今回はその6回目、前回に続いて、湿性植物池や水生植物池、及び、その周辺で見た花などを紹介します。
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。北海道~本州近畿以北の山地に分布
ホソバエゾリンドウの変種。花期は9〜10月。花冠の長さは4〜5cm
↑ 隠し画像あり(画像を左クリック)
オヤマリンドウ(御山竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。日本の特産種。中部地方以北の
亜高山帯、湿原や草地に生える。花期は8~9月。花弁の長さは
2~3cm。背丈が高く、茎の途中にも花を付ける
シュウカイドウ(秋海棠)
シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草(球根)
中国原産。名の由来は、バラ科のカイドウ(海棠)に似て、
秋に花を咲かせるから。花期は7月下旬~10月中旬
ハナトラノオ(花虎の尾)白花
シソ科ハナトラノオ属の多年草。原産は北米東部、花期は7~10月
よく見かけるのは薄いピンクの花。別名:カクトラノオ(角虎の尾)
↓ 蜂が潜り込んでいました(葉は別の植物)
カライトソウ(唐糸草)
バラ科ワレモコウ属の耐寒性多年草。花期は7~9月。花穂の長さは4~10 cm
中部地方の日本海側(飛騨山脈北部、白山~滋賀県の三国山などに分布)
ここからは水生植物池で見た花です
スイレン(睡蓮)
スイレン科スイレン属の水生多年草。正式和名はヒツジグサ(未草)
花期は5~10月。日本のスイレンの殆どは、外来種が野生化したもの
ベニコウホネ (紅河骨、紅川骨)
スイレン科コウホウネ属の水生多年草。日本では北海道~九州に分布
コウホネの変種で、黄色い花が、光を浴びて次第に赤色に変わる
花期は6~10月。花径は4~5cm
アサザ(浅沙、阿佐佐)
ミツガシワ科アサザ属の多年草。日本では、本州~九州の池や沼に生える
準絶滅危惧 (NT)。花期は5~9月。 花径3~4cm
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
水生植物、黄色いアサザは白いシラヒゲソウに似ています。
river
シュウカイドウはヤブミョウガと共に我が家では雑草です。つまり増えすぎて困っています。ヒツジグサとオゼコウホネは尾瀬ヶ原の池塘で見られますがベニコウホネは見たことがありません。
スイレンは長いこと睡蓮鉢で育てていましたがヒメガマが生えてきたら絶えてしまいました。
nobara
アキアカネとの2ショットが素敵でした💛
オヤマリンドウは綺麗ですね。麦草園地に多いのですが?
シュウカイドウ、とても綺麗です。
こちらのシュウカイドウ、幹が木質化して汚いです。
シロバナのハナトラノオ、楚々としていますね。
随分?華奢ですね~~~
スイレン、ベニコウホネ、私も見ました(*^-゚)⌒☆
アサザも咲いてましたか。準絶滅危惧種???
白樺湖では大群生していましたが。
イッシー
エゾリンドウは暑さにやられちゃったのかな。
なおさん
花屋さんで売られている切り花用の丈の高いリンドウは、オヤマリンドウを園芸的に改良したもののようですね。
アサザはキュウリの花のようですね。
長さん
山ではリンドウが咲くと山野草は終盤ですか。標高が上がると花も早く終わるのですね。
今年は暑かったですが、紅葉飲み頃は平年並みか屋や遅いという予想が出されているようですよ。
シラヒゲソウの方が花弁の髭が長いですが、花径はアサザより小さいですね。
長さん
エゾリンドウが咲くと秋という感じですかね。
シュウカイドウやヤブミョウガ、増えるそうですね。
ベニコウホネはコウホネの変種ですが、オゼコウホネはネムロコウホネの変種なんですってね。
スイレンはヒメガマに駆逐されましたか。残念でしたね。
eko
ヒツジグサといわれる白いスイレンは見たことがありません。色々なスイレンが綺麗に咲いていますね。
ベニコウホネはこんなに赤くなるんですね。
アサザも綺麗に咲いていますね。私は綺麗な花が見られなかったのでしっかり見させてもらいました。
長さん
エゾリンド、今年は早く咲き始めたようで、先に咲いた花の苞が茶色くなって残っていました。アキアカネが止まっているものも茶色ですね。麦草園地で咲くのはオヤマリンドウが多いですか。
シュウカイドウは咲いたばかりのもののようです。
白花のハナトラノオ、まだ株が小さかったです。こぼれ種で今年初めて咲いたような雰囲気ですね。
アサザは環境省の準絶滅危惧種になっており、42の都道府県が該当します。
長さん
ベニコウホネ、箱根湿性花園とここでしか見たことが無いので、珍しいかも。
エゾリンドウ、早く咲き始めた花が咲き終わって、枯れていく途中のように見えました。
長さん
エゾとつくリンドウですが、近畿以北に分布していると言うから、かなり広範囲ですね。
切り花向きリンドウというのが売られていますが、あれはオヤマリンドウの園芸種ですか。
アサザがキュウリの花のようですか。そう言われれば、大きさは同じくらいですね。
長さん
エゾリンドウ、今年は早く咲いたようで、株によっては終盤でした。アキアカネが止まっている花もあまり綺麗ではないので、隠し画像にしたんです。
オヤマリンドウ、かなり茎が長くなるようです。
スイレンの正式名はヒツジグサですが、一般的に野生種のヒツジグサ に対し、園芸種をスイレンと呼ぶのだそうです。
ベニコウホネ、写真はまだ黄色い部分が残っていますが、全体が赤くなるのだそうですよ。
アサザの花弁は薄そうなので、痛みやすいかもね。
yoppy702
隠し画像を見て、オッ!(^^)
アキアカネが素敵なモデルをやってますね。
オヤマリンドウって見た事ないんです。
こんなに背が高いんですね。
しかも、花が咲くのは先端だけじゃないんですね。
ハナトラノオって、あんまし見てないんですが、花の正面ってこんな顔してたんですね。
このベニコウホネ、真っ赤ですね。
こんなに赤くなるんや。
すーちん
シュウカイドウ
この暑さに関係ないように
元気に咲いてますねー
長さん
リンドウ、お好きですか。私の若い頃は島倉千代子の「リンドウ峠」が流行っていました。切り花で売られている竜胆はオヤマリンドウの園芸種なんですって、
ハナトラノオはピンクの花をよく見かけます。花を覗き込むと黒い葯がお婆ちゃんのお歯黒に見える(笑)。
ベニコウホネ、中心部まで赤くなるソウですよ。
長さん
シュウカイドウ、咲いたばかりのようで、生きの良い花が咲いていましたよ。
ジュン
ベニコウホネはまだ見たことがないのです
長さん
シュウカイドウは咲いたばかりのようで、綺麗でした・
ベニコウホネは珍しいですね。他では、箱根湿性花園で見ただけです。