前回、ブルーリボン賞以外の作品も少し登場しましたが、今回はその続きです。
リンコレリオカトレア・キング・ハロルド
Rlc. King Harold (Rl. digbyana x C. Harold) 広澤良子さん
フリフリのリップと香りが素敵なベストセラーカトレア

プロステケア・ラディアタ ‘ジェフズ チョイス’
Prosthechea radiata 'Jeff's Choise' 鈴木良治さん
旧エピデンドラム属。中米からコロンビア、ベネズエラに広く分布
唇弁の位置が上になっています。日本でも育て易い品種

リンコレリア・ディグビアナ
Rhyncholaelia digbyana 染谷隆一さん
カトレア近縁属で、メキシコ、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラスに分布
旧ブラサボラ属。写真が悪く、分かり難いですが。唇弁の髭が特徴的

エピデンドラム・オエルステディ(エルステディ)
Epi. Oerstedii 荒木悦子さん < レッドリボン >
中米原産の原種。日本では6月に咲く 隠し画像あり

パフィオペディルム・エマーソニー
Paph. emersonii 斉藤正博さん
中国雲南省標高500~700mに分布。育てるのが難しいという

パフィオペディルム・ニベウム・タイ
Paph. niveum fma. Thai 荒木悦子さん タイに自生する地生種

パフィオペディルム・トニ センプル ‘チー’
Paph. Toni Senple 'Chi' 斉藤正博さん 部分

パフィオペディルム・アルメニ ホワイト
Paph. Armeni White 松本みき子さん

クレイソセントロン・メリリアナム
‘リリプシャン・ジュエル ボックス’
Clctn. merrillianum 'Lilliputian Jewel Box' 斉藤正博さん
< レッドリボン > ボルネオの青いランと言われる 隠し画像あり

デンドロビウム・ワッセリー
Den. wassellii 染谷隆一さん オーストラリア北部に自生
自生地では初冬に咲くが、栽培下では夏ごろに開花 隠し画像あり

デンドロビウム・フォーミディブル
Den. Formidible 稲葉茂子さん
7、8月以外には不定期に何度も咲くという。花径12cm

デンドロビウム・シュードグロ メラタム‘ワンダフル ワールド’
Den. pseudoglo meratum 'Wanderful World' 倉持見永子さん
パプアニューギニアに分布。開花以降も花が大きくなり、最大花径4cmにも

デンドロビウム・ストラティオテス
Den. stratiotes 鈴木良治さん
西部ニューギニアに分布。夏~秋咲き。捻れた側萼片が特徴。花径8~10cm

デンドロビウム・ミス ユー ‘サファイアNo.1’
Den. Miss You 'Sapphira No.1' 広澤良子さん 厚さに強い交配種

デンドロビウム・セカンダム・アルバム
Den. secundum fma album 'Shigeko Inaba' 稲葉茂子さん
ミャンマーからインドネシア、フィリピンに分布。農ピンク花の白花変種

2023年6月24日撮影。Rlc. King Harold (Rl. digbyana x C. Harold) 広澤良子さん
フリフリのリップと香りが素敵なベストセラーカトレア
プロステケア・ラディアタ ‘ジェフズ チョイス’
Prosthechea radiata 'Jeff's Choise' 鈴木良治さん
旧エピデンドラム属。中米からコロンビア、ベネズエラに広く分布
唇弁の位置が上になっています。日本でも育て易い品種
リンコレリア・ディグビアナ
Rhyncholaelia digbyana 染谷隆一さん
カトレア近縁属で、メキシコ、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラスに分布
旧ブラサボラ属。写真が悪く、分かり難いですが。唇弁の髭が特徴的
エピデンドラム・オエルステディ(エルステディ)
Epi. Oerstedii 荒木悦子さん < レッドリボン >
中米原産の原種。日本では6月に咲く 隠し画像あり
パフィオペディルム・エマーソニー
Paph. emersonii 斉藤正博さん
中国雲南省標高500~700mに分布。育てるのが難しいという
パフィオペディルム・ニベウム・タイ
Paph. niveum fma. Thai 荒木悦子さん タイに自生する地生種
パフィオペディルム・トニ センプル ‘チー’
Paph. Toni Senple 'Chi' 斉藤正博さん 部分
パフィオペディルム・アルメニ ホワイト
Paph. Armeni White 松本みき子さん
クレイソセントロン・メリリアナム
‘リリプシャン・ジュエル ボックス’
Clctn. merrillianum 'Lilliputian Jewel Box' 斉藤正博さん
< レッドリボン > ボルネオの青いランと言われる 隠し画像あり
デンドロビウム・ワッセリー
Den. wassellii 染谷隆一さん オーストラリア北部に自生
自生地では初冬に咲くが、栽培下では夏ごろに開花 隠し画像あり
デンドロビウム・フォーミディブル
Den. Formidible 稲葉茂子さん
7、8月以外には不定期に何度も咲くという。花径12cm
デンドロビウム・シュードグロ メラタム‘ワンダフル ワールド’
Den. pseudoglo meratum 'Wanderful World' 倉持見永子さん
パプアニューギニアに分布。開花以降も花が大きくなり、最大花径4cmにも
デンドロビウム・ストラティオテス
Den. stratiotes 鈴木良治さん
西部ニューギニアに分布。夏~秋咲き。捻れた側萼片が特徴。花径8~10cm
デンドロビウム・ミス ユー ‘サファイアNo.1’
Den. Miss You 'Sapphira No.1' 広澤良子さん 厚さに強い交配種
デンドロビウム・セカンダム・アルバム
Den. secundum fma album 'Shigeko Inaba' 稲葉茂子さん
ミャンマーからインドネシア、フィリピンに分布。農ピンク花の白花変種
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
デンドロビウム・ワッセリー、なんだかシライトソウみたいな。
デンドロビウム・シュードグロ メラタム‘ワンダフル ワールド’
可愛いですね🌸 花径4㎝にもなるんですか@@
もこ
どんな花でもそうでしょうが特にラン科の花は奥が深いですね。
river
プロステケア・ラディアタ ‘ジェフズ チョイス’の唇弁は上下が逆で、リンコレリア・ディグビアナの唇弁には髭があり、デンドロビウム・ストラティオテスは捻れた側萼片が奇妙です。虫を呼び寄せる工夫なのでしょうがランには意志があるようです。
イッシー
なおさん
長さん
ボルネオの青いラン、花が小さくて、ピントが合いません。
デンドロビウム・ワッセリー、小さい花でこれもうまくとれませんでした。カールしているのが唇弁のようです。
デンドロビウム・シュードグロ メラタム、花径4mと言うのはこの種では大きい方です。
長さん
ランの写真をぞろぞろ並べただけでは飽きられてしまうので、見せ方も工夫してみました。
デンドロビウムだけでもこんなに花の色や形にバラエティがあるのですから、ほんと、奥が深いです。
長さん
ランの花の形や色は生息地の媒介昆虫などに合せた進化をしてきたわけですが、これが千差万別で、面白いですね。ランの生息する場所は条件が悪いところばかりなので、それが進化を早めることになった原因なのかも知れません。
長さん
ランはもともと美しいのか、それとも育てる人の愛情が表れるのか、どっちなんでしょうね。いや、両方かな。
長さん
同じ属の品種でもこんなにバラエティ豊なんですから、ランの世界は奥深いですね。
ランにとっては、どこも条件の悪い生息地ばかりだったから、様々な進化をしないと生存できなかったのかもね。
eko
唇弁の位置が上になっているプロステケア・ラディアタ ‘ジェフズ チョイス’、唇弁の髭が特徴的なリンコレリア・ディグビアナ、パフィオペディルム・トニ センプル ‘チー’のドット模様、ボルネオの青いランなど多種多様の個性的な花が次々に登場して楽しいです。デンドロビウム・シュードグロ メラタム‘ワンダフル ワールド’は花径最大4㎝にもなるんですか、驚きます。
ろこ
良かったです。とはいうものの大変でしたね。
コメントが大変遅くなってしまいお許しください。
最新の医療といったらいいんでしょうか?
このような手術があったことにびっくりです。
知りませんでした。
私も5年前大腿骨頸部骨折で1か月弱入院していたことがあります。
お部屋からの景色を見ながら、その時のことを思い出しました。
次の入院もあるんですね。頑張ってくださいね。
青いランがあるんですね。
ランは色と言い、花形と言い奥が深く不思議ですね。
yoppy702
素敵な色と均整のとれた姿、それに、リップのフリフリが可愛いいです。(^^)
パフィオペディルム・エマーソニーもイイですね。
これは写真もスゴイと思います。
花弁の産毛(?)がバッチリで質感を感じてしまいます。
パフィオペディルム・トニ センプル ‘チー’には、引き込まれました。
これも、自然の芸術品ですね。(^^)
デンドロビウムが一杯や。(^^)
このコ達も、ホンマ、多種多様ですね。
すーちん
ワンダフル・ワールド
と言うランは豪華
ランに見えませんねー
長さん
リンコレリオカトレア・キング・ハロルド、キングと付けられたように、大きな花です。リンコレリア・ディグビアナ同様、花弁の髭はある種の昆虫を誘う役目をしているのでしょう。
パフィオペディルムもデンドロビウムも多彩な品種があることが、このらん展でも分りますね。
長さん
この手術は保険適用になってまだ10年倉だそうですから、先進医療であることは間違いありません。再度入院して、埋め込まれた器具の使い方をマスターすれば、尿漏れの悩みからは解放されそうです。
大腿骨頸部骨折で入院されましたか。そちらの方が大変でしたね。
青い色の花が咲くランは少ないので、貴重です。
長さん
1枚目のカトレア、人気品種たる所以が分っていただけると思います。
育てるnoba難しいと言われるパフィオペディルム・エマーソニー、ベテランの斉藤先生ならではの作品です。
パフィオペディルム・トニ センプルは1茎にいくつも花が咲きますが、今回はその中の1輪だけです。
デンドロビウムの仲間も数が多いだけあって、多彩ですよねー。
長さん
デンドロビウム・シュードグロ メラタム‘ワンダフル ワールド’、茎の頂点に小さな花を付ける品種なので、地味ですが、開花してからも花の大きさが変わるというのは珍しいです。
ミキ
ランの奥深さを感じます。
パフィオも見るたびに形や色と変化したものが見られ
面白いですね。
隠し画像で思いがけない花に出会うのも楽しいです。(^^♪
長さん
夏に開催される洋らん展には、この季節だけにしか咲かないランや、和蘭なども出展されるので、バラエティ豊かになります。パフィオも、実に様々な品種がありますね。