なお、ボタン(牡丹)はボタン科ボタン属の落葉小低木で、中国原産です。
上野東照宮大石鳥居の左手前に「ぼたん苑」の案内板が出ています
大石鳥居の奥に見える水舎門を潜ると、直ぐ左手がぼたん苑入口です
(JR上野駅公園口から徒歩5分くらい。入苑料は1000円です)
入口の両側に「わらぼっち」を被った冬ぼたんが咲いています
受付でいただいた案内チラシです。ぼたん苑の由来や案内図、ぼたんの咲き方などが紹介されています (画像クリックでPDFが表示されます)

上野東照宮 冬ぼたん
牡丹には二季咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、それらは寒牡丹と呼ばれています。寒牡丹の花は自然環境に大きく左右され、着花率が低く、二割以下といわれています。
そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが冬ぼたんです。苑内には160株の冬牡丹の他に、蝋梅、満作、早咲きの梅などの花木も彩りを添えています。(上野東照宮ぼたん苑のHPから引用)
苑内には、まだお正月の飾り付けが残されていました




これは、おかめと鬼があしらわれているので、節分かざりですね


入口付近に植えられた冬ぼたんの色々です







ここで初めて、品種名が表示されている花が登場しました
満天紅(まんてんこう)
1985年作出、赤色・大輪・八重咲き、波うった花弁が特徴

2024年1月18日撮影。これは、おかめと鬼があしらわれているので、節分かざりですね
入口付近に植えられた冬ぼたんの色々です
ここで初めて、品種名が表示されている花が登場しました
満天紅(まんてんこう)
1985年作出、赤色・大輪・八重咲き、波うった花弁が特徴
(つづく)
次回はラン展の記事を投稿します。
この記事へのコメント
イッシー
風情ありますし飾りつけなんかもいいですよね~。
でも入場料は高いな~。上野ネタで競合しましたね。
なおさん
寒牡丹と冬牡丹というのは厳密には違うものなのですね。この時期にいろいろな色の牡丹が見られるというのは、ありがたいことです。
グランドマザー
ボタンの花きれいですね~
・・・・座ればボタン ちょうど座ったくらいの位置にお花が咲くんでしょうかしら
クリーム色のボタンの花は珍しいですね
もこ
春に先駆けて楽しめるのは嬉しいですよね。
わらぼっちに守られた可愛いボタンの花楽しませて頂きました。
eko
藁ボッチに守られて可愛く咲く冬ぼたんが可愛いですね。色も様々で綺麗、寒い冬を彩っています。
bunko
river
nobara
上野東照宮のぼたん苑はよく知られていますね。
寒牡丹と冬牡丹、違うのですね~
お菰さんも被って可愛いですね。
玉川上水縁に牡丹の咲くお寺さん(海岸寺)がありました。
そこは寒でも冬でもなくごく普通の初夏咲きの牡丹でしたが。
信徳
長さん
多摩にぼたん苑に行かれますか。入苑料が高いのは、冬ぼたんは特殊な育て方ですから、お金がかかるからでしょうね。
今回は、新宿御苑の時みたいにニアミスじゃ無かったですが、美術館の後、ぼたん苑に行かれたのですか?
長さん
入苑料が高いのは、冬ぼたん育てる専門の業者さんと手契約しているからでしょうか。
冬ぼたんより寒牡丹を咲かせる方が大変なようで、こんかいは寒牡丹の展示はありませんでした。
長さん
ボタンの花は昔から美人の代名詞になっていますね。
藁がこいをすると中で咲いている花が見えないので、腰をかがめるか、膝を折るかしないとね。
クリーム色や黄色のぼたんは品種が少ないようです。
長さん
冬ぼたんがいつから始まったのか発揮地分っていないようですが、多分明治以降じゃ無いかと思います。
藁ぼっち、意外に保温効果があるようですが、前面が開いていますからねー。
長さん
冬ぼたんは新年の縁起物のようで、新春の3日から開苑しています。ですからお正月の雰囲気強く出したかったのでしょうね。節分飾りもちょっとありますが、春の七草がまだ残っていました。
冬ぼたんといったら藁ぼっちがつきものですよね。
長さん
鎌倉の鶴岡八幡宮にもぼたん苑があるのですか。
上野東照宮のぼたん苑は2月25日まで開園していますから、どうぞいらしてみて下さい。ついでに、西洋美術館やら国立美術館などを廻るのも良いですね。
長さん
上野東照宮のぼたん苑、実は2年前に初めて行ったのですよ。
小石川植物園にも冬ぼたんがあるのは知っていますが、見に行ったことは無いです。
温度管理で花の咲く時期を変える技術は、チューリップが有名ですが、ユリでも始まりましたね。ご存じの、井頭公園の高山植物館は冬でも高山植物の花を見る事が出来ますね。
長さん
上野東照宮のぼたん苑は、1980年4月、日中友好を記念し開苑したのだそうですから、もう43年以上前ですね。
私も寒牡丹と冬ぼたんは言い方の違いだと、2年前まで思っていましたよ。
冬ぼたんといえば花と共に藁ぼっちのイメージが沸きますよね。
今、神代植物公園でも冬ぼたんを展示しているそうですね。
長さん
冬ぼたんは冷温処理をするので、チューリップ同様、葉が伸びてから花が咲きます。一方、寒牡丹は花が咲いてから葉が伸びるのだそうです。2年前は、1種類、寒牡丹の展示がありましたが、まだつぼみで、葉は伸びていませんでした。
ミキ
飾りつけも正月飾りや節分飾りと華やかで、楽しいです。
冬ボタンにも力強さを感じました。
私の見た神代植物園は鉢植えですから、
また違った雰囲気でした。(^^♪
yoppy702
あの時の入苑料は700円でしたから、そんなに値上げになって無いんですね。
京都の寺院の庭園関係は、かなりの値上げになってますし、このところの値上げラッシュからすると、まだマシかと思ったもんで。(^^ゞ
冬ぼたんって寒牡丹と同じかと思ってましたが、そういう事やったんですね。
いわば、開花調整のような事ですか?
寒牡丹は、昔、奈良の方へ見に行った事があります。
飾り付けが綺麗ですね。
節分飾りがナイスです。
葉ボタン…その上の白い実は、ナンキンハゼですか?
冬ぼたんの色々…
綺麗やし、藁ぼっちが風情ありますね。(^^)
すーちん
寒牡丹
わらぼっち趣ありますねー
ボタンは肥料食いです
2鉢ほどありますが
咲かせるのは難しいですー^^
長さん
入苑料が1000円ですから、冬ぼたんだけではなく、飾り付けや寄せ植えなどがあちこちに配置されていましたよ。
神代植物公園の冬ぼたんは鉢植えでしたか。藁ぼっちを作るとなると場所を取りますからね。
長さん
ここにいらしたことがおありでしたか。4月中旬だと冬ボタンはとっくに終って、ボタン本来の開花期ですね。
冬ボタンは開花調整のために冷蔵保存を行っているそうです。咲くやこの花館で、冬に高山植物の花が見られますが、あれと同じですね。
オカメと鬼の面があしらわれた鉢植えですね。実の形からするとナンキンハゼでしょうね。
長さん
寒牡丹ではなく、冷蔵保存によって真冬二回書かせた冬ぼたんです。
ボタンは伸びるのが早いし、大きな花を咲かせるので、土に栄養が豊富でないと株が弱りますから、毎年の施肥は欠かせませんね。