笠間の菊まつりとは
笠間の菊まつりは日本で最も古い菊の祭典で、明治41(1908)年に始まりました。笠間稲荷神社をメイン会場に、立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、古典菊、盆栽菊など、多種多様で色鮮やかな菊の花をお楽しみいただけます。今や茨城県の秋を代表する催事である笠間の菊まつりは、一世紀にわたる歴史と功績を顕彰するとともに、市民が参加して創り上げる一大催事に発展拡大させながら、永続的な菊まつりを実施していくことを目標としています。会期中には、菊花品評会や流鏑馬(やぶさめ)など、様々な催しが開かれます。(以上、笠間観光協会公式ホームページより)
数字はフォトスポットなどで、1:大鳥居、 2:アンブレラスカイ、3:菊花手水舎、4:絵馬殿和傘アート、5:社務所、6:神社ご本殿(国の重要文化財)、7:図画コンクール、8:笠間稲荷美術館、9:瑞鳳閣
境内近くでは、笠間小学校の生徒が育てた菊がムードを盛り上げてくれます
境内の南西角には「胡桃下稲荷神社」と書かれた石柱が立っています
笠間稲荷神社の別名で、昔、クルミの密林の中に稲荷神社があったためです
大鳥居(高さ約10m、幅約8m)
大鳥居の右手は、菊の鉢が沢山置かれた 記念撮影コーナー
参道の上は、和傘が20数本並ぶ、「アンブレラスカイ」
正面は 楼門 です
懸崖作りの奥に、菊花手水舎があるのですが、撮り忘れ
(前回の写真はこちら)
楼門の左手前にある絵馬殿には 和傘アート が並んでいました
絵馬殿の右手では 猿まわし が行われていました
演技中は撮影禁止らしいので、猿使いのお話し中に撮らせてもらいました
お猿さんは、自分の出番ではないので、リラックスしています
楼門前の 菊まつりの花文字
デザインは同じようだが、今回は狐のキャラクターがあしらわれていた
楼門の右手前に 菊人形 のひとつが展示されていましが、今回は
五ヵ所に分散した展示だったので、後日、纏めて紹介する予定です
楼門を潜ると、正面は拝殿ですが、手前には様々な仕立ての菊が並びます
快晴でコントラストが強すぎだったので、帰り際にもう1枚
これらの菊は笠間稲荷神社農園部の皆さんが育てたものだそうです
上の写真の右手には「美野里盆栽会」の皆さんによる
菊盆栽が25点ほど展示されていました。いずれも見事なものです
次回は、仕立て方別の品評会への出展作品などを紹介します。
2023年11月18日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
ミキ
笠間には何度も出かけました。
瀬戸物市や絵を観にと友人を案内してでかけました。
菊祭りは素晴らしいですね。
菊人形を見るのも楽しみでした。
キクの盆栽も凄いですね。
とても懐かしく見せていただきました。(^^♪
なおさん
此処の菊祭りは有名ですから、いろいろ盛り上がるのでしょうねえ。
長さん
水戸から笠間なら近いですね。我が家も笠間や益子に陶器を見に行ったことがあります。
笠間の菊まつり、コロナに負けず、毎年開催されてきたようですが、個人の出展が少なくなっていました。
長さん
北関東自動車道の友部ICを降りると、窯元があちこちに点在しています。以前は、益子焼も見に行きましたが、やはり手作りは高いです。
笠間は地域ぐるみで菊まつりを盛り上げていて、小学生の咲かせた菊も多数展示されていましたよ。
グランドマザー
笠間の菊祭り その1を見せていただきまして
散歩させていただきました
ずいぶん前になりますが ツアーで行きましたが
大きく華やかになってる様子ですね小学生も参加?してるんですね、この次も楽しみです
長さん
以前にツアーでここの菊まつりをご覧になりましたか。
従来通りの規模で開催されたようですが、品評会への出品作品が減少していたのが気になりました。
その代わりでもないでしょうが、小学生の咲かせた鉢植えが沢山並んでいましたよ。
オグリ君
遠くもなく、行く行程も難しくはないのですが・・歳とともに”怖さ”がめぐり、遠出へは出渋りの毎日です。今年は”長さんBlog”をじっくりと見させていただき我慢します。よろしくね!Byオグリ
bunko
river
笠間神社は昔、1度だけお参りしたことがあります。
明日からも楽しみです。
nobara
おいしそうな名前ですね。クルミ大好き!
上田の前山寺のクルミおはぎが大好きです。
笠間小学校の生徒さんのもいいですね。
アンブレラスカイ、素敵ですね。和傘は珍しいです。
菊花展示会では猿回しがいますよね。大宰府でも見ました。
お稲荷さんだから、キツネなんですね。カワイイ💛
懸崖造りは見事ですよね。
菊の盆栽も木のようですね。
信徳
笠間神社の菊展は二度ほど見に行った事が有ります。
以前は小学生の菊展、アンブレラスカイなどの飾り物は有りませんでした。神社も立派ですし菊展も立派ですね。今年は何時も行っているながめ公園の菊展も見に行っていません。
イッシー
一枚目の展示もモダンな感じがします。
盆栽的なのは個性があっていいですね。
長さん
7,000を目指して、頑張っておられますね。
笠間は高速を使えば1時間半で行けますからね。それに、我が家は妻も運転するので、疲れたら交代すれば良いのです。でも、最近、私は助手席で寝ていることが多いですが(笑)。
長さん
妻の希望で3年ぶりに見に行きました。その当時はみなかった小学生の菊がずらりと並んでいて、驚きました。これを見るとl市民のお祭りというのが実感できます。
出かけるのは1週間に一度くらいなのですが、記事が稼げるところに行くようにしています。
長さん
3年前に比べると、個人の出展は減ったものの、華やかさでは劣っていないように感じました。また、市全体のお祭りという感じも出ていましたよ。
長さん
昔、ここにクルミの密林があったそうなので、近くの住人は食べ放題だったのでしょうね。
3年前には小学生の菊は殆ど見なかったのですが、今回は沢山並んでいました。盆養(3本仕立て)に挑戦した子もいました。
和傘の演出、最近、流行りみたいですよ。
菊の花文字に狐が添えられたのも初めて見ました。
菊を1年でこんな風に盆栽仕立てにするのは難しいでしょうね。
長さん
ここの菊まつり、2回、いらっしゃいましたか。当時と比べたら、市民ぐるみの度合いや今風の要素を取り入れているというのがお分かりになるでしょうね。
拝殿の背後にある本殿の彫刻も素晴らしいのですが、工事中の幕で囲われていました。
長さん
今回の菊まつりは3年前と比べると市民ぐるみという感じが強かったです。
キクはほおって置けばどんどん伸びますから、この様な盆栽仕立てにするのは難しいでしょうね。
eko
和傘の「アンブレラスカイ」や「和傘アート」が菊まつりを盛り上げて素敵ですね。
キクの盆栽など見事なものですね。
笠間の菊まつり、楽しませて頂きます。
yoppy702
日本で最古の祭典であっても、これだけの規模で続けているなんてスゴイ事ですね。
内容を見る迄は、良くある菊花展と思ってましたが、これを見るとビックリです。
正に、「まつり」ですね。
案内図を見てもイマイチやったんですが、このレポを見て驚きました。(^^ゞ
笠間小学校の生徒さん達が育てた菊、、、単なる小学校の園芸部の作品じゃないですね。
というか、最近、スーパー小学生がいらっしゃるから、小学生の技術はスゴイですね。
やっぱり、菊の町って感じを受けました。
笠間稲荷神社様に農園部があるのにも驚きです。
一番の興味は、菊盆栽。
素晴らしい作品の数々ですね。
すーちん
盆栽仕立ての菊が
多いですねー
昔は庭先に
懸崖よく見られたんですが
長さん
伝統ある菊まつりです。境内をフルに使って、規模も大きいです。
3年前にはなかった小学生の作品が、市民ぐるみお祭りという雰囲気を感じさせてくれました。
和傘アートは最近の流行りを取り入れたのでしょうね。
長さん
開催回数から判断すると、コロナ期間中も継続して開催されてきたようです。3年前には見られなかった小学生の作品もあちこちに沢山並んで、市民ぐるみのお祭りという雰囲気が感じられました。
稲荷神社に農園部があるなんて、ここだけじゃないでしょうか。
菊盆栽、仕立てるのが大変そうです。
長さん
菊を盆山として育てるのはかなり大変そうです。
懸崖は、栄養生長期間中に繰り返し摘心と施肥を行って側枝をたくさん増やす必要があるので、大変手がかかるそうです。
yasuhiko
ずい分面白いアイディアだなと思いました。
笠間の菊まつりはなかなかユニークですね。
それにしても、高齢化社会の影響が
菊花展に及んでるとは…。菊を育てる方たちも
後継者不足に悩んでるんですね。
長さん
伝統ある菊まつりに和傘が登場したのは初めてじゃなきかと思いますが、和傘を使ったイベントは各地で増えているらしいです。
菊のHン票会に出展する人が減っているのは高齢化が要員のひとつと考えられます。菊作りは結構時間が掛かるので、後継者が少なくなっているようです。でも、この神社では農園部とい組織があるとのことで、様々な作品が展示されていました。
コスモス
地元の小学校でも菊を育てているとは、町を挙げてのイベントなんですね。
最近は和傘が飾られる所が多いですね。
猿まわし、演技中は撮影禁止ですか。
リラックスしている時もいいものですね。
長さん
116回も計測開催されている菊まつりは、多分、ここだけだと思います。今年は小学生たちの鉢植えも多く、街ぐるみ漢が良く出ていました。
最近、和傘アートが流行っているようで、夜間照明を行っているところもあるとか。
お猿さん、シャッター音が気になるのかともいましたが、演技を盗まれては困るという事ではないのかな。