今回は、2日目の午後に訪れた「とちぎ花センター」の「とちはなちゃんドーム」(鑑賞大温室)見た花などの続きです。
ディコリサンドラ・ティルシフロラ
ツユクサ科ディコリサンドラ属の常緑多年草。原産はブラジル、ペルー
和名はオオタチカラクサ(大立唐草)、コダチムラサキツユクサ
葉がショウガに似ているので、英名はブルージンジャーという
プルメリア・プディカ
キョウチクトウ科プルメリア属の常緑低木。原産はパナマ~コロンビア。
上の方で咲いていたので、花の形がよく分りませんが、こんな花です
原種系のプルメリアで、葉の先端がスペード状に膨らんでいるのが特徴
アシスタシア・イントルサ
キツネノマゴ科アシズタシア属の常緑低木。原産はマレーシア半島~インド~
アフリカ。花期は7~11月。花径は2~3cmで、漏斗状、先端が5裂する
ディアネラ・タスマニカ ‘バリエガタ’
ユリ科キキョウラン属の常緑多年草。オーストラリア原産
基本種の花は青紫だが、これは、白い花が咲く園芸種
ウナヅキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)
アオイ科フヨウ属の常緑低木。原産は熱帯アメリカ
つぼみは上向きだが、開花するときは下向きになるのが名の由来
別名:マルバビスカス、タイリンヒメフヨウ。温室展示の定番
ヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花)
ノウゼンカズラ科ヒメノウゼンカズラ属の半つる性常緑低木
南アフリカ原産。別名:テコマリア。花径は3.5cm程度
カリアンドラ・ハエマトケファラ(赤花)
マメ科ベニゴウカン属の常緑低木。原産は南北アメリカなど
和名はオオベニゴウカン(大紅合歓)。花径8~10cm。白花もある
ヘリコニア・アウランティアカ
バショウ科ヘリコニア属の常緑多年草。原産は西インド諸島や南アメリカ
小型のヘリコニアで、和名はキバナヒメゴクラクチョウカ(黄花姫極楽鳥花)
橙色の苞のなかに、黄色の花が咲く。時間が経つと、苞は緑色へと変化する
グロッパ・ウィニティ
ショウガ科グロッパ属の多年草。タイ原産。別名:シャムの舞姫。赤紫の
苞の中から長い花柄が伸び、黄色い花が咲く(こちら)が、咲き終わっていた
シュロガヤツリ(棕櫚蚊帳吊)
カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草。マダガスカル島原産
観葉植物として持ち込まれ、本州南部以南で帰化状態にある
カミガヤツリ(パピルス)に似ている。これから、こんな花が咲きます
エクメア・アクレイガ 初見です
パイナップル科エクメア属の常緑多年草(着性種)。原産はブラジル、
コスタリカなどの熱帯雨林。高さは3mにもなり、同属の中では最大級。
橙色の苞の中から伸びた黄色い部分が花らしい
次回も、とちはなちゃんドーム(鑑賞大温室)で見た花などの続きを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
10数年前メンバーと三毳山にカタクリ撮りに行って来ましたがその時にはまだ花センターは有ったかどうか知りませんでした。
10年の間に随分様変わりしていますね。
長さん
ここにこんなにバラが咲いていたとはビックリです。バラバラじゃなく、まとまって咲いていました(笑)。
とちぎ花センターは平成4(1992)年10月にオープンですからもう30年になります。
なおさん
ウナヅキヒメフヨウやらオオベニゴウカン、ヘリコニアなど温室ではおなじみのものが見られるとほっとしますよね。
イッシー
ここの温室は大きいですよね。
種類も豊富なので見ごたえありますね。
もこ
とちはなちゃんドームのお花どれも珍しく
覚えにくい名前ですね。
昨日の青いバラ綺麗で気に入りました。
river
eko
ディコリサンドラ・ティルシフロラも花色は素敵です。
プルメリア・プディカのスペードのような葉先が面白いですね。花はとても綺麗です。
ウナヅキヒメフヨウやカリアンドラ・ハエマトケファラはお馴染みの花、見られるとホッとします。
長さん
ディコリサンドラ・ティルシフロラ、実物はご覧になっていませんか。私は4ヵ所で、今回は5回目です。川口グリーンセンターの温室でも咲いていたのですが、今は温室がなくなってしまいましたね。
中は広いですから、温室展示の定番も、勿論ありました。
長さん
広くて、展示品種も多いですが、やはり11月ともなると、花は少なくなっていました。
長さん
プルメリア・プディカ、葉の先端だけが幅広になるという、珍しい植物です。他にも面白い葉の植物があったので、次回、紹介します。珍しい植物となると、和名がないもの多いですからね。
青いバラ、綺麗ですよね。
長さん
この温室は広いので、定番の展示以外にも、珍しいものが色々ありました。プルメリア・プディカの様な形の葉をもつ植物は他にはないでしょうね。次回も、面白い形の葉をもつ植物が出てきますよ。
長さん
ディコリサンドラ・ティルシフロラ、花弁は青と白がくっきりと分かれていて、中央に黄色いしべ他あるという。とても綺麗な花でしょう?
プルメリア・プディカの葉の形、他には類がないでしょう。
定番の植物画登場するとホッとしますか(笑)。
yoppy702
蕾が面白いですね。
最初は薄紫なのに、そこから濃紫が出て来て、そして開花。
見てたら楽しそうですね。(^^ゞ
プルメリア・プディカの葉っぱ面白い。
直立したらコブラみたいや。(^^ゞ
花は、「こんな花」をクリックしたら、予想より(?)綺麗な姿やった。
オオベニゴウカン、好きな花です。
白花も、咲くやこの花館にありますが、やっぱり、赤の方が好きです。
黄色のゴクラクチョウカは見た事無いです。
この仲間、面白いですね。
グロッパ・ウィニティの花にビックリ。
ショウガ科って特異ですね。
すーちん
この時期温室は
良いですねー^^
プルメリアですか
葉っぱ
が面白い形してますねー
長さん
ディコリサンドラ・ティルシフロラ、蕾の薄紫部分は萼で、その中から濃紫の花弁が3枚開きます。花弁の付け根が白いようです。
プルメリア・プディカの葉の形、他に例はないでしょう。
オオベニゴウカン、ここには白花種がないようです。
キバナヒメゴクラクチョウカと言う別名、ゴクラクチョウカとは別の科なので、紛らわしいです。
グロッパは花が咲き終わっていて、残念でした。
長さん
晩秋になって、屋外の花が少なくなると、温室はありがたいです。
プルメリア・プディカのは、面白い形ですよね。
コスモス
最近は私も雑用が増えて、なかなか撮りに行けません。
今頃の花が少ない時は温室がいいですね。
見慣れない花ばかりですが、
そんな中に大好きなウナヅキヒメフヨウがありました。
下を向いていても深紅の花が光りますね。
長さん
一週間に一ヵ所くらいにしたいのですが、一ヵ所で7日分の記事を作るのは大変なんですよ。今回の温泉旅行も、一泊2日で記事10回分ですからね。
温室は一ヵ所で沢山取材が出来ますからね。でも、秋から冬は花がが少ないのです。ウナヅキヒメフヨウも数輪しか咲いていませんでした。