今回は、2日目の午後に訪れた「とちぎ花センター」の「とちはなちゃんドーム」(鑑賞大温室)で見た植物の最終回です。面白い植物や珍しい植物の色々紹介します。
バオバブ
パンヤ科バオバブ属の落葉高木。原産はアフリカのサバンナ地帯
樹高30m、直径約10m、樹齢は1000年にもなる(5000年とも)
「星の王子様」にも出てくる、上下を逆にしたような大きな樹木
水分を多く含む樹木で、実にも水分が多く、栄養豊富な食料になる

葉は、掌状複葉。小葉は5~7枚、長卵形、先は尖る

スノーフレークプラント
ウコギ科トレベシア属の常緑小高木。原産はインドシナ半島、中国南西部など
雪の結晶に似た葉を持つ植物。葉は皮のような固さと光沢があり、
樹皮には棘がある。かつて人気の観葉植物。学名はトレベシア・パルマータ


フィロデンドロン・セローム
サトイモ科フィロデンドロン属の多年草。ブラジル原産
和名はヒトデカズラ(海星葛)。葉の長さは1m、幅90cmにもなる
葉の形が面白いので、観葉植物として利用されている
こんな花が咲くそうです(下賀茂植物園のFacebookが開きます)


ミクロソリウム・ムシフォリウム
ウラボシ科ミクロソリウム属の常緑多年草(地生シダ)
原産は東南アジア~オセアニア。葉の凹凸模様がワニ皮に似ているた
め、別名:クロコダイル・ファーンと呼ばれ、観葉植物になっている
葉の長さは50~100cm、幅は8~14cm


セレウス・ペルビアナス・スピラリス
サボテン科セレウス属の多肉植物。原産はブラジル南部、ペルー東部、
アルゼンチン。成長点から下が、螺旋を描きながら2m位まで伸びる
春から秋の夜に、クリーム色の大きな花を咲かせるという

アンスリウム
サトイモ科アンスリウム属の多年草。コロンビア~エクアドル原産
和名はオオベニウチワ(大紅団扇)、別名:アンスリューム
これは珍しくないですが・・・


月下美人の焼酎漬け


ウェルウィッチア・ミラビリス
ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属(一科一属)の多年草
原産はナミブ砂漠。雌雄異株。和名はサバクオモト(砂漠万年青)
別名:キソウテンガイ(奇想天外)。こんな花が咲く(雄花)

世界最大の花「ファルレシア」や、巨大な葉の「オオオニバス」と並んで、世界三大珍植物と言われる。パンヤ科バオバブ属の落葉高木。原産はアフリカのサバンナ地帯
樹高30m、直径約10m、樹齢は1000年にもなる(5000年とも)
「星の王子様」にも出てくる、上下を逆にしたような大きな樹木
水分を多く含む樹木で、実にも水分が多く、栄養豊富な食料になる
葉は、掌状複葉。小葉は5~7枚、長卵形、先は尖る
スノーフレークプラント
ウコギ科トレベシア属の常緑小高木。原産はインドシナ半島、中国南西部など
雪の結晶に似た葉を持つ植物。葉は皮のような固さと光沢があり、
樹皮には棘がある。かつて人気の観葉植物。学名はトレベシア・パルマータ
フィロデンドロン・セローム
サトイモ科フィロデンドロン属の多年草。ブラジル原産
和名はヒトデカズラ(海星葛)。葉の長さは1m、幅90cmにもなる
葉の形が面白いので、観葉植物として利用されている
こんな花が咲くそうです(下賀茂植物園のFacebookが開きます)
ミクロソリウム・ムシフォリウム
ウラボシ科ミクロソリウム属の常緑多年草(地生シダ)
原産は東南アジア~オセアニア。葉の凹凸模様がワニ皮に似ているた
め、別名:クロコダイル・ファーンと呼ばれ、観葉植物になっている
葉の長さは50~100cm、幅は8~14cm
セレウス・ペルビアナス・スピラリス
サボテン科セレウス属の多肉植物。原産はブラジル南部、ペルー東部、
アルゼンチン。成長点から下が、螺旋を描きながら2m位まで伸びる
春から秋の夜に、クリーム色の大きな花を咲かせるという
アンスリウム
サトイモ科アンスリウム属の多年草。コロンビア~エクアドル原産
和名はオオベニウチワ(大紅団扇)、別名:アンスリューム
これは珍しくないですが・・・
月下美人の焼酎漬け
ウェルウィッチア・ミラビリス
ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属(一科一属)の多年草
原産はナミブ砂漠。雌雄異株。和名はサバクオモト(砂漠万年青)
別名:キソウテンガイ(奇想天外)。こんな花が咲く(雄花)
2枚の葉だけで生涯を過ごし、高さは45cm以上にもなる。生長点は葉の付け根にあり、葉先には栄養が行き届かず、途中から枯れてしまう。でも、枯れた部分を切ると生長点が刺激を受け、生育に支障が出る。発芽後10年以上たってから開花することがあるが、毎年咲くとは限らない(気の向いたときに開花するらしい)。砂漠生まれなのに、多湿を好む。かなりの長寿で、600年~推定2000年のものもあるという。
1億年前には世界各地に先祖が生えていたことが化石で分っているというから、まさに生きた化石ですね。
タビビトノキ(旅人の木)の種子
ゴクラクチョウカ科タビビトノキ属の常緑高木。マダガスカル島原産
ゴクラクチョウカの近縁種。別名:扇芭蕉、旅人木(りょじんぼく)
花は小さくて目立たないが、種は大きく青いので、青の宝石と言われる
(23年秋の温泉一泊旅_Part2シリーズ終了)
10回に亘りお付き合いいただき、ありがとうございました。
この記事へのコメント
イッシー
月下美人は食べられるんですか!食べてみたい気もします。
青い種はどこかで見た記憶があるんだけど、あれ
ここだったかな。。
もこ
信徳
タイワン、シンガポール、タイでは当たり前のように見ていた熱帯植物も今はもう懐かしい植物、最もここの温室は珍しいものばかりで初見が多いです。
river
バオバブは映像ではよく見ますが実物を見たことがありません。
奇想天外やタビビトノキは見たことがありますが花は見たことがありません。
スノーフレークプラントはまさに雪の結晶のような葉です。
nobara
螺旋を描くように伸びていますね~
世の中には凄い植物があるものです。
アンスリウム、苞でしたっけ?赤い部分は。
経過でこんな風な変化もあるんですね。
月下美人の花のサラダや酢の物、美人になりそう(^o^)丿
キソウテンガイ、再生したモノですか?
これから大きくなっていくんでしょうね。
タビビトノキの種、凄いですね。神秘的?ですね~
なおさん
タビビトノキの種子は、こんなに鮮やかなブルーになるのですね。見たことがないので知りませんでした。
長さん
一棟建の温室としては国内最大なので、天井は高いですよ。
月下美人の花弁が食べられるなんて、初めて知りました。
私の知る限り、青い種の植物はこれだけなので、イッシーさんもここでご覧になったと思いますよ。
長さん
初めてご覧になる植物が多かったですか?
温室展示は定番ものと珍しいものの両方があるのが良いですね。
長さん
ぐんまフラワーパーク、再開まであと1年半ですか、長いですね。
その間、隣の栃木県に足を伸ばしては如何ですか。ここと、井頭公園がお勧めですよ。
長さん
ここは2年半ぶりの訪問ですが、今回は花が少なかったので、珍しい植物に注目してみました。バオバブも花が咲いていなかったので、見過ごしていたんです。
キソウテンガイの花は気まぐれですから、見る機会は少ないですよ。
スノーフレークプラントは葉軸が伸びる付け根にも葉のようなものがあるので、雪の結晶のように見えるのですね。
長さん
セレウス・ペルビアナス・スピラリス、捻れたサボテンと言っても良いでしょうね。こんな植物、他にはないと思います。
アンスリウムの1枚目は赤い仏炎苞から肉穂花序が伸びている写真です。2枚目は、葉が赤くなっているのですが、こから仏炎苞に変化していく過程ではないかと思います。
月下美人の花弁は食べられるのですね。
キソウテンガイはこの状態から何百年もかけて大きくなっていきます。
青い種なんてタビビトノキ以外には無いでしょうね。
長さん
バオバブの木、京都府立植物園二もありましたか。日本では観葉植物として鉢植えが売られているので、急激に大きくなるのではという心配はなさそうです。
タビビトノキの種は神秘的と形容しても良いような真っ青で、毛が生えています。今、思い出しましたが、ここ以外に、板橋区立熱帯環境植物園でも見たことがあります。
eko
珍しい葉の植物がありますね。雪の結晶のような葉、わに革のような模様の葉など面白いです。螺旋を描きながら2m位まで伸びるセレウス・ペルビアナス・スピラリスは面白い形状をしていますね。
月下美人の花は食べれるんですね。食べたら美人になれるかしら(笑)
ウェルウィッチア・ミラビリスは不思議な植物ですね。
タビビトノキの種子は青の宝石、綺麗な色ですね。
yoppy702
有名なバオバブ、ここのもデカイですね。
えっ?バオバブの樹齢って、5000年とも言われてるんですか。
今の長生きの木(何かを忘れましたが)で、5000年弱やったような記憶がありますので、遥か未来には、バオバブが世界一の長寿の木になってるかもしれませんね。(^^)
ミクロソリウム・ムシフォリウム、クロコダイル・ファーンって別名の通り、ホンマ、ワニ皮ですね。
セレウス・ペルビアナス・スピラリスの姿にピックリしましたけど、その下のアンスリウムの二枚目…
こんなのが出来るなんて面白いなぁ…
エッ!ゲッカビジンの焼酎漬け!\(◎o◎)/
これにはビックリですけど、食べれるのにもビックリ。(^^ゞ
長さん
この温室は、一棟建てとしては日本最大と言うだけに、屋根の高さもあり、バオバブも余裕です。
バオバブの花どこにでもありそうな形ですが、面白い葉の植物がありますよね。
らせん状のサボテンは珍しいです。
月下美人の花は食用になるそうですが、美人になれるかどうか、結果は保証しません(笑)。
キソウテンガイやタビビトノキの種、珍しいですね。
長さん
バオバブの木は長寿だそうですが、スウェーデンにあるドイツトウヒは樹齢9,550年と推定されているそうですよ。記事の下から2番目のキソウテンガイも2000年生きるものもあるそうです。
クロコダイル・ファーン、つくば植物園出も見たので、今年2回目です。
月下美人は夜咲いて、朝には萎んでしまうので、焼酎漬け展示もアイディアですね。生の花弁も食べられるそうですよ。