今回も、大温室で見た花や植物を投稿します。冬とはいえ、やはり温室。色々な花が咲いていました。
バンダ・ラメラタ V. lamellata
ラン科バンダ属の着性種。日本、台湾、フィリピンなどに分布
和名はコウトウヒスイラン(紅頭翡翠蘭)
プラティケリウム・コロナリウム
ウラボシ科ビカクシダ属の着生植物。フィリピン原産の大型種
和名はオオビカクシダモドキ(大麋角羊歯擬)
マンデビラ ‘サンパラソルビューティ’
キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性常緑つる性木本
‘サンパラソルビューティ’ はサントリーが開発した品種
ジャパンフラワーセレクション2014-2015 ベストフラワー賞(優秀賞)
ハナショウガ(花生姜)
赤い穂状の部分に石けん水のような液体を含み、シャンプーの代わり、または飲用、薬用とされた。液体に含まれるゼルンボンには、がんに関係するEBウイルスの抑制作用、抗炎症作用、生体防御・解毒酵素の誘導作用が発見され、今後の研究が期待されていている。
アンスリウムの肉穂花序を何度でもフーフーする、2歳くらいの女の子
あまりにも可愛かったので、母親から許可をいただいて撮影しました
ここまでは入口から延びる通路で撮影。上の写真の矢印から展示室に入ります
セントポーリア
イワタバコ科セントポーリア属の多年草。和名はアフリカスミレ
アフェランドラ・アウランティアカ
キツネノマゴ科アフェランドラ属の常緑低木。メキシコ原産
12~1月頃、茎頂に穂状花序を出して、朱赤色~橙黄色の花を多数付ける
花径は2~3cm。和名は紅花アフェランドラ。この属は観葉植物として人気
グロキシニア・ペレニス
イワタバコ科シンギニア属(←グロキシニア属)の多年草。中南米に広く分布
草丈は60~120cm。花は淡紫色で、長さは4cm。花期は真夏~初秋
熱帯雨林の下草として自生していた植物を改良した
和名はオオイワギリソウ(大岩桐草)
コダチヤハズカズラ(木立ち矢筈葛)
キツネノマゴ科ツンベルギア属のつる性小低木
熱帯西アフリカが原産。別名:ツンベルギア・エレクタ
イランイランノキ
順路の途中にある空中ブリッジの右手(南側)にはハス池が望めます
上の写真の反対側にはつる植物やシダ植物が見え、白い花が見つかりました
右下に、白い服を着た男性が写っています ↗
マダガスカルジャスミン
ガガイモ科シタキソウ属のつる性多年草。マダガスカル島原産
花にジャスミンに似た芳香がある。別名:アフリカシタキヅル
花径は4cmくらい、花筒部は2.5cmくらい
次回も、大温室内で見た花などを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
river
マンデビラ(サンパラソル)は何回か栽培したことがあります。地下に球根ができるのですが翌年発芽させることが出来ませんでした。
イランイランノキの木はその名前ゆえによく覚えています。
nobara
この時期、なかなかたくさんのお花には出逢えませんから。
女の子、蝋燭かと思ったのかしら?可愛い💛
グロキシニア・ペレニスって、お花はジギタリスっぽい?
葉っぱ?萼片がユニークですね。
イランイランノキ、お花も匂うのかしら?
マダガスカルジャスミン、オオバナソケイにも似ていますね。
ご近所で今、外で咲いているんですよ。
信徳
プラティケリウム・コロナリウムはフィリッピン原産のコウモリランとは違うのでしょうか?(ぐんまフラワーパークに有りました。)マダガスカルジャスミン、ガガイモ科ですが実が割れて白髪が飛ぶのでしょうか?興味深いです。
なおさん
長さん
この温室は暖房を控えめにしているのですが、それでも寒い屋外から入ったら、ダウンジャケットは着ていられませんでした。
マンデビラ ‘サンパラソルビューティ’を育てた経験がおありですか。やはり、冬越しは難しそうですね。
イランイランノキ、終盤で2輪しか着いていませんでした。
長さん
それなりに植物の種類が増えてきましたが、私としては園芸種を展示するのは如何なものが、と思っているんです。
蝋燭かと思った・・・考えられますね。2歳の誕生日ケーキに蝋燭を立てたのかな?
グロキシニア・ペレニス、筒花の内側にジギタリスに似た斑があります。葉ではなく、萼片が残っています。
イランイランノキの花はよい香りがします。今回は高いところだったので、匂いは分りませんが・・・。
ご近所でオオバナソケイがまだ咲いていますか。
eko
バンダ・ラメラタが咲いていますね。実物を見たことはありません。
マンデビラ ‘サンパラソルビューティ’は優しい良い花色ですね。
2歳くらいの女の子、フーフーして蝋燭と思ったのかしら。可愛らしいですね。
イランイランノキは初めて見せて頂いた時から印象に残っています。高級香水、どんな香りなんでしょう。
マダガスカルジャスミンの白い花が綺麗です。
長さん
バンダ属というと、青紫の網目模様の鼻を連想しますよね。でも、こんな花が咲く品種も何種類かあります。
プラティケリウム・コロナリウムはビカクシダ属ですからコウモリランと同属です。
マダカスカルジャスミンの実は、マンゴーに似ていますので、ガガイモのような綿毛は出てこないようですよ。
長さん
この女の子、私の存在には全く気付かず、フーフーするのに一生懸命でしたよ。母親は傍でにこにこしていました。私は顔で怪しまれたことはないです(笑)。
長さん
この温室は2012年の快感ですが、10年経ったので、植物の数も多くなってきました。只、思ったほど大きくはいので、限界を感じます。
バンダ・ラメラタは比較的ポピュラーな品種で、ラン展では良く見かけます。あの、網目模様のバンダの方が有名ですが・・・。
マンデビラ ‘サンパラソルビューティ、白っぽい花色が特徴ですね。
女の子フーフー、やはり蝋燭を吹き消しているように見えましたか?
イランイランノキの花は甘い香りで、人によっては官能的と表現するそうです。
イッシー
私はそこまでしたことがありませんが、素晴らしいことです。
はなしょうがって有益なんですね~。
アフェランドラ・アウランティアカって舌をかんじゃうような名前の花も奇麗ですね。
yoppy702
バンダの仲間って日本でもあったんや…
マンデビラ ‘サンパラソルビューティ’の正面顔を見ると、キョウチクトウ科というのが良く解ります。
これ、綺麗ですね。
「フーフーする女の子」、メッチャ可愛いいです。(^^)
女の子自体可愛いいけど、この仕草にはメロメロになってしまいます。(^^)
イランイランノキって常緑高木やから、花も高い所で咲いてるんですね。
面白い姿をしてますね。
でも、「花の中の花」なんですね。
すーちん
セントポーリアがこの頃
又人気なんですねー
何十年前でしたか^^
長さん
この女の子、肌が白いのでハーフかもしれませんね。正面から撮ると肖像権の問題が出るかも知れませんが、この角度なら問題ないでしょう。
アフェランドラ・アウランティアカ、学名通りですが、オーランティアカと読んだ方が発音しやすいでしょう。
長さん
日本にもラン科の植物が色々自生していて、300種くらいになるそうです。
原種のマンデビラは、花色が赤・白・ピンクですが、 ‘サンパラソルビューティ’はちょっと微妙な色ですね。
女の子、「とても可愛いから1枚撮らせて下さい」とお願いしましたが、即、OKでした。
イランイランノキの花、とてもよい香りがするのですが、鼻が届きません。現地では有用な植物ですから、「要らん要らん」なんて言ったら怒られますね(笑)。
長さん
セントポーリアが人気だったのは、もう4,50年も前だそうです。室温なら、花が年中咲いている状態だそうですから、まだ愛好家は多いそうですが・・・。
コスモス
この女の子可愛いですね。ちょっと外国人にも見えますが。
セントポーリアは昔職場で育てている人がいて、懐かしい名前です。イワタバコ科ですか。
アフェランドラ・アウランティアカの花は鮮やかですね。
人気なんですか。
長さん
冬でも歩きまわると色々見つかるものですが、流行り寒いですからね。その点、温室はありがたいです。
この女の子、多分、日本人の母親と白人の父親のハーフだと思います。
セントポーリア。小振りだし、屋内なら一年中咲かせることが出来るので、扱いやすいでしょう。
このアフェランドラは赤い花が咲く品種ですが、同属は葉脈が白い大きな葉を持っているものが多いので、観葉植物として人気なんですって。