23年8月のつくば植物園にて(3) サボテン(赤鳳)、ブーゲンビレア、トックリアブラギリ、ディッキア・プラティフィラ、ヒメフヨウ、ウナヅキヒメフヨウ、ヒポクシス・デクンベンス、スカエボラ、トゲナシハナキリン、リュウコツセン

 8月22日、つくば植物園に行ってきました。
 今回はサバンナ温室で見た花です。入口を入るとサボテンがたくさん植えられてますが、今回はその中から1種類紹介します。その他、定番展示が並びますが、2種類、初めて見る花がありました。


フェロカクタス・スタイネシー
サボテン科フェロカクタス属の多年草。メキシコ原産
別名:赤鳳(トゲが赤くなるかららしい)
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ブーゲンビレア
オシロイバナ科ブーゲンビレア属の常緑低木。原産は中央~南アメリカ
花名はフランス人として初めて世界一周を指揮したルイ・アントワーヌ・
ド・ブーゲンヴィユにちなむ。和名はイカダカズラ(筏葛)
苞が花のように見えますが、実際の花は中央の白い部分
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トックリアブラギリ(徳利油桐)
トウダイグサ科タイワンアブラギリ属の非耐寒性落葉低木
原産は西インド諸島、中米。別名:サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)
根元が徳利のように膨らむからこの名がある。雌雄異花で、これは雄花
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ディッキア・プラティフィラ
パイナップル科ディッキア属の常緑多年草(多肉植物)。ブラジル原産
草丈は20~30㎝ほど。花期は7~8月。  花は初めて見ました
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ヒメフヨウ(姫芙蓉)
アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木。原産はメキシコから南米にかけて
ウナヅキヒメフヨウと共に、温室展示の定番です
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ウナヅキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)
アオイ科フヨウ属の常緑低木。原産は熱帯アメリカ
つぼみは上向きだが、開花するときは下向きになるのが名の由来
別名:マルバビスカス、タイリンヒメフヨウ
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ヒポクシス・デクンベンス
キンバイザサ科コキンバイザサ属の多年草。原産はメキシコ、
西インド諸島、ブラジルなど。花期は6~9月。花径は2cmほど
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スカエボラ・アエムラ
クサトベラ科スカエボラ属の匍匐性常緑多年草
原産はオーストラリア南部、東部。花径1~1.5cm
流通名はブルーファンフラワー、スカエボラ
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トゲナシハナキリン(刺無花麒麟)
トウダイグサ科ユーフォルビア属の常緑低木。マダガスカル島原産
学名はユーフォルビア・ゲロルディイ
ハナキリンに良く似るが、棘がない別種。絶滅危惧種
赤い部分は苞(径3cm)で、本来の花は黄色の部分。花弁はない
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サルコカウロン・バンデリエティエ
フウロソウ科サルコカウロン属の多年草(亜低木)。原産は南アフリカ
(南ケープ州)。和名はリュウコツセン(竜骨扇)。花径は3cm
花は初めて見ました
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 2023年8月22日撮影。

 次回は、熱帯資源植物温室に入ります。
(つづく)

 昨日から1泊の取材旅行中につき、コメント欄を閉じています。
 お伺いしますが、コメントはご容赦願います。