先日、楽老さんのブログにニワナナカマドの花が投稿されていたので、この公園にあるホザキナナカマドも咲いているはずだと、見に行ってきたのです。いつもは6月初旬に見頃になるのですが、今年はかなり咲き進んでいました。
ホザキナナカマド(穂咲七竃)
バラ科ホザキナナカマド属の落葉低木。花期は6~8月
花径5~6mm、雄しべは40~50本、花弁より長い
↑ この裏側にもう1本、植えてある
私が好きなのは、まだ丸いつぼみが混在している状態
花のアップ
類似のニワナナカマド(庭七竃、花の写真はこちら)は
葉先が尾状に伸び、雄しべは20本、花弁と同じか、やや短い
タイサンボク(泰山木、大山木)
モクレン科モクレン属の常緑高木。北米中南部原産
別名:ハクレンボク。樹高は20m以上になる
花は高くて撮れないので、下は四季咲きの‘リトル・ジェム’
矮性品種ですが、樹高は3~5mになる
アカンサス・モリス
キツネノマゴ科アカンサス属の常緑多年草。地中海沿岸地方原産
別名:ハアザミ(葉薊)。花茎は天井に達してしまいました
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23年5月のつくば植物園にて(9)
5月21日につくば植物園に行ってきました。
今回も多目的温室の向かい側にある、熱帯資源植物温室で見た花などです。
バルレリア・ルプリナ
キツネノマゴ科バルレリア属の常緑低木。原産はモーリシャス
10~3月頃、円筒状の苞を伸ばし、径2cmほどの黄色い筒状花を咲かせる
「ルプリナ」とは「ホップに似た」という意味だそうです
キダチトウガラシ(木立唐辛子)
ナス科トウガラシ属の多年草(亜低木)。原産は熱帯~亜熱帯アメリカ
良く分枝した茎に上向きに実をつける。別名:シマトウガラシ
実は小さいが、非常に辛い。タバスコはこれの変種
ベゴニア・ゴエゴエンシス
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草
原産はスマトラ島沖に浮かぶゴエゴ島。花径は2.5cm。丸い葉が特徴
ベニギリソウ ‘アカジョウ’(紅桐草)
イワタバコ科ベニギリソウ属の多年草。原産は熱帯アメリカ
エピスキア・クプレアタの、葉の色が変化した園芸種
アカジョウ(Acajou)は「カシューナッツ」を意味する
この花は何度撮っても赤がつぶれてしまいます
トケイソウ(種名不詳)
トケイソウ科トケイソウ属のつる性常緑多年草
この形の花は初めて見ましたが、名札が付いていませんでした
トケイソウは世界に500種以上あるそうなので、検索しきれません
(つづく)
次回は、サバンナ温室で見た花を紹介します。
この記事へのコメント
なおさん
タイサンボクの大輪の花も見事ですが、高いところで咲くのでなかなか蘂やなかの様子は撮りにくいものです。
アカンサスは西洋建築の柱などにデザイン化されてきたものだそうですね。温室もしばらくご無沙汰ですので、いろいろ見せてくれるのはありがたいです。
river
タイサンボクはきれいな花ですが高木になることが多く一般家庭の庭木としては不向きなようです。矮性種なら可能ですね。
トケイソウはいろいろ手を出しましたが越冬できず2種のみが越冬して毎年花を咲かせていたのですが今年ついに芽が出ませんでした。
もこ
花数が少ないように見受けられましたが 写真を撮った時期によるものでしょうかタイサンボクは見応えがありますね。
熱帯資源植物温室は珍しい植物が多くあり長さんさんにもわからないものがあるのですね。
bunko
信徳
葉っぱはニワナナカマドと似ていて良く分かりません。赤城山にも大きな木が有るのですがまだ蕾でした。
タイサンボクは背が高いので写真には苦労します。沢山咲いていても撮れるのは2,3個です。
コスモス
今年はまだ見に行っていません。
丸い蕾が散りばめられた宝石のようで綺麗ですね。
民家でアカンサス・モリスはまだ見たことありませんが、
天井に達していましたか。
長さん
ホザキナナカマド、2本植えるのならもう1本はナナカマドにして欲しかったなー、なんで贅沢なことを考えています。
タイサンボクは上向きに咲くので、高木になったらお手上げです。
アカンサスの葉は古代ギリシャ時代に既に建築模様に使われていたとか。
植物園の温室は珍しい植物に出会えるので、大好きです。
長さん
ホザキナナカマドとニワナナカマドは良く似ていますね。2本植えるなら、1本はニワナナカマドにもらいたかった。それなら、比較が出来ますからね。
タイサンボクは高木ですから庭木には向きませんね。この‘リトル・ジェム’なら良いでしょう。
群馬県だと、トケイソウの冬越しは難しそうですね。
長さん
ホザキナナカマド、花数は結構多いですよ。私の見た限りですが、ニワナナカマドより多いと思います。
タイサンボク、20mにもなる高木なので、花が咲くと見事です。
ここの温室は6つもあり、展示の入れ替えもありますから、未だに初めて観る植物に出会います。
長さん
ホザキナナカマド、丸いつぼみが残っている状態が良いですよね。今年は花が早く咲いてしまい、ほぼ満開状態でした。
ハアザミ、まだ咲きませんか。ここでは5月初旬に咲き始めました。
このトケイソウ、副花冠が長くて、途中から色が変わるという、面白い咲き方です。
長さん
ニワナナカマドは葉の先端が細長いというのですが、比べて見ないと分らない程度みたいです。赤城山ではこれからですか。
タイサンボク、望遠レンズをご持参で撮りに行かれたんですよね。
長さん
ニワナナカマド、お近くにありますか。今年は花が早いので、直ぐに見に行った方が良いですよ。
このアカンサス・モリスは、公園のレストハウスの2階部分が横にせり出していて、その下に植えてあるのです。
夕菅
前のお庭にありましたが、何故か枯れました。
こちらでナナカマドの苗を見つけてつい買ってしまいましたが、やはりホザキナナカマドの繊細な美しさには及びません。
イッシー
タイサンボクも咲いていますね~。
花が立派です。
長さん
ホザキナナカマド、植えておられたことがあったのですね。枯れてしまったとは残念。
ナナカマドは毎年、江戸川近くの老人ホームの庭で見ますが、花の頃や実の頃、そして、紅葉も楽しめますね。
長さん
ホザキナナカマド、植えてから20年近くですが、大きな木になってきました。
タイサンボク、大きな花が魅力です。
eko
タイサンボクの大きな花も咲いていますね。木の上の方に咲くので花の中までは見ることが出来ません。
ここのアカンサス・モリス、今年も頭を押さえられて元気に咲いていますね。もっと自由に伸びる場所に移動してくれないのでしょうか。
熱帯資源植物温室には珍し花が咲いていますね。
ベゴニア・ゴエゴエンシスは可愛い花ですね。ベゴニアは花も葉も膨大な種類がありますね。
トケイソウも種類が多いですが、この花は地味ですね。
yoppy702
でも、「丸いつぼみが混在している状態」、この姿が可愛いいですね。(^^)
このタイサンボク、かなりの樹高がありますね。
四季咲きの‘リトル・ジェム’ってのがあるんですね。
こないだ、アカンサスの和名がハアザミなんやと初めて知りました。
でも、ハアザミって、良く知られた名前らしいですね。(^^ゞ
キダチトウガラシの所で、「タバスコはこれの変種」とあったので、エッと思いチェックしましたら、タバスコは、タバスコペッパーという唐辛子が材料なんですね。
これから、タバスコを使う時に、絶対にボクの頭を過ぎりますね。(^^ゞ
すーちん
ナナカマド
すてきなはなですねー
タイサンボクは高木過ぎて
どんな花か
よく見れませんね^^
行き当たりばったり
ホザキナナカマド、真っ白な花がいっぱいで、丸い蕾もあふれるほど。
珍しい花がたくさんですね。
最後のトケイソウも----すごいです。
長さん
ホザキナナカマド、好きなんですよ。ニワナナカマドのほうは、最近は出会っていません。
ここは矮性種のタイサンボクがあるので、花が上からも見られます。
アカンサス・モリス、今度、市の職員に出会ったら、植え替えを提案してみましょう。
この植物園にも多くの種類のベゴニアが並んでいますが、名前田和からないものもあります。
珍しいトケイソウでしょう?名前を知りたいものです。
長さん
ホザキナナカマド、丸いつぼみが残っている状態が好きなんですよ。
このタイサンボク、高そうに見えますが、6m位でしょう。リトル・ジェムは四季咲きですが、秋や冬は咲かないようです。
アカンサスの葉は、紀元前からヨーロッパで建築物の模様などに使われてきた歴史があります。
辛いのがお好きですか?私は苦手で、タバスコは食べたことがないです。
長さん
ナナカマドの鼻葉こんもりと盛り上がったように咲きますが、このホザキナナカマドはご覧のように縦横にひっろがッ多様に咲きます。
タイサンボクの花は上向きに咲くので、高木では花の裏側しか見えませんよね。
長さん
ホザキナナカマドはナナカマドより花序が横に広がるので、見栄えが良いです。
流石のつくば植物園、珍しい植物が色々あります。
ミキ
ニワナナカマドを見せて貰うブロ友さんがいます。
華やかで真っ白い花は魅力的ですが、ホザキナナカマドの
花はやや小ぶりですが、アップの花が美しいですね。
泰山木も大好きですが、何しろ大きくて花を撮るのは
大変です。矮性でも5mになるのですか、驚きです。(^^♪
長さん
ホザキナナカマド、好きなんですよ、ニワナナカマドのほうは心当りのお宅があったのですが、切られてしまいました。
タイサンボク、高木になったら花の写真は撮れません。この矮性種は植えてから10数年経ちますが、あまり伸びていません。5mになるには長い年月が必要と思われます。