昨年12月21日、一年ぶりに東京都夢の島熱帯植物館に行ってきました。
今回も、温室や企画展示室などで咲いていた花や実などを投稿します。
カトレア交配種(種小名不詳)
木立性ベゴニア ‘ピンクフレックス’
シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の園芸種
上の写真で、右下はクロトンの葉(和名はヘンヨウボク) ↑
ウナヅキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)ピンクフラワー
アオイ科フヨウ属の常緑低木。ピンクの花が咲く園芸品種
つぼみは上向きだが、開花するときは下向きになるのが名の由来
別名:マルバビスカス、タイリンヒメフヨウ。温室展示の定番
フリワケサンゴバナ(振分珊瑚花)
キツネノマゴ科イセハナビ属の常緑小低木。ヒマラヤ地方原産
半透明の筒花が下向きに咲く。2つ同時に、左右に振り分けて咲く
ベニゲンペイカズラ(紅源平葛)
シソ科クサギ属の常緑つる性低木。ゲンペイカズラ(白い萼に赤い花)と
ベニバナクサギの交配種。別名:クレロデンドルム・スペキオスム
ベニツツバナ(紅筒花)
キツネノマゴ科オドントネマ属の常緑半低木。中央アメリカ原産
学名はオドントネマ・ストリクツム
セイロンマンリョウ(錫蘭万両)
サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木。スリランカ、インド西岸~東南アジア
に分布。別名:ウミベマンリョウ(海辺万両)、コウトウタチバナ(紅頭橘)
身近な万両とは木の大きさも実の様子も異なりますが、同属の植物です
こんな花が咲きます → こちら 右上の赤や白の実はまだ未熟
ドンベア・ウォリッキー(ドンベア・ワリッキー)
アオイ科ドンベア属の非耐寒性常緑低木。原産はマダガスカル諸島
50個ほどの小花の集まりが15cm程の半球体となり、垂れ下がる
花期は2月~4月(温室では12月~2月)。甘い香りがします
別名:ピンクスノーボール、ピンクボール、 ダブルハート、スカー
レット・ドンベヤ、トロピカルアジサイ、 花ウェディングベルなど
暗かったせいか、赤っぽくなってしまった(本来の花色はこちら)
サンゴバナ(珊瑚花)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の非耐寒性常緑小低木。ブラジル原産
別名:ジャスティシア・カルネア、英名:フラミンゴ・プランツ
アマゾンユリ(アマゾンリリー)
ヒガンバナ科アマゾンユリ属の多年草(球根植物)
原産はアンデス山地(コロンビア~ペルー)。花径6~8cm
別名:ギボウシスイセン(擬宝珠水仙)。花は良い香りがする
(シリーズ終了)
この記事へのコメント
なおさん
温室の定番と言えるような花はおなじみですので、見ると此処でも会えた、とほっとしますね。
セイロンマンリョウというのは、初めて見たような気がします。
river
今年も珍しい花の紹介を楽しみにしています。
長さん
ここの温室はさほど広くないので、新しい植物への入れ替えが困難なところが難点です。
セイロンマンリョウは珍しいです。私はここ以外で見たことはありません。
イッシー
行くかもしれないので驚異シンシン。。
ここの温室は湿度が高いのか、入ってすぐレンズが曇り
回復まで少し手間取ります。
長さん
昨年も三が日は投稿を休みましたので、今年も4日からの投稿です。明日の記事がないと困るので、3日に板橋まで取材に行ってきましたよ。大好きなランですが、見てやって下さい。
長さん
この植物館、温室内の温度を概ね20℃に設定しています。
実は、今日も「干支の植物展」を見に行ってきたのですが、前回同様、レンズが曇ることはありませんでした。外気温との差が10℃くらいだからでしょう。
nobara
セイロンマンリョウ、万両なんですね。千両っぽい?
ドンベア・ワリッキーの赤いお花かと思いましたら、光の加減なんですね。
アオイ科が納得できる葉っぱの様子です。
珊瑚花、やさしい色合いですね。
令和6年の幕開けは、大変な状況です。
気持ちをたてなおして、それでも進んでいきませんとね。
本年もどうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m
もこ
暖かくて色々なお花を楽しめて良いですね。
セイロンマンリョウの実は黒いのですね。
赤い実、白い実 もしかして青い実のマンリョウもあるのではと思ってしまいました。
bunko
無門
新年早々地震発生で
動揺が収まらないうちに
飛行機事故という大惨事
波乱の年明けですが
何とか良い年になるように
祈っています
今年もよろしくお願いいたします
夕菅
長さんのブログが始まってやっと穏やかな日常を思い出させていただきました。
夢の島には行ったことがありませんが、華やかな花が多いですね。
アマゾンユリはつくばでもバナナの周りにたくさん咲いています。
今年も長さんのブログを楽しみに見せていただきます。
yasuhiko
花々が見られるのは貴重ですね。
カトレアやサンゴバナなど、新年に
ふさわしい華やかさがあると思いました。
何とも大変な年の幕開けになりましたが、
今年もどうぞよろしくお願いします。
長さん
さほど広い温室ではないので、いつも同じような花が咲いています。
ドンベア・ウォリッキーは低木とは言え2m以上はありますから、センリョウやマンリョウよりずっと大きな木です。
ドンベア・ウォリッキー、日陰の花だったから赤く写ったのでしょうね。サンゴバナもピンクですが、後方の日陰の花はやはり赤っぽく写っていますね。
今年は元日,2日と大変なことが起こりましたね。平穏な年になるよう願いたいです。
長さん
この温室、しばらくご無沙汰なので、行ってみました。
セイロンマンリョウの実は、白から赤、そして黒へと、熟すに従い変化します。マンリョウと同属とはいえ、かなり性質の異なる木です。
長さん
セイロンマンリョウ、見慣れたマンリョウとは全く異なる性質で、珍しい植物でしょう?
長さん
こんな波乱含みの新年は経験が無いです。残りの360数日、平穏な年であって欲しいですね。無門さん宅にも幸が多かれとお祈りしています。
長さん
地震に続いて、航空機事故ですから、元JAL社員としてはショッキングな出来事でした。
この温室はさして広くはないのですが、定番の植物は一応見る事が出来ます。実は、今日も行ってきたのですが、初日から家族連れが多く来ていましたよ。
つくば植物園のアマゾンユリは、熱帯資源植物温室に入って、すぐ右手でしたね。
長さん
冬の温室は、ブログネタが少ない時期、ありがたい存在です。実は、今日も同じ所に行って、「辰の名の付く植物展」を見てきました。
ミキ
お正月らしく華やかな温室の花を見せて貰いました。
ゲンペイカズラもこんな紅色の花があるのですネ、
初めて見ました。
アマゾンリリーもいつもはグリーンライブセンターで
見られるのですが、今年はリニューアルで残念です。
うつむいて咲く真っ白い花は大好きです。(^^♪
yoppy702
ホンマ、新年早々、信じられない事が続きましたねぇ…
綺麗なカトレアを見ると、なんか、正月や!って思ってしまいます。(^^ゞ
‘ピンクフレックス’、花も可愛いいし、色が綺麗ですね。
ドンベア・ウォリッキーで、(本来の花色はこちら)とあったので、クリックしてみると…メッチャ可愛いい色やし、綺麗な花ですね。(^^)
暗いと、こんなに色彩が変るんですね。
葉っぱは、やっぱ、アオイ科って感じですね。
サンゴバナ、とっても綺麗ですね。
色も素敵やし、フレッシュなんですね。
コスモス
最初のカトレア、この花色はよく見るような気がします。
ウナヅキヒメフヨウは好きな花ですが、このピンクフラワーは優しい色ですね。
サンゴバナは近くの公園でよく咲いています。
年明けから地震、事故、大火事と続きましたね。
波乱の幕開けか・・・?
すーちん
しまいましたが
花を見ていると心安らぎます
今年もよろしくお願いいたします
長さん
カトレアは華やかで良いですね。残念ながら名札が無いので、品種名が分りません。
ゲンペイカズラは萼が白で花弁が赤ですが、ベニゲンペイカズラは萼が赤くなった交配園芸種です。
私も、アマゾンリリーは大好きですよ。
長さん
今年は波乱の幕開けで、ビックリですよね。
カトレアは豪華で、新年の投稿にピッ帯だと思いました。
木立ベゴニア、古株になって,花も多くなったようです。
ドンベア・ウォリッキー、色が良くないですね。今年、再取材したので、もう一度投稿します。
サンゴバナ、そろそろ終盤で、花が少なきなっていました。
長さん
今年は平穏な年であって欲しいですね。
ここは、もう4~5年、行っていないのでは?
2種類のカトレア、残念ながら名札がありませせんでした。カトレア属にもリンコレリアカトレア属等にも似た花があるので、同定は困難です。
ウナヅキヒメフヨウは陽が当たっていたので、少し明るく写ったかも。
サンゴバナは耐寒性がやや弱いですが、公園で良く咲いていますか。
長さん
こんなにビックリした元旦はこれまでに経験が無いですよ。今後は平穏な年であるようにと、祈りたいです。