今回は、さくらそう品種展の第二会場から北に向かって直ぐの、温帯資源植物区(東)で見た野菜の花からです。後半は、持参のランチを食べるために、研修展示館に向かう途中、中央広場などで撮った花です。
大根の花
アブラナ科ダイコン属の越年草
凄い花数です。4種類が咲いているのですが、見分けは困難
左上:桜島、右上:かいわれ、左下:聖護院、右下:二十日
アブラナ科アブラナ属の花
これも、全部同じに見える
チンゲンサイ(青梗菜)
左側上から、タアサイ、カブ、ケール。右側上から:ハクサイ、芽キャベツ、
プチベール(芽キャベツとケールの交配種で、結球しない)
ねぎ坊主
茎が太いと、ねぎ坊主も巨大。品種名は記録忘れ
二条大麦
イネ科オオムギ属。中央アジア原産の最古の穀物(1万年前から)
6列の穂を出し、2列だけ稔る(六条大麦は6列すべて稔る)
日本での主な生産地は佐賀県、栃木県、福岡県
六条大麦
二条大麦の変種との説あり。主な生産地は富山県、福井県、栃木県
普通小麦(パン小麦)
イネ科コムギ属。中央アジア原産の最古の穀物(5000年前から)
日本での主な生産地は北海道で、全体の54.5%
ホウレンソウ(ほうれん草)
ヒユ科ホウレンソウ属の野菜。雌雄異株。これは雄株らしい
以下は、中央広場や熱帯資源植物温室の付近で撮った花です
シャクナゲ(石楠花)‘太陽’
ツツジ科ツツジ属の常緑低木。ヒマラヤと中国の高冷地を中心に自生
‘太陽’は和田弘一郎氏がロドデンドロン・ポンティクムを交配親にして育種
した耐暑性のある極早咲き品種で、大輪。スーパーローディーと呼ばれる
ハナミズキ(花水木)
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。別名:アメリカヤマボウシ
これも、かなりの高木です
オロンティウム・アクアティクム
サトイモ科オロンティウム属の多年草(水生植物)
北米東南部原産。原始的なサトイモと考えられている
ミズバショウに近縁で、仏炎苞はないに等しい
ミツガシワ(三槲)
ミツガシワ科ミツガシワ属の多年草(一属一種)。日本を含め北半球の
主として寒冷地に分布し。氷河期時代の生き残りと言われている
エリカモドキ(エリカ擬き)
クノニア科エリカモドキ属の半耐寒性常緑低木
原産はオーストラリア南東部。花径は2cmほど。花期は3~4月
別名:バウエラ、流通名:愛のかんざし。エリカの花には似ていない
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
山のシャクナゲは5月から6月頃でしょうが、平地では早くにさきますね。うちのシャクナゲも咲き出してきました。
ミツガシワも良いですね。神代植物公園の水生植物園にもあるのですが、久しく花を見ていません。
もこ
シャクナゲ園へ行っても、
こんな大きな木に出会ったことがありません。
ビックリです。
ハナミズキも大きな木ですね。
アブラナ科の野菜の花全然見分けられません。
bunko
イッシー
大根の群生もすごいな~。ほっといてもあの大根にはならないのかな?エリカもどき、もどきにされちゃうのも可愛そうですね、
綺麗な花なのに。
nobara
花が咲いたら中に塔が立つ?ぱさぱさになりますよね。
桜島大根も花の大きさは変わりませんね。
二十日ダイコンって、ラディッシュのことですか?
お花が気持ち、小さいようですね。
菜の花、葉をみないとわかりませんね。
青梗菜、大好きで今日も辛子和えにしました(笑)
わが家は泥付きの葱を買ってくるのですが
それに葱坊主が出てきたんですよ。
先日、たてもの園で撮ったのは大麦だったのかな???
穂の髭があったから???
ほうれん草、ヒユ科のお花ですね(*^-゚)⌒☆
エリカモドキ、可愛い🌸
バラみたいに見えますね。
river
シャクナゲの「太陽」は我が家にも有ります。
ミツガシワは尾瀬ではよく見かける花です。
無名子
時々 歩く畑回りで野菜の花を見かけるけど、
かろうじて野菜の判別が付く程度、品種名はお手上げです。
普段見る機会の少ない野菜の花、素敵な花も多いですよね (^o^)
コスモス
4種類の区別は難しそうですね。
チンゲンサイは黄色い花なんですか。
このハナミズキはかなり大きそうですね。
青空に映えて綺麗です。
信徳
野菜は少しやっていますが花が咲く前に収穫しますので殆ど見た事がありません。ルッコラ、タカナ、アスパラ位です。
散歩道に麦畑は有るのですが小麦ともう一種類の二種類だけですね。
長さん
江戸川近くの田園地帯には畑もありますが、野菜の花は殆ど見る機会が無いので、今回は興味深く見てきました。
シャクナゲ‘太陽’は早咲きだそうで、大きな木に花が沢山咲いていました。
ミツガシワ、私も植物園でしか見たことが無いです。今回は数年ぶりでした。
長さん
こんなに大きなシャクナゲはここでしか見たことが無いです。しかも満開でした。ハナミズキもかなり樹齢がありそうです。
野菜の花は馴染みが無いですよね。
長さん
農家では野菜に花を咲かせることはごく希ですから、興味深く見てきました。我が家の辺りでは、コメは作っていますが、ムギはやっていないのです。
エリカモドキ、花は可愛いのに、気の毒な名前ですね。
長さん
シャクナゲもハナミズキも、こんなに大きな木は他で見たことは無いですよ。
根菜類は花を咲かせたら、美味しく無くないでしょうね。
エリカに似ていないのにエリカモドキなんて、気の毒ですよね。
長さん
農家では野菜煮花を咲かせたら商品にならないので、花を見る機会は殆どないですよね。
桜島大根とハツカダイコン(ラディッシュ)、食用部分は大きさにかなり違いはありますが、花はほぼ同じですね。
泥付きネギが育って、ねぎ坊主が出てきましたか。凄い生命力ですね。
ほうれん草の花は初めて見たかも。
気の毒な名前のエリカモドキ、小さな花で、ほぼ俯いて咲きます。
長さん
農家は花を咲かせたら商品になりませんから、ウォーキングでも野菜の花はあまり見たことが無いです。
シャクナゲ‘太陽’、随分大きくなる木なんですね。
ミツガシワ、尾瀬で見たと思うのですが、その頃は花に興味がなかったので、記憶していません。
長さん
江戸川近くにも野菜を作っている農家がありますが、花は殆ど見たことがありません。ですから、今回は興味深く写真を撮ってきましたよ。
長さん
普段野菜の花を見ていないので、ダイコン属やアブラナ属の花はさっぱりくべ卯が出来ません。アブラナ属の花にナノハナが混じっていても区別できないと思います。
シャクナゲもハナミズキも他では見ないほど大きかったですよ。
長さん
野菜類は花を咲かせる前に収穫ですから。もしかすると、農家の方でも見分けが出来なかったりして・・・。
こちらの近くの田んぼではムギは作っていないので、こういう機会でもないと花穂は見ないですねー。
yoppy702
アップされてるのを見ても、違いが、全然、判らへん。(^^ゞ
アブラナ科の黄色い花…これも、違うようでも、違いが判らへんなんぁ。(^^ゞ
まぁ、ボクの場合は、全部、ナノハナで終わってますけど。(^^ゞ
巨大ねぎ坊主、長居植物園にもありました。
やっぱ、茎が太かったです。
シャクナゲ…
デカッ!\(◎o◎)/
ベンチがあるから、とっても比較し易いです。
こんなシャクナゲ、見た事ないです。
スゴイのがあるもんですね。
すーちん
河原に2本
シャクナゲの大木あるの
思い出しましたー
今頃綺麗に咲いてるでしょう^^
夕菅
ここは見る人によって浅くも深くも撮れる所ですね。
私は何をするのも遅いのでまだレポートできません。
クレマチス展もまた例年にない混雑が予想されます。
長さん
ナノハナを除いては、ダイコン属やアブラナ属、ネギ属の花は畑で見るのは極めて希ですよね。大きなねぎ坊主は霜の種木かなと思います。
シャクナゲは低木ですが、希に高木の品種もあり、太陽もその系統の園芸種です。花が附田、改めて大きな木だなと実感します。
長さん
普通に見るシャクナゲは人の背丈にも見たない木ですが、中にはこんなに高木になる品種もあるそうです。河原にある大木、どのくらいの樹高でしょう。
長さん
この日は、教育棟でいただいた「みごろの植物」地図を見ながらこう散る的に歩きました。歩数は6000歩くらいだったと思います。いつもは更に温室を廻るのですが、疲れてしまってパスしました。
クレマチス展、もう始まっていますね。いつ頃行こうか思案中です。