センノウ(仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~9月。花径は5~6cm
中国(東部~中部、南西部)原産。鎌倉時代末から室町時代初めごろ渡来
別名:センノウゲ、センノウケ、センヌケなど
ヤクシマショウマ(屋久島升麻)
ユキノシタ科チダケザシ属の多年草。屋久島の固有種
本土のアカショウマの変種。花期は7~8月。花径は1cm
名札が無かったが、葉の切れ込みが深いので、間違いないと思う
アスチルベ・アレンジー
ユキノシタ科アスチルベ属の多年草。花期は6~9月
20世紀初頭にシネンシス種やジャポニカ種、ツンベルギー種等が
複数交配されて生まれた園芸種。 花は終盤で、色があせていた
カラチダケサシ(唐乳茸刺)
ユキノシタ科チダケザシ属の多年草。シベリア、中国、朝鮮半島に分布
別名:アスチルベ・キネンシス。アスチルベの交配親。開花期は5~9月
ペンステモン(原種)
ゴマノハグサ科ペンステモン属の多年草。花期は5~8月
北アメリカ西部からメキシコを中心に約250種の原種がある
ポリゴヌム・アフィネ(ポリゴナム・アフィネ)
タデ科イヌタデ属の多年草。花期は7~10月。花穂は長さが10cmほどになる
原産は中国~ヒマラヤ(標高3000~4500m)。和名はヒマラヤトラノオ
花弁のように見えるのは萼片
デルフィニウム・エラツム
キンポウゲ科オオヒエンソウ属の多年草。原産はヨーロッパアルプスなど
花期は6~8月。草丈120~180cm。花弁状の萼片と長い距がある
キケマン(黄華鬘)
ケシ科キケマン属の越年草。関東地方以西〜沖縄に分布
花期は4〜5月。花の長さは2cm。上唇の先端に紫色の斑がないタイプ
中国地方から四国に分布するツクシキケマンの変種
コリダリス・フレキシオーサ
ケシ科キケマン属の多年草。原産は中国四川省。別名:ヒマラヤエンゴサク、
青花ケマンソウ。花期は5~6月。写真は栽培種の‘チャイナブルー’と思われる
前回までに57種類の花を投稿しましたので、今回は9種類で、累計66種類です。
(つづく)
あさがお展の記事と交互に投稿しています。
この記事へのコメント
イッシー
ヤクシマショウマも小さな花が可愛いです。
凄い種類の豊富さですね!
river
キケマンとムラサキケマンは共にお馴染みの花です。ムラサキケマンは庭に蔓延って困っています。
早春の山歩きではヤマエンゴサクに出会えます。
デルフィニウムは以前種から育てたことがあります。
長さん
ここでは赤い花が少ないので、センノウは目立ちますね。
あの狭い館内で、良くこんなに沢山の品種が展示が出来ますよね。
長さん
フシグロセンノウ、山の日陰なんかで咲いていても、よく目立ちますよね。
キケマンやムラサキケマンは山の花ですが、ウォーキング中に見たことがあります。いずれも人が植えたものですが・・・。ムラサキケマンは川の法面でしたが、2年後にはなくなっていました。
ヤマエンゴサクは植物園でも見たことが無いです。
なおさん
アスチルベは終盤で、明日散るべえ、というようなさまでしたか。ヒマラヤのエンゴサクも良い感じですね。
長さん
日本で海外の高山植物を色々集めるのは大変なようです。その点、園芸種なら入手しやすいですからね。ヒマラヤエンゴサクもそのひとつです。
明日散るべえ、と思っても、花が萎んでいくだけなので、なかなか散らないようですよ(笑)。
yoppy702
フシグロセンノウやマツモトセンノウは見た事がありますが、花弁が違いますね。
このコ、可愛いいですね。(^^)
ヤクシマショウマ、二枚目をクリックしたら、花がメッチャ綺麗です。
花径1cmですか…
葉っぱもイイですね。
デルフィニウム・エラツムも初めて見ました。
花弁の色が素敵ですね。
原産はヨーロッパアルプスなど、ですか。
ヨーロッパアルプスと言われると、ナルホドってなりますね。(^^ゞ
キケマンって、久しく見てないです。
青いケマンソウ…ヒマラヤエンゴサクなんですね。
エゾエンゴサクは見た事がありますが、この個体はブルーが綺麗ですね。(^^)
すーちん
キケマン
ヒトキハは目立ちますね
青色も綺麗な色ですねー
長さん
センノウと名が付く所従物は色々ありますが、単にセンノウというのは珍しいです。私はここでしか見たことがないです。
ヤクシマショウマは雌しべや花弁の付け根がピンクで、綺麗ですね。
デルフィニウム・エラツムは花弁が2枚だけピンクですね。
エゾエンゴサクをご覧になりましたか。春に北海道に行ったことがないので。見たことがないです。
長さん
キケマン、小さな筒花ですが、一ヵ所に花を沢山付けるので、綺麗ですよね。青花ケマンソウもここでは常時花が咲いています。
yasuhiko
いいですね。何だか山の空気が感じられて、
体感温度が少し下がるような気がします。
デルフィニウム・エラツムは、
花の色がとても魅力的だと思いました。
朝顔展では、ずい分珍しい色の朝顔に出合えるんですね。
長さん
この高山植物館、植物の分布域に合わせて室温が設定されていますから、涼しい中で楽しく撮影が出来ます。まさに別天地ですよ。
デルフィニウム・エラツム、ブルーとピンクの淡い色合いが魅力的ですよね。
純白や茶色いアサガオは普段目にしないですよね。