今回は、茨城県菊花連盟による品評会への出展作品の続きと、懸崖や花手水をご紹介します。
大 菊
花の直径が18cm以上のもので、花弁の状態や咲き方によって、厚物、厚走り、
大掴み、太抱え、太管、間管、細管、針管、一文字、美濃菊にわけられる

「国華金山」
福助、厚物 優等一席・最優等

「国華越山、国華荘厳、国華晴舞台、国華麝香、国華強大」
福助組、厚物 優等一席・最優等

「国華金山」
ダルマ、厚物 優等一席・最優等

三本仕立て
盆養とも言い、大菊の最も基本的な仕立て方。審査対象外?


ということで、品評会への出展作品は大変少なかったです
「菊の五重の塔」

ここから、細い道路を1本隔てて、笠間稲荷美術館の敷地に入ります

門前の左右に置かれた、紅白の懸崖作り


可愛い花手水があちこちに。金魚が泳いでいます




家族揃って七五三のお参りに来た女の子
嘉辰殿で開催中の図画コンクールで、自分の作品を見に来たようだ

笠間小学校6年生の作品(一本仕立て、三本仕立て)

こちらは、ベテランの 盆養 組(縦一列で一組)

帆掛け舟
二色の菊を二枚の帆に見立てた作品

2023年11月18日撮影。花の直径が18cm以上のもので、花弁の状態や咲き方によって、厚物、厚走り、
大掴み、太抱え、太管、間管、細管、針管、一文字、美濃菊にわけられる
「国華金山」
福助、厚物 優等一席・最優等
「国華越山、国華荘厳、国華晴舞台、国華麝香、国華強大」
福助組、厚物 優等一席・最優等
「国華金山」
ダルマ、厚物 優等一席・最優等
三本仕立て
盆養とも言い、大菊の最も基本的な仕立て方。審査対象外?
ということで、品評会への出展作品は大変少なかったです
「菊の五重の塔」
ここから、細い道路を1本隔てて、笠間稲荷美術館の敷地に入ります
門前の左右に置かれた、紅白の懸崖作り
可愛い花手水があちこちに。金魚が泳いでいます
家族揃って七五三のお参りに来た女の子
嘉辰殿で開催中の図画コンクールで、自分の作品を見に来たようだ
笠間小学校6年生の作品(一本仕立て、三本仕立て)
こちらは、ベテランの 盆養 組(縦一列で一組)
帆掛け舟
二色の菊を二枚の帆に見立てた作品
次回は、総合花壇(特作花壇)などを紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
菊の品評会ってあんまり興味ないんです。
みんな同じに見えちゃって。
もこ
どの花も見応えがありますね
小学生が育てた菊も展示してあったのですね
素晴らしいです
river
懸崖は前垂れ懸崖ですがジグザクの静岡懸崖は無かったですか?
小学生が菊づくりに挑戦しているのは後継者が出来て将来楽しみです。
盆養組物は形が揃うのはもちろんですが色の組合わせも重要です。
しなのき
丸く仕立てる、しかも花弁の枚数もしっかりしてますね。
懸崖も素晴らしいです。
秋になるとやっぱり菊は見応えありますね。
小学生が1本だて、3本だてに挑戦するって将来楽しみですね。
nobara
ここまでそだてるのにご苦労があるんでしょうね。
一文字など自力で咲けませんもんね~~~
懸崖作りが好きです。豪華です。
花手水、寒天寄せのお菓子みたいです。
金魚まで泳いで、見せる工夫されてます。
小学生も笠間ならではの作品なんでしょうね。
なおさん
いにしえから菊と水というとお酒にまつわるハナシとなりますね。花手水で金魚を泳がせるというのもあるのですねえ。
長さん
花手水、白い小石を敷いたり、赤い金魚を泳がせたりと、これだけでも召せ場を作っていますね。
菊の品評会、私も、どれも同じに見えます(笑)。
長さん
菊の優劣は素人には分りませんが、綺麗に見えればそれだけで良いですよね。
小学生、小さな鉢植えだけかと思ったら、大人顔負けの大菊を育てていて、感心しました。
長さん
展示期間が長いので、早めに咲き終わったというか、萎れ始めた鉢植えが撤去されたのかもしれません。所々に鉢が置いてあった痕が見えました。
背丈の小さい仕立て方なら、ベランダでも作れますよね。
何カ所か見に行った菊花展の中で、静岡懸崖を見たのは日比谷公園の菊花展で一回だけです。
笠間小学校の生徒の中から、将来、神社の農園部に加わる人が出てくるかも知れませんよ。
盆養の組というのは初めて見ました。
長さん
厚物の花弁の付き方はどうなっているのか見てみたいものです。盛り上がるように咲く品種の中から選別改良したんですかねー。
笠間小学校は、菊作り学校として取組んでいるのかもしれません。将来、菊まつりの当事者になってくれる子供が出てくると良いですね。
長さん
今年は品評会への出展が、厚物で草丈が低いものg多かったです。やはり、大きくするより短く育てる方が扱いやすいし、現代にあっているのかもしれません。
一文字が品評会に出展されなかったのは初めてでした。
懸崖作りは見事ですが、これも非常に手がかかる作り方なのですね。
花手水が寒天寄せのお菓子に見えたとは面白い。白い小石に、赤い金魚が良いですね。
湯島天神の菊まつりにも小中学生が作った菊が展示されていますが、地元の伝統を学び、実践するのは良いことですね。
長さん
菊花展は100年以上の歴史があるようですが、その中で、色々決まり事を作っていったのでしょうね。洗剤はそれを受け継ぎつつも、菊人形などと言う新しい側面も出てきました。これからも少しずつ変わっていくと思いますよ。
今回、写真は撮りませんでしたが、小菊やスプレーギクなんかも展示されていましたよ。
eko
紅白の懸崖作りが見事ですね。懸崖菊は好きなんです。
花手水が綺麗ですね。金魚迄泳いで可愛いですね。
小学生の作品も展示されて、将来の後継者が育ちますね。
yoppy702
一輪で見ごたえがあるし、立派ですね。
大菊って、背が高いイメージがあったのですが、トップの画像って、背が低いですよね。
鉢に入ってるような感じなんですが、こんな状態で育てられるんですか?
まさか、展示前にカットして挿してるって事は無いですよね。(^^ゞ
紅白の懸崖作り、素晴らしいです。
これだけ大きい作品って大変ですね。
小6の作品、見事です。
この小学校の園芸部というより、菊作りに特化した部なんかなぁ…
ベテラン…やっぱ、ベテランさんだけありますね。(^^ゞ
すーちん
小学校でも
菊栽培が行われているとは
流石ですね^^
ジュン
丁寧な作品見事です
花手水がいいですね
一本の切り花の菊を植えましたら
沢山のお花が付きました
ひと花にするには蕾の剪定が必要だと知りました
長さん
大きな花が咲く菊は茎も長く伸びるはずです。それをこんなに低い位置で咲かせるのは、矮化剤を使っているのでしょう。懸崖作りは、逆に、沢山分枝させて、長く伸ばさなければならないので、これも大変です。
金魚が泳ぐ花手水、アイディアですね。
笠間の小学生、将来、ここの菊作りに携わってくれると良いですね。
長さん
大菊は矮化剤を使って茎を伸ばさない作り方もあるようです。これなら場所を取りませんし、早く咲きますから、現代向きですかね。
笠間小学校の生徒の作品は沿道にも並んでいましたから、部活と言うより、学校ぐるみで菊作りをしているのではないかと思いました。
長さん
ちょっと調べて見たら、菊まつり100周年を記念して、笠間市の小・中・高校が菊作りに挑戦したそうです。16年前ですね。笠間小学校では、それ以来、4年生以上が菊の栽培を行い、6年生は経験を生かして大菊の3本仕立てに挑戦しているそうです。
長さん
花手水、赤い金魚が泳いでいて、可愛いですね。思わず、全部撮っちゃいました。
菊は多花性ですから、茎の頂点にひとつの花を咲かせるには脇芽を全て剪定しなければなりませんね。