今回は、箱根湿性花園の4回目で、本園で見た花などの続きと、仙石原湿原植生復元区で見た花を投稿します。
高層湿原の植物区から見た箱根外輪山(一番高く見えるのは丸岳)
ミゾソバ(溝蕎麦)
タデ科イヌタデ属の一年草。花期は8~10月
サクラタデ(桜蓼)
タデ科イヌタデ属の多年草。雌雄異株で、これは雄株。花期は8~10月
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。花期は8~9月
ホソバエゾリンドウの変種。切り花のリンドウは本種の園芸種が多い
コムラサキ(小紫)の実
クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木。実の径は3mmくらい
仙石原湿原の植物区から見た外輪山(中央は金時山)とススキ
上の写真の背後は仙石原湿原植生復元区になっています
下の写真は、仙石原湿原植生復元区からみた、仙石原ススキ草原
以下、仙石原湿原植生復元区で見た花です
ヤマラッキョウ(山辣韮)
ノハラアザミ(野原薊)
ユウガギク?
ミズヒキ(水引)
ウメバチソウ(梅鉢草)
ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草。花期は8~10月
サワギキョウ(沢桔梗)
マアザミ(真薊)
以下は、本園に戻ってから見た花です
サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。花期は8〜10月
玉咲きフジバカマ(玉咲き藤袴)
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。園芸品種
蕾の間は、玉のように集まっているのだそうだ
次回は、箱根湿性花園の特別企画「ジョウロウホトトギスと秋草展」でみた花などを投稿します。
(つづく)
25日、早朝から14時頃まで外出します。返信が遅れることがありますので、ご了承下さい。
この記事へのコメント
イッシー
実際には出会ったことが無いんですが。。
ミゾソバはよく見かけるんだけど。
river
玉咲きフジバカマは中国産のフジバカマですね。家にもあったのですが絶えてしまいました。フジバカマはなぞの多い花で1時はたくさんの種類を集めたことがあります。古く中国からの帰化植物とされていますが京都には本邦産のフジバカマがあり、2年ほど取り寄せたのですが挿し木苗で栽培に失敗しました。自生のフジバカマは渡良瀬遊水地に群生しています。
長さん
サクラタデの花は外側のピンクと内側の白という色合いなので、可愛いですね。前回は、全部白の、シロバナサクラタデも咲いていたのですが、今年は見当たりませんでした。
長さん
サクラタデ、前回訪れたときは白花も混在して咲いていたのですが、今回は白が見当たりませんでした。
玉咲きフジバカマは、以前、ここで開催された山野草展で出展されていたものではないかと思います。本物のフジバカマが入手困難なのは分りますが、海外産や園芸種は、本園には植えて欲しくないです。
信徳
湿地にはミゾソバ、サクラタデ、エゾリンドウ、サワギキョウなどが好んで咲きます。
ヤマラッキョウ、ウメバチソウなどが咲くと山野草は終盤になりますね。タマサキフジバカマは初見です。
長さん
今回の花は最期の2枚を除き、湿地帯で抱くものが中心になりました。箱根湿性花園も、あと1週間もすると、花は少なくなって、紅葉が始まるでしょう。
玉咲きフジバカマは、2年前の秋、ここの山野草展で見ました。それを本園に植えたのではないかと思いました。
なおさん
以前、京都府立植物園に行った際、鴨川や深泥池のほとりの群生が見事でしたし、近場では神代植物公園の水生植物園のツリフネソウと競うように咲くさまが見事でした。
サクラタデは地元・川越の山野草展でちいさなポット苗を100円で買って、大きい鉢に移したらあっという間に拡がりましたので、殖える力はそこそこ強いようですね。
長さん
ミゾソバやサクラタデは小さな花ですが、沢山咲いていました。色合いが良いですね。
京都府立植物園にいらっしゃいましたか。金婚記念旅行で行く予定だったのですが、新型コロナのお陰でおじゃんになりました。
神代植物公園の多様性センターではサクラタデのピンクと白が咲いているようですね。どちらも、繁殖力が強そうですよね。
eko
エゾリンドウも良い花色です。コムラサキの実も綺麗な色ですね。ススキが風に揺れて光り輝くと本当に綺麗ですね。自然の中に溶け込んでとても良い風景です。
まだ色々な花が見られましたね。玉咲きフジバカマの玉のように集まった蕾を見てみたいです。
ミキ
ウメバチソウがばっちりですね。素敵です。
目下こういう花をいかに撮るか、研究中です。
アケボノソウはまだ咲いていませんでしたか?
私の時はツボミでしたので、もしかしたら・・・
サラシナショウマがきれいです。(^^♪
yoppy702
こうして見ると、サクラタデは、やっぱ、桜っぽいですね。(^^ゞ
ススキ越しの金時山、イイですね。
一度だけですが、初日の出登山ツアーで登り、夜明け前から、雲一つない富士山を目の前に見てました。
その下の写真、仙石原ススキ草原が前回より大きくハッキリ見えてますので、再度、さすが、スゴイ!と思いました。
マアザミの姿、キセルアザミと同じなんですね。
あっ、、、チェックしたら別名がキセルアザミになってました。(^^ゞ
フジバカマに玉咲きなんてあるんですね。
「園芸品種で、蕾の間は、玉のように集まっている」…
覚えとこっと。(^^ゞ
Nori
ススキや池のある風景を見ると、故郷の五島、久賀島の風景とそっくりで子供の頃を思い出します
以前はよく植物を写していたのですが、最近は家に居ることが多くなりあまり写さなくなりました
長さんのページを見ていると、やはり草花や自然ていいなぁとしみじみと感じます
我が家の玄関前のフジバカマは毎年アサギマダラが来ていたのですが、2年前にうどんこ病にやられてから元気がなくなり、さらに今年もやられ、ついにアサギマダラも見かけなくなりました
今年は庭の野菜もうどん粉病、ベト病、しり腐れ病、その他虫たちとの戦いの夏でした
裏に生えたミズヒキを増やしていたら何倍にも増えすぎて今度は抜かなくちゃなりません (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
ノコンギクなど野の植物は強いです
懐かしい飛行機今度は触ってみたいです
長いことチェックしてなくて、コメントに気づかずにすみませんでした
ありがとうございました
すーちん
昔は
一寸した野道に
リンドウ咲いてたんですが
長さん
ミゾソバやサクラタデ、可愛い花は良いのですが、増えすぎるという難点他ありますね。そんな中で、エゾリンドが1輪だけ咲いていました。
ススキは秋の風物詩ですね。次回はススキの大草原を歩いた報告です。
玉咲きフジバカマ、2回目の出会いです。つぼみの様子も見てみたいですね。
長さん
ミゾソバやサクラタデ、蔓延っていましたよね。
ウメバチソウは仙石原湿原植生復元区で撮ったものです。花のアップを撮るときは、近づきすぎると失敗する確率が高いので、少しは慣れて撮ってトリミングすると良いですよ。
アケボノソウ、見つかりませんでした。ここでは9月の花なので、咲き終わっていたようです。
長さん
ミゾソバやサクラタデは蔓延っていましたよ。サクラタデは白花もありますが、やはりピンクがは行った方が良いですね。
金時山、登りましたか。仙石原からは富士山が見えないのが残念です。
仙石原ススキ草原は次々回の記事で報告します。
玉咲きフジバカマのつぼみを見てみたいものですが、本園には園芸種を植えて欲しくないです。
長さん
長崎から大村半島は旅行しましたが、五島列島は行く機会を失しましました。良いところですよね。
フジバカマ、江戸川近くの田園地帯にあるお宅に植えられていますが、丈夫そうな草です。うどんこ病にやられましたか。
確かに、ミズヒキも増えますね。
新型コロナで飛行機を使った旅行が出来なくなりましたが、来年辺りは乗ってみようと思います。
コメ返のこと、お気になさらずに。
長さん
リンドウが咲いていた道がありましたか。島倉千代子の「りんどう峠」を思い出しました。