今回から、会場の最奥に展示された入賞作品を紹介します。
会場入口の表示(右に斉藤正博会長挨拶、左は参加愛好団体)
ウェルカムブラワーはランのタワー
会場はかなり混んでいました
平台展示は後で撮ることにして、最奥部の入賞作品展示コーナーへ直行
ここの展示作品は各出展部門でブルーリボン(第一席)となったものです
上の写真で、上段の中央、6作品が、最初に紹介する上位入賞作品です
< 最優秀賞 >
カトレア・トリアネ・セミコンカラー ‘ブランド’
C. trianae fma semi-concoler 'Blando' 長岡 誠さん(つくば洋蘭会)
隠し画像あり
< 会 長 賞 >
バンダ・サンデリアナ・アルバ ‘アクアリウス’
Vanda sanderiana fma. alba x sib 'Aquarius' 櫻井 一さん(全日本蘭協会)
フィリピン・ミンダナオ島の固有種。フィリピンの国花
< 協 会 賞 >
カトレア・トリアネ・コンカラー ‘ブランド’
C. trianae fma. concolor 'Bland' 大塚初枝さん(全日本蘭協会)
隠し画像あり
< 優 秀 賞>
リカステ・アクイラ ‘デタント’
Lyc. Aquila 'Detent' ( Lyc. Brugensis × Lyc. Jason )
川島とよ子さん(川崎洋蘭クラブ)
< 優 良 賞 >
シルトキラム・マクランサム 'パーフェクトゴールド'
Cyr. macranthum 'Pacific Gold' 斉藤正博さん(全日本蘭協会)
コロンビア、ペルー、エクアドルに分布する着生種 隠し画像あり
< 優 良 賞 >
カトレア・ワルケリアナ・コエルレア
‘ブルーアイ’ x ‘シンクエンテナリオ’
C. walkeriana coerukea 'Blue Eye' x 'Scinquentenario' x self
上川秀紀さん(日本ワルケリアナ協会)
以下は、優秀作品の手前(下段)に展示された入賞作品です
< つくば洋蘭会賞・オーチス農業開発株式会社賞 >
パフィオペディルム・フェイリアナム ‘サユリ’
Paph.fairrieanum 'Sayuri' ヒマラヤ東部からアッサム地方原産
石井佑基さん(全日本蘭協会)
< 宇都宮蘭友会賞 >
パフィオペディルム交配種(未登録)
Paph. Mandiae x barbibarum fma. aurena
渋澤宏司さん(全日本蘭協会)
< 蘭友会賞・望月蘭園賞 >
パフィオペディルム交配種
Paph. Emerald Crazy x Amarillo Star 'Green GEm'
寺田昭廣さん(全日本蘭協会)
< 日本洋蘭農業協同組合賞・アザブナーセリー賞 >
カトレア・コクネシア・アマレロ ‘タタラ’
C.(旧Soph.) coccinea amarelo 'Tatara' 原 幸康さん(全日本蘭協会)
< 横浜蘭友会賞 >
パフィオペディルム・ファンタスティック ランファン
Paph. Fantastic Ranfan (Paph. Fanaticum × Paph. Norito Hasegawa)
尾木克行さん(全日本蘭協会)
< ドイツ蘭協会賞 >
セラトセントロン・フェッセリ
Ceratocentron fesselii フィリピンのルソン島の高地に分布
1989年に存在が知られた。珍しいため乱獲され、絶滅が危惧されている
小さいので、鉢がガラス瓶の中に入っている。 初見です
武井直義さん(全日本蘭協会) 隠し画像あり
次回も、入賞を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
世界ラン展が見れるとあって凄い人が出ていたようですね(画像から見てとれます)
品種改良されたランがズラリと並び見る人を唸らせている事でしょう。
なおさん
入賞株はどれも見事で、眼がランランと輝いてしまったことでしょうね。
池袋は埼玉県人の夢の街、ということで以前は通勤で利用していたのですが、久しく行っていないです。
イッシー
信徳さんが誤解するように、ネーミングはややこしいですね。
世界のらん展であることには間違いないのですが。
今年もドウムシティで行われるらん展にも行かれますか?
私はここのでいいかな~。花だけ見るのならばそん色ないですものね~。
river
世界らん展には7回出かけましたがこの展示会は行ったことがありません。
nobara
こんな風にするの、かなり贅沢ですね。
わぁ~@@ たくさんの人でごった返していますね。
これだとよく見られなかったんじゃ、ないですか?
入賞作品、さすがのラインナップですねーー
リカステって端正ですね。
それぞれの種、特徴がよーく出ていますね。
池袋方面になかなか出かけません。随分変わったのかしら~
50年も前、荻窪から池袋、丸ノ内線で通学してたんです。
その中間の銀座に勤務先がありましたので。
eko
ウエルカムフラワーのランのタワーが素敵です。
上位入賞作品と入賞作品はどれも見事、何度も上下して拝見しました。
bunko
長さん
東京ドームシティで開催されるのは「世界ラン展日本大賞」という名称で、主催は世界らん展実行委員会です。今回ご紹介したラン展は、アマチュアの洋蘭愛好家が組織する全日本蘭協会の主催です。
今や、日本でも境各地が原産のランやその交配種の多くが入手できます。中にはかなり高価なものもありますがね。
長さん
行ったのは土曜日ですが、かなりに人が見に来ていました。業者の即売所もあるので、買い求める人も多かったです。
入賞作品はどれも素晴らしく、斉藤会長始め、常連さんの名前が多かったです。
さいたま市市民の森でも埼玉洋らん展が開催されていましたよ。
長さん
1枚目、いつも人がいるので、無人で撮るのは大変でしたよ。
東京ドームシティのラン展は有料だし、スゴイ混んでいるし、ことしもパスしようかな。
長さん
今回はアマチュアの洋蘭愛好家にとっては最高のラン展ですね。やはり、上位入賞者は名の知れた方が多かったです。
長さん
ウェルカムフラワーの展示は、多分、ラン販売業者に委託したんだと思いますよ。
4日間の開催ですが、この日は土曜だったので混んでいました。1枚目の写真も、人が途切れることが殆どないので、撮るのも大変でしたよ。
池袋駅の東口は新しいビルが出来ていないので、東京駅や渋谷駅と違って、あまり変わっていないと思いますよ。
長さん
「世界のらん展」なんて書いてあると、東京ドームのラン展と間違われるかもしれませんね。
出展作品も多いですが、ラン販売業者のブースもあるので、購入目的の方も多かったようです。
ウェルカムブラワーは市販品をアレンジしたみたいでしたよ。
今回のような好評価の作品を見ると、目が肥えますね。
長さん
アマチュアの洋蘭愛好家にとってはここでブルーリボンを撮るのが一つの目標になっていますから、素敵な作品が多かったです。
リカステはパフィオペディルムたお好みですか。パフィオペディルム・ファンタスティック ランファンはフラグミペディウムに似て、変わっていますね。
yoppy702
パフィオだけじゃないようですが、パフィオ観賞会というのがありました。
ウェルカムフラワー、立派ですね。
これを作るのは大変そうですね。(^^ゞ
わっ!スゴイ人出や!
洋ランがお好きな方は多いんですね。
バンダ・サンデリアナ・アルバ ‘アクアリウス’、フィリピンの国花なんですね。
パフィオペディルム・フェイリアナム ‘サユリ’の模様がスゴ過ぎますね。
これ、原産なんですね。
寺田昭廣さんのパフィオペディルム交配種…
エッ?ってなりました。
こんな姿のが作れるんですね。
ラストのセラトセントロン・フェッセリ、「鉢がガラス瓶の中」…
貴重な証拠ですね。
ジュン
ウェルカムフラワーの蘭のタワー
凄い豪華ですね
個人での出品者凄いと思います
美しい蘭ばかり混雑する訳ですね
すーちん
凄い人出ですねー
矢張りランは
人気あるんですねー
コロナ禍は開催され
なかったんでしょうか
長さん
日本パフィオぺディルム研究会のメンバーでも、それ以外のランも好きな方は、当然いらっしゃいますよ。
ウェルカムフラワーは設営を担当した企業が作ったものだと思いますよ。
この日は土曜とあって、かなりの人が来ていました。ひな壇の写真、誰もいないところを撮るのに、かなり待ちましたよ。
パフィオのフェイリアナムのような模様の品種は、交配種でもよく見かけますよ。
セラトセントロン、かなり珍しいです。
長さん
ウェルカムフラワー、ラン展だけに、ランづくしでした。鉢植えの組合せなので、終了後も無駄がないです。
このラン展、出展者は全てアマチュアの方です。
長さん
蘭の愛好家が多いですからね。私みたいに、見るだけという人も多いでしょう。
>コロナ禍は開催され>なかったんでしょうか
毎年、欠かさず開催されていましたよ。
夕菅
会長はこちらでお馴染みの斉藤さん。駐車にも苦労する池袋では納品も大変でしょうね。
改めてつくばのラン展のレベルも分かり、遠出困難な私はこちらでありがたく見せていただいきます。
長さん
見に行った日は土曜だったせいか、かなり混んでいましたよ。
搬入は恐らく豊島郵便局側からだから、さほど困難ではないようです。
つくば洋蘭会からは斉藤先生と大塚初枝さんが揃って高位を受賞されていました。
つくば蘭展が3/10~3/17で予定されているので、また、見に行くつもりです。
ミキ
見るたびに新しいランに出会える感じです。
入賞作品だけに、姿かたち彩りと、素晴らしいですね。
優秀賞のリカステ、大きな口を開けて歌っているような
楽しい花ですね。色も珍しい色では?
つづきが楽しみです。(^^♪
長さん
ランの品種は多いので、ラン展に行く度に初めての品種に出会えるのは楽しみの一つです。
私ら門外漢には花の優劣は分りませんが、経験豊かな審査員が認める花はどれも素敵です。
優秀賞のリカステ、確かに、声を合せて歌っているように見えますね。