今回は、第二会場に設置された、よしず張りの仮設展示場に並べられた品種を紹介します。品種数が多いので、1品種ずつ紹介すると大変なので、数種類ずつ纏めて撮っています。
展示の様子
筑波大学コレクション
筑波大学が増殖維持しているオリジナルコレクション
サクラソウの野生種
左は、浅間山の長野県側か? 右は、東京都浮間ヶ原桜草圃場
左は赤蜻蛉(園芸種) 中央は北海道 右は長野県八ヶ岳
左は零れ紅(園芸種) 中央は埼玉県田島ヶ原 右は広島県
画像クリックで、広島県の野生種が表示されます
園芸種
上段左から、倉橋、紅女王、赤蜻蛉、中段左から、大須間、初烏、零れ紅
下段左から、京撫子、錦鶏鳥、京鹿子
上段左から、神通力、夕陽紅、玉芙蓉、中段左から、桃園、春告鳥、戦友
下段左から、浮線綾、玉の冠、南京小桜
上段左から、唐縮緬、唐子遊、花摺衣、 中段左から、真鶴、浅間、揺台の夢
下段左から、御代の春、宿り木、岩戸神楽
上段左から、遠山桜、所縁の袖、優美姿、日の丸
中段左から、紅かがり、白蜻蛉、凱歌
下段左から、北斗星、蜃気楼、対面
上段左から、初桜、月の宴、遠山桜
中段左から、緋の司、蛇の目傘、紅かがり
下段左から、児童、真如の月、金葉集
今回紹介した後半分を左手前から撮ったものです
筑波大学コレクションは次回に続きます。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
色や形の変化が面白いですよね~。
よしずで囲ってしまうとちょっと暗そうな気がしますが
綺麗に写されていますね!
長さん
江戸時代からの伝統がある園芸種ですから、実に様々な品種が出来ていますね。
ちょっと暗めだったので、ISO800に上げて、オート撮影です。ただ、バックのよしずがねー。
nobara
いろいろ創り出されてるものですね。
ヨシズ張りというと
大阪に赴任した時マンションのベランダが南向きで
たくさんの花鉢をヨシズで守ったことを思い出しました。
サクラソウ、皆さんがお好きですもんね🌸
なおさん
田島ヶ原の特別保護地域の自生のさまも見たことがありますが、白花の自生もあったりして面白いものですね。
無名子
見応え有りますね (^o^)
色んな品種を一度に見られるって、素敵ですね。
一昨日、遊んできた少林山にも数株咲いていたんですが、
庭の真ん中、撮りようが無くて、見るだけでした。
信徳
群馬県の原種「新里」は明日出て来るのかな?楽しみです。
river
今回紹介された中で私が持っていなかったのは優美姿だけです。ただ今は多くを失ってしまいました。
長さん
サクラソウ、こんなに多くの品種を見る機会はあまりないので、ついつい写真を沢山撮ってしまいました。
よしず、転居前の我が家にはありましたが、今は夏だけタープを使っています。
長さん
武蔵丘陵森林公園のサクラソウ展示は後-流伝ウイークですか。
田島ヶ原の自生地、今年はもう終わってしまったようですが、一度見にに行っておいた方が良いですね。
長さん
名の付いた園芸種がたくさん見られるということで、来園者が多く、写真を撮るのにも時間が掛かりましたよ。
少林山にも咲いていましたか。野生種ですか?
長さん
お宅にも名の付いているサクラソウの園芸種あるんですね。浮間は展示がありましたが、新里の野生種は展示がありませんでした。
長さん
日本のサクラソウの野生種は20種以上あるのですね。北海道にも野生種があるということは、かなりの耐寒性もあるのですね。桐生市の新里にも野生種が自生しているそうですね。
eko
どの花も可愛くて花姿が違って綺麗です。
日本桜草を見る機会はほとんど無いので見せて頂いて有難うございます。
ミキ
沢山の品種に驚いています。
以前、浮間が原のサクラソウ圃場へ見に出かけた事があります。
一面に野生種の白と赤が植えられていました。
本当は河原で自生している姿が見たかったにですが・・・。
今はそういう場所では見られないのでしょうね。(^^♪
yoppy702
野生種はシンプルですが、ホッとする可愛さですね。
園芸種は、色も姿も多種多様。
作出家さんってスゴイ技術ですね。
紅女王なんて、赤と白を綺麗に出してるし、錦鶏鳥なんて、なんで、こんな花弁が作れるんか?と思ってしまいます。
命名でも、エッ!?と思うのもあります。
戦友なんて、なんか、特別な思いがあるのかと、ジーンとしてしまいすし、対面なんて、まるで、彫刻の世界のような名前やなぁ…と思ってしまいます。(^^ゞ
すーちん
サクラソウといえば
淡い色と思ってましたが
緋の色も
チョット驚きです
もこ
見応えがありますね。
野生のものや園芸種
長い年月に作り出されて変化してきたのですね。
長さん
こうしてみると、野生種はシンプルな花ですよね。
そちらにある国営公園でもさくらそう品種展が開催されると良いですね。
長さん
浮間が原のサクラソウ圃場へいらっしゃいましたか。いつかは行ってみたいところです。
サクラソウ、埼玉県でも絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているので、やはり保護が必要でしょうね。
長さん
こうしたサクラソウは後輩に交配を重ねた結果だろうと思います。後輩自体は難しいものではありませんが、こんな形や色を作り出そうと意図しても、簡単作り出せるものではなく、長年の積み重ねで変異が出るのを待つしか無いでしょう。
長さん
野生種には濃い赤はないので、何代も交配を重ねて誕生したのでしょう。ここにはなかったですが、薄い紫色のものもあるようです。
長さん
江戸時代から交配が続けられてきたお陰で、今はこうして様々な色あいや花弁の形などを鑑賞できるのですね。