今回は温室内の植物が目当てですが、その前に屋外で見た植物を投稿していますが、最初の画像は皆さんよくご存じのキウイフルーツです。
キウイフルーツ
クロウメモドキ科ナツメ属の落葉低木~小高木。原産地は中国から西アジアにかけて。日本への渡来は奈良時代以前とされている。名の由来は、夏に入って芽が出ること(夏芽)による。暗褐色の実がなり、乾燥させて中華料理などに利用。強壮作用や鎮痛作用がある生薬「大棗(たいそう)としても利用。
実がなっているところは初めて見ました。春にこんな花が咲きます
熱帯雨林温室の前に色々な植物の鉢植えが並んでいました。熱帯雨林温室の東側に屋外圃場があるのですが、現在工事中のため、仮置きされたもののようです。殆どが、通常は温室に展示されるものです。
オタカンサス・カエルレウス
ゴマノハグサ科オタカンサス属の非耐寒性宿根草。ブラジル原産
花期は8~9月。花径は2~3cm。別名:ブラジリアンスナップドラゴン
(スナップドラゴンはキンギョソウの英名)。流通名:ブルーキャッツアイ
コンロンカ(崑崙花)
アカネ科コンロンカ属の蔓性常緑低木。熱帯アフリカ、アジア、太平洋
諸島原産。白い萼と黄色い花の対比が鮮やか。別名:ハンカチの花
花径は1.2~1.5cm。花期は7~9月(一定の温度があれば通年開花)。
こちらは斑入り葉(マグネシウムが不足すると葉が黄色くなることもある)
ジャスミン・サンバック ‘トスカーナ大公’
モクセイ科ソケイ属の常緑つる性低木。熱帯アジア原産。花径は2.5cm
花期は6~9月。香りが良い。別名:八重マツリカ、アラビアンジャスミン
ルエリア・キリオサ
キツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草。アメリカ東南部原産
花期は8~9月。花径は4cm。 落ちていた花を拾い、葉の上に置いてみた
プセウデランテマム・ラクシフロルム
キツネノマゴ科プセウデランテムム属の常緑多年草。フィジー諸島原産
花径3cm。温度があれば、通年開花。流通名:パープルスター
ハメリア・パテンス
アカネ科ハメリア属の常緑低木。アメリカのフロリダ州から西インド
諸島、中央アメリカ、パラグアイからボリビアに分布。温度があれば、
通年開花(咲いてもこの程度)。花後の液果は飲料になる
チユウキンレン(地湧金蓮)
バショウ科ムセラ属の耐寒性多年草。別名:雲南地涌金蓮
原産は中国雲南省からインドシナ半島にかけて。 これは定植されたもの
花は大きな苞の間から見える小さなもの。8ヶ月くらい咲き続ける
次回は、サバンナ温室に入ります。
(つづく)
1泊の取材旅行中につき、コメント欄を閉じています。
お伺いしますが、コメントはご容赦願います。