今回は、公開温室2で見た花の続きで、その後、公開温室1へと続きます。今回も、初見の植物が色々ありました。
なお、展示場所により、逆光となるので、写真の色が悪いものがあります。
サンタンカ(山丹花)
アカネ科サンタンカ属の非耐寒性の常緑低木
原産は中国、インド、スリランカなど。花期は5~10月
こちらはイソクラ・シネンシス
これはイソクラの一種としたあったが、コッキネアでしょう
ヒゴロモコンロンカ(緋衣崑崙花)
アカネ科コンロンカ属の蔓性常緑低木。原産地はコンゴ、ザイールなど
花径は1~2cm。萼苞の長さは5cm。学名:ムッサエンダ・エリトロフィラ
ポインセチアに似た感じなので「サマーポインセチア」の愛称がある
花が終り、次の花のつぼみがあるようだ。こんな花が咲きます
↗ イチモンジセセリ
ベンガルボダイジュ(ベンガル菩提樹)の実 初見です
公開温室2から見た、公開温室1の様子です
公開温室1には、乾燥地の熱帯植物が集められています
ベニフデツツアナナス(紅筆筒アナナス) 初見です
パイナップル科ツツアナナス属の常緑多年草(着性植物)。南米原産
花茎には50個前後の花を総状につける。別名:オオヅツアナナス
シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)
パイナップル科サンゴアナナス属の多年草(着生植物)。熱帯アメリカ原産
別名:エクメア・ファスキアタ。 こちらはよく見かける
エクメア・カウダータ
パイナップル科エクメア属の常緑多年草(着性植物)。ブラジル南部原産
幅20~30cm程度の集散花序に小さな黄色い花を咲かせる
ハナギリソウ(花桐草) 初見です
イワタバコ科アキメデス属の多年草(球根)。メキシコ南部~
中央アメリカに分布。花期は6~9月。花径は5cm以上
通常、茎は立ち上がるが、伸びすぎる下垂する ↑
メキシコジギタリス
オオバコ科メキシコジギタリス属の常緑多年草。メキシコ~グアテマラ原産
通年開花。花径は1.5cm。ジギタリスとは別属なので、似ていない
メキシコヤマゴボウ(墨西哥山牛蒡) 初見です
2023年9月28日撮影。
公開温室6の植物の紹介が残ってしまったので、次回に続きます。
(つづく)
この記事へのコメント
yasuhiko
温室の花はいつまでも元気ですね。
9月末頃でも温室の中は暑かったですか。
私の時は暑さが我慢できず、すぐ退散しました。
長さん
サンタンカやシマサンゴアナナスは温室展示の定番と言っても良いですね。
9月末でしたが、この日は特に暑い日でした。でも、初めて見る植物もあり、冷温室も含め、1時間くらい撮影しました。お陰で、汗びっしょりでしたよ。
river
今年の猛暑に耐えきれず多くの草花や木が枯れました。気持ちが折れそうです。
イッシー
展示されている花はやはりすごいですね。
玄人好みする植物園なのかな~。
長さん
サンタンカが枯れましたか。それは残念。これは温室展示の定番ですからね。コンロンカは我が家の辺りでも路地植えで冬を越しているものがあります。
耐暑性がある植物でも、今年は暑すぎましたからね。日陰を作ると言っても、お宅は土地が広いですからねー。
なおさん
長さん
この植物園は世界の多くの植物を紹介する役割もあるので、いわゆる定番もの以外にも珍しい植物が多く展示されているようです。広くなったといえども、品種数からすると、狭いですよねー。
長さん
季節感を重視するなおさんとしてみれば、温室の花なんて・・・と言う思いはあるでしょうね。
私の場合は、節操がないですから、花なら何でもありで、ここの温室のように、珍しいものがあったりすると嬉しくなります。
eko
ベンガルボダイジュは気根を巻き付けてその木を枯らしてしまう「絞め殺しの木」とは凄いですね。
メキシコジギタリス、メキシコヤマゴボウは知っている花とは別物ですね。
yoppy702
ヒゴロモコンロンカも見た事がありますが、葉っぱは赤くなかったです。(^^ゞ
今回も初めての植物が多いです。(^^ゞ
メキシコジギタリスは、ジキタリスと別属なので、猛毒ではないんですね。
ジギタリスとつくと、全てが猛毒と思ってました。
メキシコヤマゴボウというのもあるんですね。
ヨウシュヤマゴボウは別名アメリカヤマゴボウで草やけど、これは木なんですね。
でも、花は似てるし、どちらも有毒植物なんですね。
すーちん
見たこともない花が
あるもんですねー
熱帯植物も
乾燥とそうでないものと
分けられているんですね
長さん
温室が出来たばかりの12月に行きましたが、その時は、花が少なかったので、今回は楽しかったですよ。
ヒゴロモコンロンカ、私は温室以外では見たことが無いです。
絞め殺しの木と呼ばれる植物には、ガジュマルやアコウもありますよ。
長さん
サンタンカはイソクラ・シネンシスの和名なんですが、さいきんはイソクラの仲間は全てサンタンカと呼ばれています。
ヒゴロモコンロンカ、赤い葉のようなものは萼です。
植物の和名は形態学から付けられたものが多いのですが、メキシコジギタリスやメキシコヤマゴボウは似ていませんね。
長さん
一口に熱帯地方と言っても、雨が多い地域と、逆に乾燥している地域がありますからねー。
nobaa
ポインセチアに似ていますか?
ベンガルボダイジュってこんな実がなるのですね。
ベニフデツツアナナス? フデが付くとアナナスとは雰囲気が違いますね~
真上から見た感じが面白いです。
ハナギリソウですか?
イワタバコ科らしい感じです。
トレニアの葉に似ていますね~
武蔵野日赤、今日は5時間も掛かってしまいました。
まったくも~ 一日がかりです。
Dr.がダウンするのでは?と心配しています。
長さん
ヒゴロモコンロンカ、花が咲いていれば良かったのですが・・・。萼苞が赤いので、ポインセチアと同じですね。
お釈迦様のボダイジュはアカネ科なので、全く違うケイトウなのですが、ベンガルボダイジュは葉が似ていると言うことですかね。イチジクの仲間なので、幹生果です。
紅筆ツツアナナスの名の由来は、「花色並びに葉姿から」というのですが、イマイチ、ピンときません。
ハナギリソウ、桐の花にも、イワタバコのハナにも似ていないし、比較的大きな花なんですよ。これも、和名の付け方に疑問を持ちました。
病院に着いてから5時間ですか?それは長いですね。私が通っている市立病院の消化器内科もそのぐらいになることがありますよ。