街の花など(オニユリ、オミナエシ、キキョウ、ハマナデシコ、タマサンゴ) & つくば夏の洋蘭展にて(7)

 退院後に近所で撮った花です。
 ちょっと小振りなので、コオニユリかなと思って近付いたら、しっかりムカゴが出来ていました。

オニユリ(鬼百合)
ユリ科ユリ属の多年草。日本各地に分布。原産は朝鮮南部と推定
日本に自生するユリの中で、ムカゴが出来るのは本種のみ
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オミナエシとキキョウ
どちらも秋の七草
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ハマナデシコ(浜撫子)
ナデシコ科ナデシコ属の多年草。本州中南部、沖縄に分布
別名:フジナデシコ(藤撫子)、ベニナデシコ(紅撫子)
道路の舗装とコンクリートの電柱との僅かな隙間に根を下ろしています
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タマサンゴ(玉珊瑚)の実
ナス科ナス属の常緑小低木。ブラジル原産。別名:フユサンゴ
花期は6〜11月ですが、もう液果が出来ています(径約1.5cm)
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 2023年7月7日撮影。

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つくば夏の洋蘭展にて(7) ブルーリボン賞以外の展示から⑥
 6月24日に「つくば夏の洋蘭展」(つくば洋蘭会の皆さんの出展、6月18日~25日、つくば植物園の教育棟で開催)で見た、ブルーリボン賞以外の作品の続きです。


シリーズの最期はカトレア類の展示からの紹介です
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カトレア・パープラータ・ストリアタ ストライン
C. purpurata striata strain  松野祐香さん
紫色が濃い株で、「22年グロワーズ株、初花」と記載があった
将来、価値が上がる可能性がある品種なのかもしれない
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カトレア・パープラータ ‘ワイド・ヒル’
C. purpurata ’Wide Hill'(旧レリア属) 広澤良子さん
ブラジルを代表するランのひとつで、夏咲き
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カトレア・パープラータ・ワークハウゼリー
C. purpurata warckhauseri (旧レリア属)  倉持見永子さん
カトレア・パープラータの白花変種
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カトレア・パープラータ・フラメア ‘マジャスティ’
C. purpurata fma. flamea 'Majasty'(旧レリア属) 倉持見永子さん
< レッドリボン >
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カトレア・パープラータ・セミアルバ
C. purpurata f. semialba 'Cindarosa' x self(旧レリア属) 倉持見永子さん
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カトレア・パープラータ・カーネア
C. purpurata f. carnaa(旧レリア属)  横田永冴さん
「carnea」は「生の肉」という意味だそうです
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ソフロレオカトレア・ラブフォート ‘ナツコ’
Slc. Love Fort 'Natsuko'(Slc. Love Castle × Sc. Beaufort)  染谷隆一さん
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カトレア・パープル ソング ‘モモチ’
C. Purple Song 'Momochi'  鈴木良治さん  詳細不明
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 2023年6月24日撮影。

(シリーズ終了)
 7回もお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事へのコメント

  • river

    猛烈な夏の日差しが照り付けています。外に出ると何もせずに汗が噴き出てきます。おそらく今日も37℃でしょう。
    家でもオニユリが咲いています。元はムカゴでしたがどんどん増えてたくさん咲いています。
    オミナエシとキキョウも咲いています。オミナエシは種を播いたものですが年々株が大きくなってたくさん咲きました。
    最後はカトレア類ですね。紫系統の花が多いようですが高貴な感じがします。
    2023年07月11日 13:49
  • nobara

    オニユリいっぱい咲いていますね。
    こちらではコオニユリでした。
    ユリの類帯化することが多いのですよね。
    カゴッマの友人宅は一本に百輪くらいの花を着けたそうです。
    もう?初秋のかんじですね。お写真見る限り(^o^)丿

    カトレア・パープラータ・ワークハウゼリー、フラメア ‘マジャスティ’、セミアルバなど
    倉持見永子さんはこういうのが好みなのかしら。優しい感じがいいですね。
    2023年07月11日 14:46
  • もこ

    我家のプランターの中に 
    ひょろひょろとユリが伸びてきています。
    ムカゴが付いているので鬼百合ですね。
    咲いたら嬉しいけれど細い茎なので
    今年は無理でしょうね。
    カトレアはどれも素敵ですね。
    2023年07月11日 16:55
  • eko

    オニユリが咲きだしてすっかり夏ですね。関東地方は36℃超えでしょうか。異常な暑さですね。今日は久しぶりに青空が広がりましたが、暑かったです。そろそろ梅雨明けでしょうか?
    オモナエシやキキョウの秋の七草も咲いていますね。
    カトレアはやはり素敵です。紫と白の配色の花は品がありますね。
    2023年07月11日 18:07
  • 信徳

    オニユリが咲きましたか、早いですね!
    我が家のコオニユリは漸く蕾に少し色が付いて来ました。
    その前にヤマユリ、カノコユリの方が先に咲きました。
    ラン展は最後はカトレアで締まりましたね。
    2023年07月11日 18:59
  • イッシー

    よりによってなんでそんなところからっていう植物ありますよね~。条件いいところでも必ずしも育つわけじゃないのに不思議ですよね。ちょっとした隙間って種が挟まっちゃうんでしょうね。
    2023年07月11日 19:17
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    暑いですね。今日は、我が家の辺りでは35℃まで上がりました。
    お宅でもオニユリが増えていますか。ムカゴがこぼれますからね。
    このオミナエシは町内のものですが、毎年少しずつ管丈が高くなるような感じがします。
    カトレア、木になった品種を撮ったら紫が多くなりました。
    2023年07月11日 21:27
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    このお宅のオニユリは門の両側で咲いています。毎年増やしているようです。
    ユリは帯化し余水曜ですが,オニユリも子にユリもその状態になったのは見たことがないです。1本に百輪とは凄いですね。
    倉持見永子さんもベテランの片手m多くに品種を地崖邸おられます。今回、紫が多かったのは偶然かも。
    2023年07月11日 21:37
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    ムカゴが付いているならオニユリでしょうね。オニユリはムカゴからだと4年くらいで咲くそうですが、細い茎だと4年経っていないのかも知れませんね。
    カトレアは品種が多い上に花も美しいです。ランの女王様といわれるだけのことはありますね。
    2023年07月11日 21:42
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    我が家の辺りで35℃、この夏最高だったみたいです、群馬や栃木はもっと暑いです。本来なら梅雨明けなのでしょうが、今年は梅雨前線が日本海に停滞して、雨や雷で被害が多いようです。これも異常気象でしょうね。
    カトレアは花色を意識せずに撮ってきましたが、夏らしい色合いの品種が多かったのも確かです。
    2023年07月11日 21:46
  • なおさん

     鬼も十八、番茶も出花といいますが、オニユリは逞しくも美しいですね。ヤマユリはウイルスに弱く庭では長持ちしませんが、オニユリのほうは平気なようですね。地元・川越駅近くの線路の土手の草むらで群生しているところがあるのですが、残念ながら近寄れないところです。

     オミナエシもキキョウも夏草の風情ですね。

     ハマナデシコの白花はうちでも育てた事があります。花が咲き、種子が出来ると株が枯れやすいですね。ですので、一年草ないし二年草のつもりで、実生更新が欠かせないようです。
    2023年07月11日 21:47
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    コオニユリはオニユリより咲くまでに年数がかかりますが、花数が多いので、開花が楽しみですね。
    今年、まだヤマユリには出会っていないのですが、アカカノコユリが沢山さいるお宅で写真を撮ってきました。
    らん展の報告、最期はカトレに決めていました。
    2023年07月11日 21:51
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    ハマナデシコ、海岸の砂地などに自生しているので、かなり丈夫です。町内でブロック塀と道路の僅かな隙間に植えた人がいたようで、それがこぼれ種で増え広がっています。乾燥地でも育つので、水をやる必要も無いのです。
    2023年07月11日 21:56
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    オニユリは丈夫そうですね。このお宅でも門の両側にプラン他ターを置いて、増やしています。
    今回、オミナエシとキキョウを撮ったお宅で、一昨年、ヤマユリを撮らせてもらいましたが、咲く何は見かけませんでした。もしかするとウイルスかもね。
    ハマナデシコに色花種があるのですか。学名はハマナデシコの変種扱いなので、ゲンゲ異種じゃないですね。ここのハマナデシコはこぼれ種であちこちに植えています。
    2023年07月11日 22:09
  • ミキ

     オニユリが咲きはじめていますね。
    家の庭のはまだツボミが青かったですが、
    あっという間に咲き出しますから、のぞいて見ます。
    このオレンジ色は夏のイメージですね。
     つくば夏の洋蘭展、以前はカトレアを見ると
    ホッとしたのですが、今はカトレアはピンクではなく
    カラフルで驚くばかりです。
    たくさん見せていただき、ありがとうございました。(^^♪
    2023年07月11日 23:42
  • yoppy702

    オニユリ、鮮やかぁ~(^^)
    ムカゴ、一杯付いてますね。
    オミナエシとキキョウと並んでたら、どうしても、秋って感じてしまいますね。
    でも、実際は、どちらも、6月頃から咲くんでしたね。

    洋蘭展のトップが濃厚な紫やし、それに白が入って綺麗ですね。
    こういう濃い紫色は大好物です。
    こうして色々と見させて頂くと、やっぱり、カトレアって女王さまですね。(^^)
    2023年07月11日 23:58
  • すーちん

    おはようございます
    コンクリートの破れ目から
    毎年咲いてくるんでしょうねー
    たのしみにもなるのでは^^
    2023年07月12日 08:09
  • 長さん

    🚩 ミキさん、コメントありがとうございます。
    オニユリ、お宅のつぼみは開花したでしょうか。一度に何輪も咲きますから夏の花壇を彩ってくれますね。
    今回出展されたカトレアは夏咲きということもあるのか、紫の花が空くパープラータの出展が多かったです。
    2023年07月12日 09:31
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    オニユリの花色は夏に似合いますね。
    オミナエシやキキョウは秋の七草ですが、同じ秋の七草でもナデシコなんかはもっと早くから咲いていますね。
    今回のカトレア、パープラータが多かったです。ラテン語の)purpurataは勿論、紫という意味ですね。
    2023年07月12日 09:41
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ハマナデシコは海岸の花ですから、最初はどなたかが植えたのでしょうが、排水溝沿いに段々広がってきました。
    2023年07月12日 09:57