今回は、温室(普通の建物だと1~3階を吹き抜けにしたような高さがある)で見た花などを紹介します。
館内の案内図です

温室の様子(2階の窓から)
上の写真の左手
ウナヅキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)
アオイ科フヨウ属の常緑低木。温室展示の定番
こちらは、ピンクの花が咲く園芸品種

コウトウシュウカイドウ(紅頭秋海棠)
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草。原種は絶滅危惧II類(VU)
カリアンドラ・ハエマトケファラ
マメ科ベニゴウカン属の常緑低木。原産は南北アメリカなど
和名はオオベニゴウカン(大紅合歓)。花径8~10cm。温室展示の定番
モクセンナ(木旃那)
マメ科カッシア属の落葉小高木。熱帯アジア~オーストラリアに分布
別名:カッシア・スラッテンシス。樹皮や葉を煎じると通風や糖尿病に効くと
いう。英名はスクランブルエッグツリー(花の色を卵の黄身に見立てた)
カクチョウラン(鶴頂蘭)
種子島・屋久島以南に分布する我が国最大サイズの蘭
名の由来は、花を斜め横から見ると鶴が飛んでいるように見えることから
学名:ファイウス・タンケルヴィレア(Phaius tankervilleae)
ベニギリソウ(紅桐草) ‘アカジョウ’
イワタバコ科ベニギリソウ属の多年草。原産は熱帯アメリカ
エピスキア・クプレアタの、葉の色が変化した園芸種
アカジョウ(Acajou)は「カシューナッツ」を意味する
メディニラ・スペキオサ(若い実)
ノボタン科メディニラ属の非耐寒性常緑小低木
原産はインドネシア・ジャワ島。別名:サンゴノボタン(珊瑚野牡丹)
↑ ミストが出ています こんな花が咲きます
フラグミペディウム・ベッセアエ Phrag. besseae
コロンビア、エクアドル、ペルーのアンデス山脈東斜面に分布
蛇が嫌いな人は、ここから下の画像を見ないで下さい
次回も、温室で見た花などを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
魚だけではなく蛇までいるんですか。
テングヘビ初めて見ました。
長さん
夢の島熱帯植物館なんかに比べるとずっと小さい温室ですがね。
熱帯魚以外にも、爬虫類や動物なんかが数種類、飼育されていました。
eko
温室おなじみの花が見られましたね。
カクチョウランはなばなの里のベゴニアガーデンで見ています。
フラグミペディウム・ベッセアエは初見です。パフィオペディルムの仲間ですか?赤い花色は珍しいですね。
テングヘビも初見です。面白い蛇がいますね。緑色の体色が綺麗です。
もこ
③ カトレア・マキシマに投票します
優しいピンク色の花弁が何とも可愛来て気に入りました。
テングヘビ初めて見ました。
緑色の胴が綺麗ですね。
長さん
2階の窓から見た温室は熱帯低地林の区画が殆どで、草本は木に隠れて見えません。
今の時期はランや定番の花が殆どです。
フラグミペディウム・ベッセアエ、初めてでしたか。次回、もう一種類の花を投稿します。
頭に角がある蛇なんているんですね。面白いです。
長さん
人気投票、③のカトレアですか。有名な原種カトレアです。
テングヘビ、私も初めて見ました。ヘビは好きではないですが、しばらく、くねくねと這い回る姿を見ていましたよ。
river
フラグミペディウム属はパフィオペディルム属似ていますが分布は大きく異なり、パフィオペディルム属が東南アジアを中心とする一帯を分布域とするのに対して、この属は中南米に分布しますね。らん展でもほとんど見ることがありません。
長さん
ぐんまフラワーパーク、開園までにあと1年4ヶ月ですか。待ち遠しいですね。
フラグミペディウム、あまり見かけませんか。私の場合はあちこちのラン展を見て歩いてイノで、毎年のように見ています。この熱帯環境植物館にはもう一種類咲いていたので、明日、投稿します。
なおさん
鹿児島に嫁いだ姉が、しばらく奄美大島に居たことがあり、カクチョウランの苗を送ってくれたことがありました。花も咲きましたが、今はありません。
脛に喰い付くからスネイク??というそうですが、面白い蛇もいるのですねえ。
ミキ
カトレアはやはり素晴らしいです。
スクランブルエッグツリーには笑ってしまいました。
花が集まって咲いている姿は、いかにもですね。
カクチョウラン、鶴が飛んでいる姿とは、
確かにそう見えます。
テングヘビ、、蛇に角があるとは驚きです。
緑色の鮮やかさもきれいですが、全身が撮れてなくて
よかったです。(笑) (^^♪
yoppy702
展示方法も工夫されてるんですね。
「湖間帯植生」って、マングローブみたいな植物展示なんかなぁ…
オオベニゴウカン、フワフワで可愛いい。
やっぱ、これ、好きな花です。(^^ゞ
カクチョウランの色が面白いです。
特に、リップ部の色の入り方が素敵ですね。
メディニラ・スペキオサってノボタン科なんですね。
こんなノボタン科もあるんですね。
へぇ~…ってなってしまいました。(^^ゞ
テングヘビ…可愛いいヘビや。(^^)
ボク、巳年なんで、ヘビには、ちょっと、親近感を持ってるんです。(^^ゞ
英名のRhinocerosが気になったのでチェックしたら、「サイ」でした。
ナルホドですね。
信徳
台湾・高雄この時期が散歩には一番良い季節なんです。20度~25度ゴルフにも最適な時期でした。(台北は沖縄と同じ曇り、雨ばかりです)
すーちん
サンゴノボタン
可愛らしい花がすぁきますね
角がある蛇とは珍しいですねー
長さん
余程の温室好きでなければ、あちこち見て回ることもないので、定番の植物でも良いのでしょう。
カクチョウランを苗から育てましたか。耐寒性が弱いので、冬は室内向きですが、大きくなりますよね。
角のあるヘビ、初めて見ました。
長さん
スクランブルエッグツリー、国民性が違うと、そんな風に見えるのですね。大きなお皿が必要だ(笑)。
カクチョウラン、沖縄では路地で咲いていますが、関東では温室向きの植物です。
テングヘビ、ガラス容器は大きくなかったですが。体長は70cm以上ありそうでした。
長さん
2枚目の写真の奥に茅葺き風の建物がありますが、「集落景観」というのはちょっと大げさですね。
「潮間帯植生」は海際に生える樹木などが展示されていますが、花は咲かないので、写真を撮ったことがないです。
カクチョウラン、地味な花ですが、見ようによっては面白い。
ノボタン科は、属が異なると、花序も花の形が全く違ってきますね。
テングヘビの角、見ようによってはサイの角にも似ていますね。
長さん
モクセンナ、台湾の思い出の花ですか。日本では初夏と秋に咲きますが、台湾辺りだと通年開花でもおかしくないですね。
長さん
サンゴノボタン、花は割っている時期なので、残念でした。
角のあるヘビなんて、私も初めて見ましたよ。