京成バラ園にて_2023年秋(4) チャイナローズ 10品種 & 秋バラ 6品種

 10月25日、京成バラ園の秋バラを見に行ってきました。
 今回はその4回目で、「愛のガゼボ」に向かって左側に植えられた「チャイナローズ」などを紹介します。

チャイナローズとは
 中国の中部(貴州省、湖北省、四川省)を原産地とするバラ(ロサキネンシス)で、今日の四季咲き性のバラを誕生させるのに重要な品種。このバラと、西洋のガリカ、ダマスク、アルバローズとの交配により、品種改良が進められた。日本で古くから知られるコウシンバラは、平安時代に渡来したチャイナローズの一種です。


チャイナローズが植えられた一角(一部)
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ダッチ・フォーク・チャイナ
Ch、アンティークタッチ・カップ咲き、微香(ダマスク)
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ロサ・キネンシス・ミニマ(フェアリーローズ)
Ch、一重/八重・ロゼット咲き、小輪、中香。ミニバラの親として知られている
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セティヘタラ(セラティペタラ)
Ch、カーネーション咲き、小輪、微香
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ベルフィールド
Ch、
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ル・ベジュブ
Ch、中輪、中香、1825年・仏・Laffay
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フレグランス・チャイナ
Ch、
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サイザウチン(賽昭君、サイザウチェン)
Ch、ロゼット咲き、中輪、強香
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コードヴェル・ピンク
Ch、1828年・LiTley
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ロサ・キネンシス・センパフローレンス
Ch、八重咲き、中輪、微香、1792年・英・G. Slater
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ピンク・スペール
Pol、ロゼット咲き、小中輪、中香、1896年・米・D. & Conerd
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Pol.はポリアンサ系統で、ロサムルティフローラ(ノイバラ)とロサキネンシスミニマの交配により生まれたバラを祖とし、様々な交配を行った系統

以下は、チャイナローズ以外のバラです

マイダス・タッチ
HT、剣弁高芯咲き、大輪、微香、1992年・米・J. E. Christensen
1994年 AARS受賞
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シュワルツ・マドンナ
HT、半剣弁高芯咲き、中大輪、微香、1992年・独・コルデス
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サン・ガッディス
HT、半剣弁高芯咲き、大輪、中香、1994年・米・J&P
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シュワルツ・マドンナ
HT、半剣弁高芯咲き、中大輪、微香、1992年・独・コルデス
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アシュリー
S、ロゼット咲き、大輪、微香、2014年・独・タンタウ
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バルカロール
HT、半剣弁高芯咲き、大輪、微香、1989年・独・エバース
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 2023年10月25日撮影。

(つづく)

 日比谷公園ガーデニングショーの記事と交互に投稿しています。

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