。
クラフト細工みたいです。
雪灯篭、なかなか淡い色ですね。
ネーミングも系統を汲んで付けるのですね。
牡丹もなかなか品種が多いのですね。
なおさん
eko
どの花も豪華で美しいです。雪灯篭の淡いピンクが素敵ですね。
長さん
ボタンは、日本では8世紀頃から栽培されてきて、美人の代名詞になるほどですから、多くの別名があるのも頷けますね。
ボタンは耐寒性がありますが、肥料をたっぷり与えないと育てにくいようですね。最近はシャクヤクを台木にした接ぎ木で育てることが多いそうです。
長さん
ボタンは昔から美人の代名詞になっているほどなので、綺麗ですよね。しかも、大輪で見栄えがしますね。
長さん
ボタンは赤やピンクの濃淡、白、黄色、斑入りなど様々で、咲き方も6種類あるそうです。冷蔵保存して開花させるので、耐寒性は問題なさそうです。
長さん
黒洋錦の親は黒系の赤とされているので、これもその花色を受け継いでいます。
聖代は千重咲きですが、中央の位部分にしべがちょっと確認できます。
ボタンの命名仕方は分りませんが、交配親の名前を一部採ることもあるようです。
ボタンの品種数は、一説に500以上といいますから、多いですね。
長さん
ことしのぼたんはよいぼたん♪というのは、年によって出来不出来があるということなんですかねー。
藁ぼっちに雪が積もっている風景は良いですよね。ここ数日、上野にも雪が降るのではと期待したのですが、雨でしたね。
長さん
ボタンは品種数が500ともいわれているので、始めて見る品種が多かったです。品種が多すぎるので、ネットで検索できないものもありました。
大輪だけに、それぞれ存在感がありますよね。
ピンクの品種、他にも登場しますよ。
しなのき
だいぶ昔に見に入ったことありましたがすっかり忘れてます。
どの花も鮮やかで魅力ありますね。
冬牡丹は寒い時期にこんなにも鮮やかで美しいと冬の寒さを忘れさせてくれます。
yoppy702
前回、牡丹には二季咲きがあるが、寒牡丹になると着花率が二割以下になるので、冬ぼたんが作られたというようなことが書かれてましたが、今回のを見て、さらに、ナルホド、素晴らしい!と納得してしまいました。(^^)
黒洋錦、銀河、八千代椿、紫紅殿など、長居植物園にも、ボタン園があるので、春に良く見てました。
上野東照宮ぼたん苑では、春にも咲かせてるので、この時季にも咲かせてると、苑内のスタッフさん忙しいですね。(^^ゞ
でも、藁ぼっちがあったり、季節の飾りがあったりで、春とは違う世界で素敵ですね。
すーちん
日本画の代表的な花の
一つですね
優雅で存在感大です
コスモス
この頃はかなり咲いているようですね。
昨年行きましたので、八千代椿や島大臣は名前を覚えていますが、まだまだ初見の花が多いです。
銀河は初見ですが、真っ白な花びらの内側にピンク色の筋が見えて、美しいですね。
長さん
ここにいらしたことがおありですか。当時と雰囲気は変わっていないでしょうね。
今回は、2年前より2週間ほど遅く行きましたが、目論見通り、沢山の品種が咲いていましたよ。これに名札無しのものも含めればかなりの株数になります。
長さん
冬ボタンとして展示されている品種は、勿論、普通に栽培すれば春に咲きますから、年末からずっと、植えっぱなしにするのではないでしょうか。ただ、追肥をしないと株が弱りますね。
ここは(株)ランドフローラという、造園も手がけている会社に管理を委託しています。
長さん
ボタンはシャクヤクと共に、日本画に良く書かれていますよね。一輪でも存在感がありますからね。
まだ寒いから、スケッチしている人はいませんでした。
長さん
写真教室で行く予定でしたか、それは残念でしたね。
やはり、年初より2週間遅らせて正解でしたよ。今回は初めて見る品種の方がずっと多かったです。
夕菅
かって私は一度だけ見に行きましたが、上野のような藁苞が並んでいました。
徳川家には植物好きの殿様が多かったようですね。
水戸の梅園や蘭栽培もその流れでしょうか。
長さん
愛知県の徳川園でも冬ボタンが展示されるのですね(寒椿展は誤記でしょう?)。HPを見たら、藁ぼっちが上野東照宮のぼたん苑より大きく、冬ボタンも伸び伸び咲いているように見受けました。
水戸の偕楽園は水戸藩九代藩主・徳川斉昭によって造園されたそうです。2010年にウメを見に行きましたが、駅に向かう帰り道、予想外の雹混じりの雨に降られ、散々でしたよ。
夕菅
隣接の徳川美術館では節分の後に恒例の「尾張徳川家の雛まつり」展が開かれます。
yasuhiko
見応えがありますね。特に、藁おおいの
姿は可愛らしい気がしました。
神代植物公園でも、正月に冬牡丹の展示が
ありますが、こんなに種類はありません。
色の好みで言うと、私は黄色い牡丹の花が好きです。
長さん
徳川美術館で雛祭りですか。徳川家所蔵のものなら、かなり豪華なものなのでしょうね。
長さん
一昨年より2週間ほど遅く行きましたが、こんなに多くの品種が咲いていたのでビックリでしたよ。しかも、初見の花がホトンでしたから、楽しめましたよ。
神代植物公園の冬ボタンは鉢植えだそうですね。
お好みという黄色い牡丹は品種が少ないのですよ。後日、香りが良い黄花品種を紹介します。
ろこ
初めて出会うボタンがたくさんあります。
ボタンと言うのは花の形はあまり違いがないんですね。
花色の違いだけ?!
そうだったのかと改めて感じています。
寒い時期に咲く冬ぼたんは暖かさを感じます。
豪華ですし、明るさも・・・
雪灯篭(ゆきどうろう)のピンクが好きです。
長さん
牡丹の園芸種、多いですね。今回始めて見る品種は、2年前と比べて段違いに多かったです。
咲き方は同じように見えますが、八重や千重、抱え咲き、平咲き、切れ弁咲き、盛り上げ咲き、獅子咲き、まり咲きなどの分類が出来ます。殆どが大輪ですから、豪華に見えますよね。