23年5月のつくば植物園にて(5) クレマチス園にて(その2) & 街の花(ヒメイワダレソウ、コボウズオトギリ、ビヨウヤナギ)

 5月21日につくば植物園に行ってきました。
 クレマチス園で見た花の続きで、最初は21世紀リリース品種(今世紀になり、国内外でリリースされた新しい品種)です。


‘はやて’
フロリダ系、早咲き大輪、花径11~22cm、早川廣氏作出
IMG_4966.JPG

‘かぐや’
ビチセラ系、遅咲き大輪、花径11~22cm、廣田哲也氏作出
IMG_4968.JPG

‘レディ・キョウコ’
フロリダ系、中輪、花径6~8cm、杉本公造氏作出
IMG_4970.JPG

‘プリンセス・ケイト’
テキセンシス系、遅咲き小輪、花径2~4cm
IMG_4979.JPG

‘喜 代’
フロリダ系、早咲き大輪、花径10~15cm
IMG_4996.JPG

ここからは、これまで紹介した区分以外の品種です

‘ペベリル・プロフュージョン’
テキセンシス・ヴィオルナ系、チューリップ咲き小輪、花径5~7cm
IMG_4974.JPG

‘ニオベ’
ジャックマニー系、早咲き大輪、花径12~15cm
IMG_4953.JPG

‘メイヤー・イサオ’
フロリダ系、早咲き大輪、花径11~22cm
IMG_4958.JPG

‘ルージュ・カティナル’
ジャックマニー系、遅咲き大輪、花径10~16cm
IMG_4955.JPG

テキセンシス ‘スカーレット’
テキセンシスの変種、早咲き小輪、花径2~5cm
IMG_4976.JPG

‘ブルー・ライト’
パテンス・ラヌギノーサ系、早咲き大輪、花径10~15cm
IMG_4994.JPG

‘白万重’(しろまんえ)
フロリダ系、中国に自生するテッセンの枝変り、花径4~10cm
IMG_4998.JPG
 2023年5月21日撮影。

(つづく)


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

最近見かけた、街の花です。

ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)
クマツヅラ科イワダレソウ属の多年草。南米原産。別名:リッピア
つる性で耐寒性もあり、グランドカバーにはピッタリの植物
WEB2305_143.JPG

コボウズオトギリ(小坊主弟切)
オトギリソウ科オトギリソウ属の常緑小低木
原産はヨーロッパ、北アメリカなど
コボウズオトギリは通称で、正確にはヒペリカム・アンドロサエマムです
WEB2305_155.JPG
この木の実はまだ赤くなっていない
F2305_144.JPG

ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)ヒペリカム・モノギナム
オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木
セイヨウキンシバイ(ヒペリカム・カリシナム)に似ているが、
葉は十字対生。雄しべの本数が少なく、カールする
WEB2305_162.JPG
WEB2305_163.JPG
 2023年5月24日、25日撮影。

この記事へのコメント

  • もこ

    クレマチスと言えば一重咲きのものが多かったように記憶していますが、今は変わり咲きの八重のものも多くなり見応えがありますね。
    ビョウヤナギの雄しべが綺麗、
    私の腕では無理です。
    2023年05月29日 15:13
  • nobara

    クレマチスは花保ちも良いし。
    あんがいと育てやすいんですよね。
    品種改良も進むのかしら?
    ‘ペベリル・プロフュージョン’は
    プリンセス・ダイアナにも似ていますね~
    ヒメイワダレソウ、グランドカバーにしてるお宅が多いです。
    耐寒性もあるし、邪魔にならないのがいいですね。
    コボウズオトギリ、可愛いです💛
    2023年05月29日 16:38
  • river

    クレマチスには早咲きタイプ、中間タイプ、遅咲きタイプ、四季咲きタイプなどがありますね。強剪定タイプ、弱剪定タイプという分類もあります。また根が太くなるタイプと根が細いタイプがあります。基本的には丈夫な植物で水を好みますが水はけが悪いと枯れることがあります。肥料が足りないと花をつけないこともあります。挿し芽は比較的容易です。
    いろいろと栽培してみましたがそれが私の印象です。今はだいぶ減ってしまい10品種、10数株で主に鉢植えで育てています。
    ビヨウヤナギはブログで紹介しましたが西洋キンシバイも咲きました。
    2023年05月29日 18:05
  • eko

    クレマチスは一重だけでなく八重や、ベル型など多岐にわたっていますね。紫系も素敵ですが、真っ白な花に魅せられます。
    ヒメイワダレソウはグランドカバーに最適、時々お庭に植えられているお家も見かけます。
    ヒペリカムの色々咲きだしましたね。わが家のヒドコートも咲いています。赤い実と花が一緒に楽しめるコボウズオトギリが可愛いですね。
    2023年05月29日 20:21
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    クレマチスもしべが花弁化して、千重咲きのようなものまで作り出されていますね。
    ビヨウヤナギのしべは細いですから、カメラを近づけるとピントが合わなかったりします。少し離れて撮って、トリミングしています。
    2023年05月29日 20:54
  • なおさん

     ラン・バラ・クリロー・ラクレマチスと園芸界のハマリモノの四天王ですから、人気があるものですよねえ。いろいろな品種があり、変異が愉しめるのが人気の所以なのでしょう。

     こちらのヒメイワダレソウは、ずいぶんと紫が濃いのですね。武蔵丘陵森林公園に向かう緑道の近くの田んぼの畦のはもっと白いですし、うちのご近所で見るのもやはり白いです。
    2023年05月29日 20:57
  • イッシー

    うわぁ。来年絶対行こう。
    忘れないか心配ですけど。
    ビヨウヤナギも面白い花ですね
    2023年05月29日 20:58
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    転居前の我が家にもテッセンがありましたが、丈夫でしたよ。
    チューリップ咲きのペベリル・プロフュージョン、白覆輪があるところもプリンセス・ダイアナに似ていますね。
    ヒメイワダレソウ、ここは鉢植えですが、駐車場に増え広がっているのを見たことがあります。
    コボウズオトギリ、実が赤くなるのが早いですね。
    2023年05月29日 21:00
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    クレマチスが10種類ですか。比較的育て易いようですね。
    転居前の我が家には、地植えのテッセン(多分)がありましたが、殆ど世話いらずでした。
    ビヨウヤナギに加えて、セイヨウキンシバイが咲き始めましたか。今、キンシバイを探しているのですが、近場ではまだ見つかりません。
    2023年05月29日 21:09
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    クレマチスは6弁が基本ですが、しべが花弁化したものも出来ていますね。純白の花がお好みですか。次回も登場しますよ。
    ヒメイワダレソウ、ここのは鉢植えでしたが、良く増えますよね。
    コボウズオトギリ、花と赤い実が同じ茎から出ているので、彩りが良いですよね。
    2023年05月29日 21:13
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    お帰りになりましたか。
    ショクダイオオコンニャクの花が咲いていたためか、クレマチス園にもこれまでに見たことが無いほど、見に来る人が多かったです。
    ヒメイワダレソウは白っぽい花もありますね。両方とも見たことがあります。
    2023年05月29日 21:21
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    このクレマチス園に行かれるなら、私の経験からすると、5月の中旬が良いと思いますが、今年のように早く咲くこともありますからねー。
    ビヨウヤナギは雄しべがカールして広がるのが特徴です。
    2023年05月29日 21:36
  • yoppy702

    クレマチスって、この記事で見るだけでも、色んな姿をしてるんですね。
    家の一つは、篭口なんで、変わってるなぁ…と思ってましたが、テキセンシス ‘スカーレット’を見たら、ギョッとしました。(^^ゞ
    チューリップ咲きというのは見た事がありましたが、チューリップ咲きという言葉は知りませんでした。
    ナルホドですね。
    ‘プリンセス・ケイト’も面白い咲き方をしますね。
    しかも、花径2~4cmやなんて、可愛いい。(^^)
    最後の‘白万重’、一輪で豪華や。それに、この薄緑、綺麗です。

    ヒメイワダレソウって見た事ないです。
    これって…小花が集まってるんですか?
    ヒペリカムの仲間、今、多いですね。
    実が赤くなるのは、可愛いいなぁ。(^^)
    2023年05月30日 00:49
  • すーちん

    おはようございます
    クレマチス
    種類の多さにビックリですー
    ヒペリカムの実は
    切り花で売ってるんですね
    2023年05月30日 07:39
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    青い花が咲く‘篭口’を育てていますか。‘篭口’は垂れ下がって咲くので、ベル型と表現されますね。
    ‘プリンセス・ケイト’は花の状態があまり良くないですが、チューリップ型のような6弁化です。
    ‘白万重’は人気がある品種のようで、街中でも見かけることがあります。
    ヒメイワダレソウは小花がたくさん咲くタイプで、中オウン焙炉が濃い部分はつぼみです。
    コボウズオトギリ、実が直ぐに赤くなるので、黄色い花との対比が良いですね。
    2023年05月30日 09:31
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ヒペリカムの実が切り花として売られていますか。小さな赤い実なので、花の引き立て役になるでしょうね。
    2023年05月30日 09:35