絶滅危惧植物温室から戻って、中央広場の「島」で水生植物などを撮っています。
1枚目の写真は、「島」を東側から撮った写真で、奥に、温室の屋根が写っています。手前、中央から左は水生植物が植えられてます。
ミズカンナ(水カンナ)
クズウコン科ミズカンナ属の多年草。原産は北米や熱帯アフリカ
カンナのような大きな葉を持つ。別名:ウォーターカンナ
巻き貝みたいなつぼみから赤紫色の花が咲く。花期は7~10月
ワスレナグサ(勿忘草)
ムラサキ科ワスレナグサ属の多年草。ヨーロッパ原産
日本全国で野生化していますが、これも水辺を好む植物です
ホザキキカシグサ(穂咲きかし草)
ミソハギ科キカシグサ属の多年草(二年草)。九州の湿地や水田に生える
希少植物。環境省・絶滅危惧IB類(EN)、熊本県・絶滅危惧IA類
花径5~6mmの4弁花。薬草の一種だが、「きかし」の由来は不明
メンデルのブドウ
メンデルが庭に植えていた木から挿し木で増やした個体です
中央広場から、熱帯雨林植物温室と多目的温室の間を抜けて、研修展示館に向かいます。研修展示館には休憩室があり、冷房も効いているので、ランチを食べるには好都合なんです。
研修展示館前までやってきました。ネットが張られ、朝顔などが咲いています。
リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属の多年草。原産は熱帯アメリカ
開花時は青い花で、次第に赤くなり、更に色が抜けて萎むそうだ
種は採れないが、挿し木で容易に繁殖が可能。和名はノアサガオ
ツルコベア(蔓コベア)
ハナシノブ科コベア属の半耐寒性つる性多年草(一年草扱い)
メキシコ原産。別名:コベア(コバエア)・スキャンデンス、カップオブ
ソーサーバイン、カテドラル・ベル、メキシカンアイビー。
エキナセア・プルプレア
キク科ムラサキバレンギク属の多年草。原産は北アメリカなど
花期は6月~10月。別名:エキナケア、パープレア、ムラサキバレンギクなど
さあ、3階まで上がって、ランチにしましょう。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
最初っから面白いな~。ツルコベアも初めてです。
ここは広くていいですよね~。
長さん
ミズカンナやツルコベア、面白い花ですね。
つくば植物園の広さは東京ドーム約3個分の広さですが、目黒の自然教育園のほうがずっと広く、4.2個分もあります(但し、立ち入れない区域が広いですがね)。
nobara
着ぐるみした何かにも見えますね(^o^)丿
キカシグサはミソハギのお顔付ですね。
ノアサガオは晩秋まで咲き続け、繁殖力も凄いですよね。
沖縄など藪を覆いつくしてますもんね。
色合いがいいですもんね。
エキナセアも花保ちが良くてありがたいお花です。
river
珍しい花が並びますね。家にあるのはエキナセアぐらいです。
リュウキュウアサガオは園芸店で苗が売られていますね。ただしまだ手を出したことはありません。実生のアサガオが5鉢行灯仕立てで毎日咲いています。
eko
ワスレナグサは好きな花です。まだ可愛く咲いていますね。
ホザキカシグサは初見です。ミソハギに似ていますね。
メンデルのブドウ、貴重ですね。
リュウキュウアサガオは繁殖力が強いですね。年々増えてどうしようもなくなったので鉢植えして少し残し、後は処分しました。
ツルコベアも初見です。綺麗な花色ですね。
長さん
ミズカンナの花茎が捻れているので、確かに縄目模様に見えますね。
ホザキキカシグサ、像属だけに、花はミソハギに似ています。
ノアサガオ、残念ながら、沖縄で見た記憶が無いのです。
エキナセアは花保ちが良いですか。外で見るだけなので,それは分りませんでした。
なおさん
つくば植物園くらいの広さですと、回るのも丁度良さそうですね。
ミズカンナは深大寺の境内の池や小石川植物園の池などで見ましたが、丈が高く、やや間延びしたような感じですよね。
メンデルのブドウやら、ニュートンのリンゴやらは小石川植物園にもありますね。
長さん
今日は外壁の温度計が38℃まで上がりました。暑くて、外に出る気にもなりません。
リュウキュウアサガオの苗が売られていましたか。種は出来ないそうですが、増えそうですね。群馬では無理かな。
夏休み前になると、1年生がアサガオの鉢植えを持ち帰ってくるのが常でしたが、今年はアサガオは育てなかったそうです。
長さん
ミズカンナ、珍しい部類でしょうね。花径は1~2cmくらいです。
ワスレナグサは花期が長いですよね。
ホザキキカシグサは先月も投稿しましたが、地味な花ですよね。
メンデルが亡くなってから140年近くになりますが、所縁のブドウが当時と変わらぬ実をつけていると不思議な気がします。
リュウキュウアサガオ、種で増えるより、地下茎で増える方を選んだのですね。
ツルコベア、不思議な形の花ですね。
長さん
武蔵丘陵森林公園は東京ドーム65個分ですか。つくば植物園の20倍以上ですね。つくば植物園のガイドツアーは2時間程度ですが、最奥部まで案内されますからね。
ミズカンナ、鼻の付く茎が、こんなに長くならなくても・・・とおもえるような状態ですから。確かに間延びした状態ですよね。
小石川後楽園のニュートンのリンゴは花を見たことがありますが、メンデルのブドウは記憶にありません。
yoppy702
でも、もっとクスンダ色(?)してます。(^^ゞ
ここのは綺麗ですね。
ワスレナグサって、水辺を好む植物なんですね。
初めて知りました。
「メンデルのブドウ」は知りませんでした。
メンデルの法則といえば エンドウ豆やとばかり思ってました。
「メンデルが庭に植えていた木から挿し木で増やした個体」ってスゴイですね。
正に、「生き証人」ですね。
すーちん
勿忘草
遙かと思いましたが
水辺だと
いまごろさくんですねねー
長さん
散歩コースに水カンナが咲いていますか。Google検索しても1万件に満たない数なので、まだ珍しい部類でしょうね。花が痛むと濃い色に見えるようですよ。
ワスレナグサ、日光植物園では浅い沼のような場所で増えていましたよ。
メンデルは良いワインを作るために、ブドウの品種改良を研究したんだそうですよ。小石川植物園にはメンデルのブドウと共に、ニュートンのリンゴの木が展示されています。
長さん
ワスレナグサの花期は4~6月とされていますが、昨年11月5日に日光植物園に行ったら、まだ花が咲いていました。寒さにも強いようです。