今回の目玉展示は熱帯雨林植物温室の「ショクダイオオコンニャクの花」ですが、そのご紹介は後にして、温室に向かう途中で見た花などを投稿します。
ハツユキソウ(初雪草)
トウダイグサ科トウダイグサ属の非耐寒性一年草。北アメリカ原産
別名:ユーフォルビア・マルギナタ
イヌツゲ(犬黄楊)
モチノキ科モチノキ属の常緑低木(時に高木になる)。雌雄異株
ツゲ科ではないが、名の由来は、小さな葉が密に付くのがツゲに似ることから
これは雄花で、4本の雄しべのみ。花径は4mmくらい
ライスフラワー
キク科オゾタムヌス属の半耐寒性常緑低木。オーストラリア東南部原産
学名:オゾタムヌス・ディオスミフォリウス
これは蕾で、径3~5mm。開花すると地味なので、鑑賞するなら蕾のうち
シュッコンバーベナ(宿根バーベナ)
クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草。南アメリカ原産の帰化植物
別名:ツルタチバーベナ。 これは花色が薄いタイプ
クラウンベッチ
マメ科タマザキクサフジ属。ヨーロッパ原産の園芸種
和名はタマザキクサフジ(玉咲草藤)
コバノズイナ(小葉の髄菜)
ズイナ科ズイナ属の落葉低木。北アメリカ原産
別名:アメリカズイナ、ヒメリョウブ、紅葉木(秋には紅葉が美しい)
ペンステモン・ディギタリス
オオバコ科ツリガネヤナギ属の多年草。原産は北アメリカ
これは銅葉になる‘ハスカーレッド’という園芸種
キソケイ(黄素馨)
モクセイ科ソケイ属の常緑低木。ヒマラヤ原産。花径は2.5cm位
イボタノキ(水蝋樹、疣取木)
モクセイ科イボタノキ属の落葉低木。日本では、北海道~九州に分布
ユスラウメ(梅桃、梅桜、桜桃)の実
バラ科サクラ属の落葉低木。中国、朝鮮半島、モンゴル原産
ソシンロウバイ(素心蝋梅)の実
ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。中国中部原産。ロウバイの一品種
マリアアザミ(マリア薊)
キク科オオアザミ属の二年草。原産は地中海沿岸、北アフリカ、アジア
和名はオオアザミ(大薊)。別名:ミルクシスル(葉に白いまだら模様が
あるのが特徴。模様はミルクがこぼれたように見えるために、ミルクを
聖母マリアに由来するものとして、この名がある)
↑ 吸蜜に来たのは、コアオハナムグリ
イタチハギ(鼬萩)
マメ科イタチハギ属の落葉低木。北アメリカ原産
道路の法面の緑化や砂防用に植栽されているという
良く見ると、黒紫色の筒花で、雄しべが突き出して、黄色い葯が目立つ
これは旗弁が変化したもので、翼弁と竜骨弁は退化しているのだそうだ
(つづく)
この記事へのコメント
グランドマザー
シンシロウバイの花は実が必ず付くんですね 地面に落ちると
発芽しやすいんですよ、我が家もあちらこちらに芽が出ます
ユスラウメの赤い実は子供のころもいで食べましたっけ
思い出です
ライスflour小さな花お米粒に似ていますね~
イヌツゲの小さな花もよく見ると かわいいんですね
小さいのでつい見過ごしていますね
無門
どの花木も
あまり見かけない物ばかり
一か所でじっと観察したいぐらい
熱帯雨林の温室では
またまた面白い花が見られますね
日本もこれから熱帯雨林に似た気候に
なりますから
露地でも熱帯の植物が楽しめそうですね
nobara
長さんのところからはよほどにアクセスがいいんですね。
ハツユキソウはこれからでしょうか。
ライスフラワーって?低木なんですね。
ちょっと見、ノコギリソウに見えました(^o^)丿
タマザキクサフジ、車山のペンションの前庭で見たのを思い出しました。
可愛いお花ですよね(*^-゚)⌒☆
ペンステモン「ハスカーレッド」は見栄えのするお花ですね。
イボタノキ、私も撮ってきました。
名前にそぐわない可愛いお花です。
マリアアザミ、葉の斑模様から呼ばれてるんですね。
線虫にやられたわけではないのですね(^o^)丿
葉っぱをちゃんと観察しなければ、ですね。
もこ
裏隣りの庭に植えてあったユスラウメ採りにいっらっしゃいと声がかかるのを今か今かと待っていた記憶が懐かしいです。
イギリス庭園は私の想像していたものとは全く違っていました。
バラや色々な植物が混植されて咲いている庭を想像していました。
信徳
つくば植物園は珍しい草花が多いと思ったのは前回の記事でした。今回も同様に変わった植物が多いですね。
私の困った時の神頼み、ぐんまフラワーパークは改造中で2~3年どうしましょう(笑)。
なおさん
イヌツゲはうちのご近所でも咲いているところがありますし、コバノズイナはこんなに見事ではないですが、うちにもあります。イタチハギは山梨の清里や国営武蔵丘陵森林公園に行く途中で見たことがありますが、面白い花ですね。
river
ソシンロウバイは家に9株もありますので毎年たくさんの実が付きます。困るのは零れ種でたくさん芽を出すのでこのままでは林になってしまいそうです。
長さん
ソシンロウバイの実は地面に落ちると発芽しやすいのです。それで、生存率を上げているんですね。
ユスラウメの実は食べたことがないですが、甘酸っぱいのだそうですね。
ライスフラワー、つぼみのうちが見頃なんて、変な花ですね。
イヌツゲは生垣なんかにも利用されていますね。
長さん
流石に植物園だけあって、何度行っても、初めて見る花に遭遇する確率が高いです。今回、投稿分は初めてではありませんが、ショクダイオオコンニャクの花は初めてなので、咲いているうちにと、出かけていきました。
日本が熱帯雨林の気候になるのは困りますから、CO2削減の努力を続けなければいけませんね。
長さん
ここは高速道路を使えば片道1時間で行けるので、便利なのです。
ハツユキソウ、まだ小さいですから、今年苗を植えたのでしょう。
ライスフラワーは常緑低木に分類されています。キク科は木質化しやすいものが多いですね。
タマザキクサフジ、私も車山高原のペンションの庭で見ましたよ。もしかして、リゾートイン・ボヌールですか?
ペンステモンは露出に失敗して、暗く写ってしまいました。
イボタノキはお宅の近くにもあったような。
マリアアザミの名の由来は、この白い斑からだったのですね。
長さん
お宅のハツユキソウ、花はまだ先なのですね。
ユスラウメの実は食べたこと長いのですが、甘酸っぱいのだそうですね。
イギリス式庭園、私も期待とは違いいていて、ガクっときちゃいました。
長さん
今回の記事ではさほど珍しいものは無いと思いますが、次回は珍しいものが登場しますよ。
この植物園に行くと、1週間分くらいの記事が出来ますから、ホント、便利にしています。
ぐんまフラワーパークの代わりに、とちぎ花センターなんかいかがですか?佐野藤岡ICから直ぐだし、みかも山にも色々花が咲いていますよ。お宅からなら45分くらいかな。
長さん
ここは高速使用で、片道1時間ですから重宝しています。今回はクレマチスも取ってきたので、ブログ1週間分くらいにはなりそう(笑)。
コバノズイナ、日当たりが良いと大きくなりそうですね。
イタチハギの花、面白い形ですが、今回は上手く撮れませんでした。
長さん
ユスラウメの実、子供の頃は近所になかったので、食べた記憶はありません。今の子供も、ユスラウメを植えているお宅は少ないので、食べたことがないかも。
ソシンロウバイ、こぼれ種の発芽率が良いのだそうですね。
eko
クラウンベッチは私も撮ってきました。レンゲソウに似て可愛らしいです。
マリアアザミの葉のまだら模様は面白いですね。
イタチハギは綺麗とはいえない不思議な花が咲きますね。
イッシー
正確に言うと認識してなかったというべきかな。
ショクダイオオコンニャクの花が咲いてたんですか!
楽しみですけれど臭いかがずに済むのもありがたい。笑
yoppy702
撮り方なんかなぁ…この画像のは、なんか綺麗です。(^^ゞ
ソシンロウバイの実は、黒くなったのしか見た事無いんです。
これは、ひょっとしたら、緑が赤系になって、それから黒っぽくなるんですね。
この頃のがイイですね。
マリアアザミって、葉の白い斑模様が由来なんですね。
こんな模様になってるんや。
これも、自然の芸術ですね。(^^)
すーちん
ソシンロウバイの実
一杯出来るんですー
毒だそうですね
長さん
ハツユキソウは葉の白い斑を楽しむものでしょうね。
クラウンベッチを撮りましたか。私が初めて見たのはもっとピンクが濃かったです。
マリアアザミ、白い斑が入った葉も、触ると痛そう。
イタチハギとは面白い名前をつけたものですね。
長さん
この中で、あまり見かけない植物は
クラウンベッチやマリアアザミ、イタチハギくらいかな。
ショクダイオオコンニャクは開花時の強い臭いが嫌われますが、見に行った時は臭気が殆どなかったです。
長さん
ハツユキソウ、街中で見かけるのはもっと大きくなっていますね。
ソシンロウバイの実は今年できたものです。冬にかけて水分が抜けてくると黒くなります。
マリアアザミの名の由来、初めて知りました。ミルクシルスは書き間違いで、正しくはミルクシルスです。ミルクをこぼしたら、確かにこんな模様になりますね。
長さん
ロウバイやソシンロウバイは全株有毒で、とくに種子は毒性が強いとか。 有毒成分のカリカンチンは神経毒で、人や動物には強直性痙攣などを起こさせるのだそうです。
ジュン
初めて見るお花が多いです
マリアアザミ
素敵な由来ですね
長さん
初めて見る花がありましたか。
マリアアザミは名の由来がマリア様のこぼしたミルクの痕とはね。