今回はシリーズ最終回で、温室で見た花などの続きを投稿します。先ずは、珍しいアマメシバや、温室の定番展示のベニヒモノキから・・・。
アマメシバ(天芽芝)
コミカンソウ科アマメシバ属の低木。東南アジアの熱帯地方原産
雌雄異花で、枝の咲きに雌花、根元側に雄花を付ける。原産地では新芽を食べ
る。沖縄でも、新芽や葉を、茹でて野菜として食用にしていたが、「閉塞性
細気管支炎」の健康被害が報告され、加工食品は販売禁止になった
写真は雌花。雄花はお椀のような形だという
ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー半島
コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木。メキシコ原産
デンドロビウム ‘ネリースレイド’
Den. Nellie Slade (Den. atroviolaceum Rolfe x Den. forbesii Ridley)
デンドロビウム・ジョンソニエ
Den. jonsoniae オーストラリア原産
オンシジューム・シャリーベイビー
Onc. Shalley Baby
エスキナンサス・プルケール
イワタバコ科の常緑多年草で、ジャワ島原産の着生種
?? 見たことがあるランなのですが、属名を忘れてしまった
フラグミペディウム・シュリミー
Phragmipedium schlimii コロンビア原産 (葉は違う植物)
ネペンテス・レディラック
ウツボカズラ科ウツボカズラ属の食虫植物。交配種
袋の長さは10cm位になるそうだ
パフィオペディラムの一種
ロードデンドロンの一種のようだ(ツツジ科)
ジゴペタラム・レッドベイル ‘プリティーアン’
Zygopetalum Redveil ‘Pretty Ann’
ハイビスカス(八重の園芸種)
イランイランノキ
バンレイシ科イランイランノキ属の常緑高木。原産は熱帯アジアからオース
トラリア北東部。開花時は緑色(1枚目)で、次第に黄色に変化する(2枚目)
(シリーズ終了)
次回は、夢の島熱帯植物館で見た「辰の名が付く植物展」を投稿します。
この記事へのコメント
river
ベニヒモノキ、コエビソウ、イランイランノキなど温室ではおなじみの花もありますが見たことのない花もあります。
信徳
早くぐんまフラワーパークの温室がオープンされる事を願っています。
もこ
ベニヒモノキやコエビソウなどお馴染みの花もありますが、まだ見たことのない花が沢山あり驚きです。
でも見た事あっても
忘れて居る方が多いのかも( ^ω^)・・・
nobara
アマメシバ(天芽芝)コミカンソウ科の低木なんですね。
多肉な花が渋いですね。ず~と食べられてきたのに、
健康被害が報告されたんですか?
そんなの、結構、あるんでしょうねーーー
このベニヒモノキ、初々しいです(笑)
苞が黄緑のコエビソウですね。
明るい色のはこちらでも外で咲いています。
オンシジューム・シャリーベイビー、可愛いです。
ランもいろいろ見られるんですね。
イランイランノキ、香りは感じられましたか?
yasuhiko
一度出かけた事があります。巨大団地の
ある所ですよね。何だか懐かしい。
アマメシバの花、初めて目にしました。
これまでは新芽が食用になったんですね。
イッシー
赤の発色が鮮やかなデジカメですね!
辰の名がつく植物ですか思い浮かばないです。笑
eko
フラグミペディウム・シュリミーは優しい花色で素敵です。ジゴペタラム・レッドベイル ‘プリティーアン’の花色は独特ですね。
長さん
ジゴペタラム、10ヶ月ぶりに見ましたよ。
この温室、定番展示は勿論ありますが、アマメシバなど、他ではあまり見かけないような植物が展示されていたりします。属名を忘れてしまった、白いランも同様です。
長さん
ぐんまフラワーパーク、来年の5月でしたっけ。まだまだ先ですね。再開しても、休み中に駄目になった植物もあるかもしれませんね。管理は大丈夫なのかな。
長さん
定番に混じって、珍しいものも咲いていたりします。ランなどもあちこちに植えられているのですが、名札が無いのが困ります。
なおさん
長さん
アマメシバ、沖縄では古くから食べられてきたようです。どこにでも生えているような木ではないので、沢山は食べられなかったから、健康被害にも気付かなかったのかもね。
ベニヒモノキ、ちょっと細めの花穂でした。
このコエビソウは園芸種でしょうね。
ランも色々咲いていたのですが、名札が無いのが困ります。
イランイランノキ、今度は低いところで咲いていたので、香りが確認できました。
長さん
一度、いらしたことがありますか。高島平はマンモス団地で有名ですね。今は居住者が5万人を割ったようですが、板橋区民の1割弱ですからね。
アマメシバ、珍しいですね。他では見たことがありません。
長さん
赤が鮮やかですか?私のモニターではあまり感じませんが・・・。
辰と名が付く植物、意外に多かったです。2回に亘って紹介します。
長さん
お馴染みの植物がありましたか。でも、最初のアマメシバなんかは珍しいでしょう?
フラグミペディウム・シュリミー、前日紹介したフラグミペディウム・ベッセアエよりずっと優しい花色ですよね。
ジゴペタラム・レッドベイル ‘プリティーアン’、名のように「赤」には見えませんがね。
長さん
アマメシバ、ここでは始めて見ましたが、熱川のバナナワニ園でも見たことがあります。ですから、2回目ですが、かなり珍しい植物ですよね。雄花が見たいものです。
コンフリーは一頃、薬草で人気でしたが、海外で問題が発覚し、日本では2004年以降、食用になったそうですね。
yoppy702
低木やのに芝って付いてるんですね。
芝生の芝とは関係ないんですね。(^^ゞ
オンシジューム・シャリーベイビー、賑やかですね。(^^)
フラグミペディウム・シュリミーって、面白いランですね。
リップ、スゴイ存在感がありますね。
上のは蕾ですね?
開花した姿との ギャップが素晴らしいです。(^^)
パフィオペディラムの一種…スゴイ色や!
それに、この質感が素敵ですね。(^^)
すーちん
カタクリの花など茹でて
食してましたが
アマメシバのように
弊害の出るのもあるんですね
長さん
アメメシバ、変わった名前ですね。始めて見たときに、名の由来を調べたのですが、ネットには出ていませんでした。
フラグミペディウム、前記事にも登場しましたが、リップが内側に巻き込んだような形で面白いです。
パフィオは交配種でしょうが、同定はあきらめました。
長さん
カタクリの葉や花は食用になるそうですね。でも、絶滅危惧植物ですから、食べないで育ててもらうと良いですね。
ジュン
アマメシバ
食用とされていたのですね
加工食品は販売禁止
他にもあるかもしれませんね
長さん
名前も知らない山野草などは口にしないのが無難ですね。農林水産省では間違えやすい山野草を一覧表にしているので、誤って食べないよう、調べて見るようにしたいですね。