花ちょう遊館の高山植物館にて(8) センノウ、ヤクシマショウマ、アスチルベ・アレンジー、カラチダケサシ、ペンステモン、ポリゴヌム・アフィネ、デルフィニウム、キケマン、ヒマラヤエンゴサク

 7月29日、栃木県井頭公園(いがしらこうえん)の「花ちょう遊館」に行ってきました。その一部である「高山植物館」で見た花の数々を投稿しています。

センノウ(仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~9月。花径は5~6cm
中国(東部~中部、南西部)原産。鎌倉時代末から室町時代初めごろ渡来
別名:センノウゲ、センノウケ、センヌケなど
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ヤクシマショウマ(屋久島升麻)
ユキノシタ科チダケザシ属の多年草。屋久島の固有種
本土のアカショウマの変種。花期は7~8月。花径は1cm
名札が無かったが、葉の切れ込みが深いので、間違いないと思う
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アスチルベ・アレンジー
ユキノシタ科アスチルベ属の多年草。花期は6~9月
20世紀初頭にシネンシス種やジャポニカ種、ツンベルギー種等が
複数交配されて生まれた園芸種。  花は終盤で、色があせていた
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カラチダケサシ(唐乳茸刺)
ユキノシタ科チダケザシ属の多年草。シベリア、中国、朝鮮半島に分布
別名:アスチルベ・キネンシス。アスチルベの交配親。開花期は5~9月
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ペンステモン(原種)
ゴマノハグサ科ペンステモン属の多年草。花期は5~8月
北アメリカ西部からメキシコを中心に約250種の原種がある
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ポリゴヌム・アフィネ(ポリゴナム・アフィネ)
タデ科イヌタデ属の多年草。花期は7~10月。花穂は長さが10cmほどになる
原産は中国~ヒマラヤ(標高3000~4500m)。和名はヒマラヤトラノオ
花弁のように見えるのは萼片
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デルフィニウム・エラツム
キンポウゲ科オオヒエンソウ属の多年草。原産はヨーロッパアルプスなど
花期は6~8月。草丈120~180cm。花弁状の萼片と長い距がある
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キケマン(黄華鬘)
ケシ科キケマン属の越年草。関東地方以西〜沖縄に分布
花期は4〜5月。花の長さは2cm。上唇の先端に紫色の斑がないタイプ
中国地方から四国に分布するツクシキケマンの変種
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コリダリス・フレキシオーサ
ケシ科キケマン属の多年草。原産は中国四川省。別名:ヒマラヤエンゴサク、
青花ケマンソウ。花期は5~6月。写真は栽培種の‘チャイナブルー’と思われる
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 2023年7月29日撮影。

 前回までに57種類の花を投稿しましたので、今回は9種類で、累計66種類です。
(つづく)

 あさがお展の記事と交互に投稿しています。

この記事へのコメント

  • イッシー

    センノウの赤がひときわ目立ちますね!
    ヤクシマショウマも小さな花が可愛いです。
    凄い種類の豊富さですね!
    2023年08月15日 13:34
  • river

    山で普通に見られるのはフシグロセンノウで群生することはありませんが蛍光色で良く目立ちます。
    キケマンとムラサキケマンは共にお馴染みの花です。ムラサキケマンは庭に蔓延って困っています。
    早春の山歩きではヤマエンゴサクに出会えます。
    デルフィニウムは以前種から育てたことがあります。
    2023年08月15日 13:55
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    ここでは赤い花が少ないので、センノウは目立ちますね。
    あの狭い館内で、良くこんなに沢山の品種が展示が出来ますよね。
    2023年08月15日 19:12
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウ、山の日陰なんかで咲いていても、よく目立ちますよね。
    キケマンやムラサキケマンは山の花ですが、ウォーキング中に見たことがあります。いずれも人が植えたものですが・・・。ムラサキケマンは川の法面でしたが、2年後にはなくなっていました。
    ヤマエンゴサクは植物園でも見たことが無いです。
    2023年08月15日 19:22
  • なおさん

     日本のものに限らずいろいろな野生種や園芸種が見られるのが良いですねえ。

     アスチルベは終盤で、明日散るべえ、というようなさまでしたか。ヒマラヤのエンゴサクも良い感じですね。
    2023年08月15日 21:18
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    日本で海外の高山植物を色々集めるのは大変なようです。その点、園芸種なら入手しやすいですからね。ヒマラヤエンゴサクもそのひとつです。
    明日散るべえ、と思っても、花が萎んでいくだけなので、なかなか散らないようですよ(笑)。
    2023年08月15日 21:36
  • yoppy702

    センノウは初めて見ました。
    フシグロセンノウやマツモトセンノウは見た事がありますが、花弁が違いますね。
    このコ、可愛いいですね。(^^)
    ヤクシマショウマ、二枚目をクリックしたら、花がメッチャ綺麗です。
    花径1cmですか…
    葉っぱもイイですね。
    デルフィニウム・エラツムも初めて見ました。
    花弁の色が素敵ですね。
    原産はヨーロッパアルプスなど、ですか。
    ヨーロッパアルプスと言われると、ナルホドってなりますね。(^^ゞ
    キケマンって、久しく見てないです。
    青いケマンソウ…ヒマラヤエンゴサクなんですね。
    エゾエンゴサクは見た事がありますが、この個体はブルーが綺麗ですね。(^^)
    2023年08月15日 23:50
  • すーちん

    おはようございます
    キケマン
    ヒトキハは目立ちますね
    青色も綺麗な色ですねー

    2023年08月16日 07:53
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    センノウと名が付く所従物は色々ありますが、単にセンノウというのは珍しいです。私はここでしか見たことがないです。
    ヤクシマショウマは雌しべや花弁の付け根がピンクで、綺麗ですね。
    デルフィニウム・エラツムは花弁が2枚だけピンクですね。
    エゾエンゴサクをご覧になりましたか。春に北海道に行ったことがないので。見たことがないです。

    2023年08月16日 14:20
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    キケマン、小さな筒花ですが、一ヵ所に花を沢山付けるので、綺麗ですよね。青花ケマンソウもここでは常時花が咲いています。
    2023年08月16日 14:23
  • yasuhiko

    この時期、高山植物館を訪ねるのは
    いいですね。何だか山の空気が感じられて、
    体感温度が少し下がるような気がします。
    デルフィニウム・エラツムは、
    花の色がとても魅力的だと思いました。
    朝顔展では、ずい分珍しい色の朝顔に出合えるんですね。
    2023年08月16日 20:30
  • 長さん

    🚩 yasuhikoさん、コメントありがとうございます。
    この高山植物館、植物の分布域に合わせて室温が設定されていますから、涼しい中で楽しく撮影が出来ます。まさに別天地ですよ。
    デルフィニウム・エラツム、ブルーとピンクの淡い色合いが魅力的ですよね。
    純白や茶色いアサガオは普段目にしないですよね。
    2023年08月16日 21:22