場所は松戸駅から西へ徒歩20分くらい、戸定が丘歴史公園(水戸藩最後の藩主であった徳川昭武の別邸戸定邸があったところ)に接しています。
散策ガイドマップです
マップには、キャンバスの全部と戸定が丘歴史公園が含まれますが、
見学できるエリアは左下の。○○式庭園と書かれた部分だけです
事務所に見学申込書を提出し、フランス式庭園に向かう途中です
ツツジが何種類か咲いていました
フランス式庭園
東側からみたところです(正面はA 棟)
奥に見えるのはB棟で、建物の前面に半透明の反射コーティングが施されたガラスが嵌められています。そのため、庭園に奥行きが感じられます。
庭園の中央に設置されたフラワーベース
大正天皇即位大典を記念して、大正4年に設置された
周囲の方形部分に数カ所の花壇があり、季節の草花が咲いていました
バラとガウラ
アジサイ(これはフランス式庭園の外側)
F棟前の樹木(左側)に実が出来ていました
葉と実の形から、ミヤマガンショウ(深山含笑)と思われる
モクレン科モクレン属の常緑高木。中国原産の帰化種
2~4月にモクレンに似た花が咲く。 初めて知りました
ミヤマガンショウの木の手前の池に温帯スイレンが咲いていました
与謝野晶子の歌碑
A棟の南東に建てられています
歌碑建立の経緯など(晶子は大正3年に来校し、短歌を60首詠んだ)
次はイギリス風景式庭園に向かいます。フランス式庭園とは5~6m位の高低差があり、近道となっている、くの字型に曲がった細い道を下りました。頭上には・・・
2023年5月16日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
国がお金出しているんだから税金納めている国民には少しは見せないとなのかな?
確か八王子にある東京薬科大もそんな感じのことやっているようです。
river
信徳
フランス式庭園は平面幾何学式庭園と呼ばれ、文字通り起伏がなく左右対称で幾何学的な形をした花壇や樹木が特徴なんだそうですね。イギリス式も有るんですか、贅沢ですね。
もこ
フランス式庭園はこちらでは見たことありません。
幾何学模様のすっきりとした庭園なのですね。
nobara
それは行かねばなりませんね。
このアジサイ、ヤブデマリっぽい?ですね。
ミヤマガンショウ(深山含笑)、響きがいいですね、
可愛いお花が咲きますよね。名前に惚れました(笑)
モクレンというよりホウの木の花を小さくした感じでしょうか
オガタマ属からモクレン属に変わってるらしいです。
一輪、咲き残ったエゴノキ、哀愁が漂っています。
与謝野晶子の話のあとだったからかしらん(^o^)丿
なおさん
今は明治期とは比べものにならない位、学問も進んでいるのでしょうから良いですね。
フランス式整形庭園というと、新宿御苑のは何度もみているのですが、余所のは見たことがないのです。
深山含笑(ミケリア・マウダエ)は、国営武蔵丘陵森林公園にもあり、何度か花も見ています。
長さん
圃場があるから敷地は結構広いですよ。
そのような意図が大学側にあるかどうか分りませんが、この庭園は日本の歴史遺産みたいな扱いらしいです。
長さん
ルーブル美術館の隣に大きな庭園が2つありますね。美術館には2回行きましたが、庭園をみる時間は取れませんでした。
ベルサイユ宮殿も2回行きましたが、庭園は少し歩いた記憶があります。
長さん
ここも本場フランスの庭園を見習っただけに、幾何学的な形の庭園でしたよ。歩くところが芝生より少し低いので「沈床庭園」と言うようです。イギリス式もイタリア式もありますよ。
長さん
フランス式庭園は左右対称の幾何学式庭園です。イギリス式庭園はバラなどが植えられた庭園を思い浮かべますが、こののはかなり違っていました。
eko
長さん
前から行きたいとは思っていたんですよ。
>このアジサイ、ヤブデマリっぽい?
どちらか迷いました。仰る通りでしょう。
ミヤマガンショウ、面白い名前ですね。ここのは、花は2月末から咲くようで、ちょっと遅すぎました。やはりモクレン属ですか。
エゴノキ、下に花が沢山散っていました。
長さん
記事を書くに当たって、ここの庭園について調べたのですが、こんなに歴史があるとは思いませんでした。庭園の草花も学生が世話しているのかと思ったら、庭師のトラックが止まっていました。
この様な形式の庭園はパリなどに旅行したときにみてきました。
ミヤマガンショウの花、来年は見に行ってみましょう。
長さん
イギリスには旅行したことがないので分りませんが、フランスには何度か旅行していますので、大規模なフランス式庭園をみてきました。
夕菅
偶々3月末、友人のブログで千葉大園芸学部のミヤマガンショウを見ました。今は実ができているのですね。
千葉大園芸学部のお庭はフランス式庭園ですか。園芸学部のある国立大学は少ないですね。
yoppy702
フランス式庭園は、明治45年竣工ですか。
そんな以前に造られ維持されてるんですね。
「沈床庭園」という言葉は初めて知りました。
「フランス平面幾何学式庭園」ですか…
庭園って科学なんですね。(^^ゞ
この庭園をみるだけでも価値がありますね。(^^)
与謝野晶子の歌碑って、なんで?と思いましたが、「松戸の園芸学校に遊び、短歌60首を詠みました。」とあり、なるほど思いました。
情熱の歌人が、この地に咲く花を、植物を歌い上げたんですね。
すーちん
広大な敷地
見て回るよりガイド
してもらえるとうれしいですねー
東薬の庭園
公開は行ったことあります
長さん
夕菅さんのお宅のミヤマガンショウ、花付きが良い木なのですね。来年、3月頃、ここに見に行ってみましょう。
園芸学部がある大学は、公私問わず、ここだけのようです。
長さん
立ち入り禁止エリアは研究圃場とのことで、立ち入りが出来ませんが、特に鍵はかかっていない様です。与謝野晶子がここで詠んだ句の中には圃場での句もあることから、当時は出入りが出来たのかも知れません。
「沈床庭園」は芝生面より歩く部分が少し低く作られたことから、そう言うようです。
長さん
当市には「松戸シティガイド」というボランティア団体があって、ここも1時間程度のガイドがあります。この日も、女性のガイドと8名ほどの人たちが来ていました。
ジュン
広く色々工夫がなされ
この様な学部で専門知識を学ぶのですね
長さん
大学で園芸学部があるのはここだけのようです。大学院まであるので、中には植物の研究をする方たちもおられるのですね。