今回も前半は屋外で見た花などを投稿します。最初は、熱帯資源植物温室の南側で咲いていた花(トリガープランツ)で、初めて見ました。
その後、同温室の東側や北側の花を撮りながら、やっと、ショクダイオオコンニャクが展示されている熱帯雨林温室に到着しました。
スティリディウム・グラミニフォリウム
ワトソニア・マルギナタ(ワトソニア・マルギナータ)
アヤメ科ワトソニア属(ヒオウギスイセン属)の多年草。南アフリカが原産
剣状の長い葉を持ち、根元から長い花序を伸ばす。ピンクの花には芳香がある
英名は Fragrant bugle-lily(bugleは喇叭の意)
フィゲリウス・アエクアリス ‘レッド・エンペラー’
ゴマノハグサ科フィゲリウス属の常緑低木。原産は南アフリカ
‘レッド・エンペラー’はオランダで作出された園芸品種
春から霜が降りる頃まで咲き続けるそうだ
原種グラジオラス?
ナツロウバイ(夏蝋梅)
ロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。 初めて花を見た
中国浙江省原産。別名:シノカリカントゥス・キネンシス
花径7~9cm。早春に咲くロウバイとは全くイメージが異なる
それでは、熱帯雨林温室にショクダイオオコンニャクを見に行きましょう
ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)
サトイモ科コンニャク属の植物。別名スマトラオオコンニャク
温室前にテントが建てられ、パネル展示がありました
臭いの体験(もう、殆ど臭わなかった)
2014年の根塊の実物大模型(重さ70Kgs、直径66cm、厚さ42cm)
ショクダイオオコンニャクの図解と、受粉の仕組み
温室2階の回廊まで見学者の列が伸び、たどり着くのに20分!!
2階から見たショクダイオオコンニャク。この日、開花していたのは右奥の
個体。その左は生育期の個体(葉)。左手前の大きな株は5月25日に開花
今回開花していた個体(高さ190cm、仏炎苞の広がり98cm)
仏炎苞の下の方を覗き込んでいる人がいます
仏炎苞が四角く切り抜かれ、小さな雄花序と黒い雌花序が見えた
大きな株が開花した様子はこちら
こちらはインド原産のムカゴコンニャク
ムカゴの状態です。ショクダイオオコンニャクとは比較にならない大きさ
(つづく)
昨晩の地震は震度4でしたが、体感的には震度5弱くらいでした。
この記事へのコメント
river
もこ
ショクダイオオコンニャク覗き込んでいる人との比較で大きさが良くわかりました。
nobara
聞いたことのない科や属です。
オーストラリアは変わったお花が多いですね。
お花そのものはアカバナみたいな感じなんですね。可愛らしい!
ワトソニア、私も見てきました。少ないようですね。
ショクダイオオコンニャク、目玉のお品ですね(^o^)丿
私は指宿の植物園でぴったりの開花を見られたんですよ。
お世辞にもいい匂いではないですね(笑)
昨夕の地震長かったですね~
安普請のわが家は震度5くらいに感じます。
食事しながら「長くない?」と夫と震えていました。
信徳
群馬はコンニャクの産地、普通のコンニャクの花も臭いを出すのでしょうが、畑いっぱい咲いていると畑全体から臭いにおいがするのかな?
eko
ワトソニアは綺麗な花色ですね。
ナツロウバイは先日見たばかり、日陰の方が綺麗な花が長持ちすると聞きました。
メイン展示のショクダイオオコンニャクですね。人と比べて巨大さが分かりますね。独特の匂いはかがれましたか?嫌な臭いの中に甘い香りが含まれていると説明されても遠慮したいです。
イッシー
臭くはなかったんでしょうか。コンニャクいくつ作れるんだろう。震度5弱はかなり怖いですよね。もう30年前ぐらいに東大の地震学の第一人者の方のお話を聞いたことがありますが、茨木の方は地震は多発するけれど、ひずみが解放されるので極端に大きいのは来ないから大丈夫だっていうのを聞いたことがあります。
長さん
これまでにショクダイオオコンニャクの花を見たことが無かったので、今回は開花中なのを確かめて行ってきました。
日本にはラフレシアの実物を展示している植物園がありませんが、つくば植物園には模型があります。
臭い箱が設置されていましたが、2日目だったせいか、あまり臭いが感じられませんでした。
長さん
トリガープランツなんて言うのは初めて知りました。たたきつけるスピードが速いらしいですが、じっと見続けているわけにも行きませんし・・・。
ショクダイオオコンニャク、実際の花は小さいですが、苞や付属体を含めるとかなりの大きさです。
長さん
オーストラリアには変わった植物が色々ありますね。勢いよく昆虫を叩いたら昆虫が死んでしまわないかと心配(笑)。
ワトソニアはここ以外では見たことが無いです。
ショクダイオオコンニャク、位部式の植物園でご覧になりましたか。臭いが箱から拡散してしまったためか、殆ど臭いませんでした。
我が家の辺りは昔、湿地帯だったので、他より少し揺れが多いのです。
長さん
最近、無精をして、電車に乗るときと病院を除いて、殆どマスクをしていませんが、箱の中から臭いが拡散してしまったようです。こんにゃく芋の花は見たことが無いですが、やはり臭いらしいですね。
長さん
スティリディウム・グラミニフォリウム、面白い花粉の運ばせ方をしますね。ハンマーで叩かれた昆虫は堪ったものではない(笑)。
ワトソニア、ピンクの花ですから目立ちますよ。
ナツロウバイ、ご覧になりましたか。日当たりが良いと、花が茶色く痛みやすいようです。
ショクダイオオコンニャクの花、付属体や苞まで入れると大きいですね。臭いの箱で試しましたが、多くの人が体験したので、拡散してしまったようです。
長さん
前日に植物園のHPで知って、翌日に行ってきました。丁度買える車がいたので、なんとか駐車できるという混み方でした。
ショクダイオオコンニャクはコンニャクとは遠い親戚なので、食用にはならないそうです。
房総半島から北はプレートの沈み込みが浅いので、大きな地震は少ないですが、関東大震災みたいな事が起こる可能性はありますね。
yoppy702
パネルで使われてる画像や生育記録は、つくば植物園のですね。
さすがに素晴らしい記録ですね。
花序は世界最大級、ギネス記録あり、ここでの、2014年のは国内最高…
「たどり着くのに20分!!」
やっぱ、皆さん、良く御存知なんですね。
開花中の個体…もう、ビックリです。
長さんも、素晴らしい写真を、お撮りになられましたね。
「臭い」は、他の植物でも「強烈にクサイ」というのを聞いた事がありますが、そういう虫を誘うためなんですね。
『うっかり者のシデムシは「ただ働き」をさせられる。』という説明は面白いですね。
2014年の塊茎は、重さ70kg!
「腰を痛める恐れがあるので、一人で持ち上げないように」って!
フツーは70kgと聞くと手は出さないですが、中には、どんな感じかと持ち上げる方もいらっしゃるんでしょうね。
ホンマ、素晴らしいレポを見せて頂きました。
すーちん
ショクダイオオコンニャク
大燭台ですねー
大体2年おきに
開花ですかー
地震
日本中ですねー
長さん
ショクダイオオコンニャクの開花はまたとないチャンスなので、見に行ってきました。この植物園は過去に開花させた経験があるので、説明パネルも分りやすかったです。
臭い箱の中には合成された液体が入っていたようですが、殆どが揮発してしまったのか、あまり臭いは感じられませんでした。
Wikipediaによると、「シデムシは、動物の死体に集まり、それを餌とすることで有名な甲虫である。名前の由来は、死体があると出てくるため、『死出虫』と名づけられたことによる」と書かれていました。
根塊の模型は34Kgsのものもあり、そちらは持ち上げられました。
長さん
ショクダイオオコンニャクの開花は7年に1度くらいですが、ここでは2,3年に1回、開花させています。今回は2つ咲いたトイ事で、記録かも。
最近の地震が大地震の予兆だとすると怖いですね。
bunko
長さん
コンニャクは自家製でしたか。もしかして、郷里は群馬県?
ショクダイオオコンニャクは日本のコンニャクとは遠い親戚なので、似ているところがないですね。