植物標本の実物や、緻密な植物図(コピー)なども展示され、国立科学博物館付属施設ならではの、流石の展示でした。
ミニ企画展のチラシ(画像クリックでPDFが開きます)

展示風景
牧野富太郎が筑波山で採取した植物標本(実物)
左:アズマスゲ(1894年4月筑波山)、右:アズマザサ(1900年5月)
1899年に牧野が命名したイワヤシダの標本(実物)と
牧野の植物図
採取者は不明。植物図は、1901年の新撰日本植物図説に収録
牧野の植物図(コピー)・ムジナモ
「日本植物志図篇」第1刊第12集 石版(未刊)
牧野の植物図(コピー)・ジョウロウホトトギス(牧野の命名)
「日本植物志図篇」第1刊第1集第1図版(石版・手彩色)
牧野富太郎著「牧野日本植物圖鑑」
1940年北隆館出版(実物)
牧野富太郎が78歳の時に出版した集大成ともいえる図鑑
牧野富太郎原著「新牧野日本植物圖鑑」
2008年北隆館出版(実物)
種子植物から地衣類まで5056種が掲載されている。牧野植物
図鑑は、増補、改訂が続けられ、現在でも活用され続けている
ムカゴサイシンの紹介
(植物研究雑誌4(5)口絵(1927年・実物)
牧野によって、再発見のいきさつと、自身が1909年の
新種発表のときに使った絵が紹介されている
研究員がおすすめする、牧野富太郎にゆかりある植物
ヒルムシロ
牧野が最初に発表した論文「日本産ひるむしろ属」
植物学雑誌 1(1):2-8、1887年
ヒメアヤメ
ヒメアヤメに関する論文(植物学雑誌 13(148):111、1899年
シコクチャルメルソウ
「大日本植物志」第1巻第2集第5図版 準備図(コピー)
チャルメルソウ(左)とシコクチャルメルソウ(右)
花は小さすぎて失敗
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