この場所は台地の縁に位置し、当時は3m程高かったが、明治45年から学生たちの実習で掘り下げられ、その土で低い所を埋め立て、今のような広い平地に造成されたという。
右奥の建物は「洗心倶楽部」で、景観を損ねないように、板張り風になっています。なお、洗心倶楽部は、千葉大学の卒業生、短期留学生及び外国人来訪者等の宿泊施設や学生・教職員の集会所としての機能を備えたゲストハウスです。
風景式庭園とは(Wikipediaより)
自然風景式庭園は、庭園の作庭技法の1つで、平面幾何学式庭園と違い曲線を多用し、なだらかな起伏を要し、自然風景のように作庭される庭園様式である。通常はイギリス式のを指す。
フランス式庭園から降りてきた斜面沿いに東へ向かいます
↑ 道路の左手前にエゴノキの花弁が落ちています
斑入り葉のアジサイ(つぼみ)
咲き始めたアジサイもあった
スイカズラ(吸葛)
スイカズラ科スイカズラ属の半常緑つる性木本。 咲き始め
ユズリハ(楪、交譲木または譲葉)
ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。古名はユズルハ。雌雄異株
スダジイ(すだ椎)
ブナ科シイ属の常緑高木。葉が新しいので、雄花序らしい。臭いです
イタリア式庭園
外周は円形で、大小の樹木が植えてあり、中央は芝生
以前は手前の芝生も含めた広さのロックガーデンだったそうだ
周囲の草むらには自然石や整形された石(写真)が残っている
西洋風の庭園の様式のひとつである幾何学式庭園で、14世紀から16世紀にかけて、主にイタリア郊外の別荘(ヴィラ)で発達した庭園を指す。特に、ルネサンス以来造られていった多くの庭園。
松戸シティガイドからイタリア式庭園の説明を受ける一行に遭遇
松戸シティガイドは、設立20年を迎えるボランティアガイドの草分けです
キャンバス内の花を撮りながら、帰途につきました
ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科ミズキ属の落葉高木
オオデマリ(大手毬)
スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木
ナデシコ(撫子)
ナデシコ科ナデシコ属の多年草
ヤグルマギク(矢車菊)
キク科ヤグルマギク属の一年草
オオムラサキツユクサ(大紫露草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草
この記事へのコメント
river
先日、お話ししたオーストリアのシェーンブルン宮殿の庭もフランス式ですがその一角に日本式庭園が造られていたというのはあまり知られていませんね。
nobara
イギリス式ガーデンといえば蓼科のバラクラが有名ですが
風景式?だからイメージが違うんですね。
それでもアジサイやスイカズラが咲いてたんですね。
散策するにはゆったりとよさそうですね。
イギリス式とかイタリー式とか、
あんまり違いが分かりませんでした(-_-;)ゞ
カワラナデシコ、ヤグルマギク、オオムラサキツユクサ、可愛いですね🌸
bunko
なおさん
やはり、ホンモノを見ないことには理解も深まらないということなのでしょうね。
長さん
シェーンブルン宮殿には庭園の一角に日本庭園があったのですか。それは知りませんでした。当時の旅行ガイドブックにも記載がありません。調べて見たら、1999年に再興されたんですってね。
yasuhiko
面白いですね。造園の勉強用なんでしょうか。
イギリス風形式、フランス式、イタリア式なんて
言葉では知っていても、具体的な違いは
よく分からないので、こうして比べることが
できるのは嬉しい気がします。
長さん
英国では、昔からの庭園はこの風景式庭園だったのですね。フランス式は海外旅行で見てきましたが、イギリスには行ったことがないのです。
あじさいやスイカズラが咲いていたのは、イギリス風景式庭園を出て、イタリア式庭園に向かう途中でした。
ここのイタリア式庭園は円形でしたが、本来は幾何学式庭園なのだそうです。
学生たちが実習している植物を見たかったのですが、立ち入り禁止では仕方がありません。
長さん
ボランティアガイドの一行に会ったのは3つの庭園を見終わった後でした。このツアーに参加すればもっと色々分ったと思います。
長さん
明治末期にこれらの庭園が出来ていたとは、帰ってからネットで調べて分ったことです。日本初の園芸学部ということで、国も海外の文化を取り入れようとしたのですね。以来、100年もずっと手入れを欠かさないということも凄いです。この日も、庭師が何人か入っていました。
長さん
園芸学部のカリキュラムの中には「環境造園学プログラム」というのがあるようなので、その基礎知識としてこれらの庭園が役立っているのかも知れません。
eko
アジサイが咲き始めましたね。バラの季節も終わり、ハナショウブ、アジサイへと花も移っていきますね。
ミキ
イギリス風景式庭園もイタリア式庭園も妙にさっぱりとして、
日本庭園を見慣れている者には、物足りない気分です。
というか理解できないのかなぁ、です。
ヤマボウシやナデシコ,オオムラサキツユクサを見て
ホッとしました。(^^♪
yoppy702
と言っても、しばらくしたら忘れてると思いますけど。(^^ゞ
ボクも、庭園と言われると、バラ庭園が思い浮かびましたが、全然、ちゃいました。(^^ゞ
フイリアジサイの咲き始め、可愛いいです。
やっぱ、葉っぱがイイですね。
スイカズラ、綺麗ですね。
咲き始めやからフレッシュなんですね。
イタリア式庭園というのは、知りませんでした。
イギリス式は風景式庭園なので、根本的に造りが違うんですね。
オオムラサキツユクサ、涼し気な色、好きな色です。(^^ゞ
イッシー
行き当たりばったり
広い広い庭園です。見事に手入れされていますね。
このグリーンが何とも言えません。
青空もぴったり。
なんとも言えません(笑)
すーちん
イングリッシュガーデンといえば
広い敷地に花があふれてを
想像しますがー
質素な感じですね
長さん
イギリス風景式庭園とは、これが伝統的な形式のようです。イタリア式もそのようです。シティガイドの話は立ち聞きしませんでしたからどんな話をしていたか分りません。
我が家のアジサイも二つのうち一つがやっと咲き始めました。
長さん
イギリス式庭園もイタリア式庭園もこれが伝統的な形のようです。どちらの庭園も、花でも咲いていれば、親しみが持てるのですが・・・。ちょっと拍子抜けしたので、キャンバス内の花を撮っててみました。
長さん
現代風の庭園ならどこかでみたような記憶が残っていますが、この様な昔からの伝統的な庭園というのは初めて知りました。
英国は言ったことがないですが、イタリアでもこんな形式の庭園は見たことが無かったです。
仕方がないので、キャンバス内で立ち入り禁止以外の所をぶらついて花を撮りました。他にもありましたが、割愛しました。
長さん
横浜イングリッシュガーデンみたいな風景を想像していたので、かなり当てが外れました。しかし、これがイギリスやイタリアの伝統的な庭園の造り方なんですね。
長さん
幸い、快晴でした。庭園の手入れは学生がやっているのかと思いきや、プロの職人さんが入っていました。これも創設当時からの事みたいです。
長さん
私もバラが溢れる庭園を期待して行ったのですが、伝統的な風景式庭園は全く違っていました。