後半は、6月10日に、池袋サンシャインシティで開催されていた「第62回蘭友会らん展inサンシャインシティ~夏咲きカトレヤを楽しむ~」で、レッドリボンやホワイトリボンを獲得した作品の紹介です。
シマトネリコ(漢字表記は不明)
モクセイ科トネリコ属の常緑~半落葉中高木。雌雄異株
原産は沖縄、台湾からインド。別名:タイワンシオジ
花が咲き始めていたのは右側下部に伸びた若い枝です
雄花には4枚の花冠と4本の雄しべがある
過去に撮った雌株の両生花はこちら。その後出来る翼果はこちら
ジニア・エレガンス
キク科ジニア属の一年草。中央アメリカ、メキシコ原産
これは八重咲きの品種。ダリア咲きとも言う。和名はヒャクニチソウ
外側の多弁が舌状花。中央に筒状花があり、外側から咲き始める
トキワヤマボウシ(常磐山法師)
ミズキ科ミズキ属の耐寒性常緑広葉樹。原産は中国南部~ネパール
一区画の5軒に、全てにトキワヤマボウシが咲いていた
右手前が‘ホンコンエンシス’ 、右奥(下も)が多花性の ‘月光’と思われる
ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
ドクダミ科ハンゲショウ属の落葉性多年草。日本では本州以南に分布
ブロック塀に沿って張られたネットからはみだしてて咲いている
カマキリが獲物を待っているのか、微動もしない
コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木。メキシコ原産
赤茶色の苞で、先端が次第に黄色くなる。別名:ベロペロネ、オウムソウ
関東地方以南であれば、屋外でも越冬でき、花期も5~10月と長い
これは何ユリ?
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
第62回蘭友会らん展にて(7)
デンドロビウム・クリソトキサム・バー スアビッシマム
Den. chrysotoxum var.suavissimum
大越恒男さん <ホワイトリボン・Cherry Radish Plants賞 >
広範囲なアジアに自生している原種。 10数年ぶりに見た
エピデンドラム・アプリコット バリー
Epi. Spricot Valley 'Kotobuki'
田村壽英さん < レッドリボン・奥田園芸賞 >
パフィオペディルム・ヤスマサ タカハシ
Paph. Yasumasa Takahashi 'Rich' SSM/JOGA 清水照夫さん
< レッドリボン・LA熱帯草屋ボーダーブレイク!!実行部隊賞 >
写真は3輪のうちの下段
カティクリア・エンシクリア交配種
Catyclia Middleburg 'Maj' x Encyclia bractescens
遠藤奈々子さん < レッドリボン・Bela Vista Orchids賞 >
3属交配種。 写真は部分
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
ヒャクニチソウも名前の通り花期が長いですよね。
今年の半夏生は7月2日ということですが、「半分、白い。」というハンゲショウも涼しげですねえ。神代植物公園の水生植物園にもまた行きたいものです。
river
ハンゲショウは独特の葉ですね。このように白くなる葉はマタタビがあります。家にもありますが匂いがドクダミそっくりであまり良いにおいではありません。
イッシー
eko
ジニアも咲きだしましたね。次々と長く咲いてくれるので仏花として育てている方もいます。
トキワヤマボウシは多花性で雪が積もったように真っ白になって綺麗です。
ハンゲショウも白くなリましたね。この葉が白くなると夏ですね。
コエビソウは以前は温室の花のイメージでしたが、今は普通にお庭に見られるようになりました。花期が長くて関東以南なら屋外で越冬も出来るようで、イメージが変わりました。
ユリも色々咲いていますが、種類が多くてなにユリなのかは分かりづらいですね。
ラン展の花、どれも素敵ですね。デンドロビウム・クリソトキサム・バー スアビッシマムは初見です。
信徳
5区画一緒に作った家などでは主木に同じものが植えられることが有りますね。トキワヤマボウシは剪定などで形が作れれば良いのでしょうが二軒を見た限りでは苦戦しそうな気がします。
自分で好みの主木を植えたら良いと思うのに、余計なおせっかいかな?
長さん
一時、シマトネリコがシンボルツリーとして流行ったことがあり、我が家の近くにも多いです。花はトウネズミモチに良く似ていますね。
ヒャクニチソウの花期は5月から11月ですから、百日どころか二百日ですね。
ハンゲショウ、住宅街ではなかなか見つからないのですが、これで2軒目になりました。
nobara
ヒイラギの花のようにも見えますね(*^-゚)⌒☆
トネリコ(梣、秦皮)和名の由来は、本種の樹皮に付着しているイボタロウムシが
分泌する蝋物質(イボタロウ:いぼた蝋)にあり、動きの悪くなった敷居の溝に
この白蝋を塗って滑りを良くすることから「戸に塗る木(ト-ニ-ヌル-キ)」とされたのが
やがて転訛して「トネリコ」と発音されるようになったものと考えられているんだそうです。
シマトネリコのシマは島らしいです。ですから島梣、島秦皮とでも書くのかしら?
昔で言うならヒャクニチソウ(百日草)、花もちがいいんですよね。
こちらの新築住居のエクステリアもほとんど常緑ヤマボウシです。
ハンゲショウも咲いてきていますよね。
白くなった葉はまた緑に変わりますが、
表側だけの事みたいで裏はうっすら白いですよね。
蘭も多彩ですね~~♬
今日は免許更新の認知検査と講習でした。
更新までは半年もありますが、奇跡的に枠が獲得できたので
思い切って出かけてきました。ドキドキでした(笑)
長さん
シマトネリコ、一時、シンボルツリーとして流行ったことがあり、数戸の建売住宅の全てに植えられているなんて光景も見かけます。今はトキワヤマボウシが流行りみたいです。
マタタビの木には出会ったことがないですが、ミヤママタタビなら東北で見ました。あの葉は白からピンクに変わりますね。
長さん
トキワヤマボウシには、ホンコンエンシス、月光、ヒマラヤ、メラノトリカ等の品種がありますが、見かける多くは、ホンコンエンシスか月光のどちらかです。
長さん
シマトネリコ、花が咲かないうちから目立ちますね。幸い、枝が低いので、風の影響が少なかったです。
仏花としてのジニアは一重が多いような気がします。
トキワヤマボウシの月光は花数が半端じゃないので直ぐ分ります。
半夏は7月2日頃ですから、夏を告げる花ですね。
我が家も近くにもコエビソウを地植えにしているお宅が何軒もあります。
デンドロビウム・クリソトキサム・バー スアビッシマムは花が俯いて咲くのが特徴です。
長さん
建売住宅は同じシンボルツリーを植えて、売り出しているところが多いです。ひと頃はシマトネリコでしたが、今は写真のように、トキワヤマボウシが流行りみたいです。2軒のトキワヤマボウシ、どのように剪定したらよいのか分らないのかも。
長さん
シマトネリコの雄花はトウネズミモチにも似ています。ヒイラギは花数が全然少ないですが、一つ一つの花は似ていますね。
トネリコの名の由来は諸説あるようで、戸錬子、共練濃が有力だとしているサイトもありました。シマは島ですね。
ヒャクニチソウ、良く見たら、外側の筒状花から咲き始め、筒状花がなくなるまで咲き続けるみたいですね。
ハンゲショウの半は、葉の半分と言うことではなく、表半分という意味なんですね。
免許更新の検査と講習、走行実習は予約が直ぐ埋まりますよね。私は来年4月に更新です。
yoppy702
というより、これだけ咲いていたら、メッチャ綺麗です。(^^)
雌株の両生花、その後の翼果も見せて頂きました。
翼果がイイですね。
一区画の5軒にトキワヤマボウシですか。(^^)
二枚目、スゴイ花付きですね。
ハンゲショウのカマキリって初めて見ました。
白い所に居たら目立ちますね。(^^)
らん展は、やっぱ、パフィオペディルムがイイですね。
「ヤスマサ タカハシ」って、人名なんやろなぁ…
この色、柄、フォルム素敵ですね。
茎も、なんか、ナイスな感じがします。
ジュン
シマトネリコ
昨日沢山咲いてるのを見かけ凄いと
思っていましたが名前がわかりスッキリしました
蘭は美しいですね
すーちん
ヤマボウシ
葉が見えないくらい
花つけてますねー
大きな花を付けるのも
あるしー我が家のは
小さくて花数も少ないです^^
長さん
シマトネリコの雄花、たくさん咲きますから綺麗です。雌株を植えているお宅が少ないので、雌花を探すのは大変です。
トキワヤマボウシ、5軒とも同じ会社が売り出した建て売り住宅なのでしょうね。
このカマキリ、何を待っているのでしょうね。
パフィオは高橋ヤスマサさんが2005年に登録した交配種です。側花弁がピンと伸びているのも魅力です。
長さん
シマトネリコ、ご覧になりましたか。一時、流行ったので、よく見かけます。
ランは多彩な美しさがあるので、すっかり嵌まっています。と言っても、見るだけですが・・・。
長さん
トキワヤマボウシ、色々な園芸種があるようです。その中で、‘月光’が一番花付きが良い品種です。
お宅のトキワヤマボウシ、花が少ないのは、まだ木が小さいからじゃないですか。
夕菅
今日は長さんのきれいな接写写真に見入っています。
枝が垂れていて花が低いところに咲いているのですね。
トキワヤマボウシはこの頃シンボルツリーとして大人気。
以前の4種に加えて最近はまた数種の新しい品種が加わっているようです。
うちのは半落葉性のホンコンエンシスです。
ハンゲショウは繁殖力旺盛!
最後のユリはスカシユリでしょうか?
もこ
樹高が高くてなかなかちゃんと見ることが出来ません。
ヤマホウシは花付きが良い木を沢山目にするようになりました。
デンドロビウム我が家にもありますがこんなに沢山の花をつけません 育て方が違うのでしょうね。
長さん
シマトネリコは高木になりますよね。この木は幸いにも低いところから枝が出ていたので、スマホでも花が撮れました。
最近は、トキワヤマボウシがシンボルツリーとして人気のようです。ホンコンエンシスを育てていらっしゃいますか。
ハンゲショウ、このネットの奥に2坪ほど繁茂していました。
黄色いユリはスカシユリだとは思いますが、確証はありません。
長さん
シマトネリコ、高木になりますよね。普通なら、花を撮るのに望遠レンズが必要ですが、ここは労せずしてアップが撮れました。
トキワヤマボウシ、この‘月光’という園芸種が一番花付きが良いようです。
このデンドロビウムは小さい花がたくさん咲く品種とのことです。