今回はその4回目で、「愛のガゼボ」に向かって左側に植えられた「チャイナローズ」などを紹介します。
チャイナローズとは
中国の中部(貴州省、湖北省、四川省)を原産地とするバラ(ロサキネンシス)で、今日の四季咲き性のバラを誕生させるのに重要な品種。このバラと、西洋のガリカ、ダマスク、アルバローズとの交配により、品種改良が進められた。日本で古くから知られるコウシンバラは、平安時代に渡来したチャイナローズの一種です。
チャイナローズが植えられた一角(一部)
ダッチ・フォーク・チャイナ
Ch、アンティークタッチ・カップ咲き、微香(ダマスク)
ロサ・キネンシス・ミニマ(フェアリーローズ)
Ch、一重/八重・ロゼット咲き、小輪、中香。ミニバラの親として知られている
セティヘタラ(セラティペタラ)
Ch、カーネーション咲き、小輪、微香
ベルフィールド
Ch、
ル・ベジュブ
Ch、中輪、中香、1825年・仏・Laffay
フレグランス・チャイナ
Ch、
サイザウチン(賽昭君、サイザウチェン)
Ch、ロゼット咲き、中輪、強香
コードヴェル・ピンク
Ch、1828年・LiTley
ロサ・キネンシス・センパフローレンス
Ch、八重咲き、中輪、微香、1792年・英・G. Slater
ピンク・スペール
Pol、ロゼット咲き、小中輪、中香、1896年・米・D. & Conerd
Pol.はポリアンサ系統で、ロサムルティフローラ(ノイバラ)とロサキネンシスミニマの交配により生まれたバラを祖とし、様々な交配を行った系統
以下は、チャイナローズ以外のバラです
マイダス・タッチ
HT、剣弁高芯咲き、大輪、微香、1992年・米・J. E. Christensen
1994年 AARS受賞
シュワルツ・マドンナ
HT、半剣弁高芯咲き、中大輪、微香、1992年・独・コルデス
サン・ガッディス
HT、半剣弁高芯咲き、大輪、中香、1994年・米・J&P
シュワルツ・マドンナ
HT、半剣弁高芯咲き、中大輪、微香、1992年・独・コルデス
アシュリー
S、ロゼット咲き、大輪、微香、2014年・独・タンタウ
バルカロール
HT、半剣弁高芯咲き、大輪、微香、1989年・独・エバース
(つづく)
日比谷公園ガーデニングショーの記事と交互に投稿しています。
旅行中につき、コメント欄を閉じています。
お伺いしますが、コメントはご容赦願います。