3月28日に訪れた熱川バナナワニ園(HPはこちら)で見た花などの4回目です。
今回も、本園からマイクロバスで3分ほどの分園で見た花を紹介します。
マンゴー ‘アーウィン’
ウルシ科マンゴー属の常緑高木。原産は熱帯アメリカ
オレンジ色の小さな花が鈴なり。美味しいという実の写真はこちら
マンゴー ‘R2E2’
こちらは東南アジア原産の園芸種で、花色が薄い
アップで撮ると、しっかり花弁やしべが見える
パパイヤの実
パパイア科パパイア属の常緑小高木。熱帯アメリカ原産
雌雄異株のため2株が必要だが、最近の改良種は1株でも実が出来る
ここからは、中庭などで見た花です
クロフネツツジ(黒船躑躅) ‘羽衣’
ツツジ科ツツジ属の落葉低木。別名:カラツツジ
モラエア各種
アヤメ科モラエア属の多年草(球根)。原産は南アフリカ。外側に広がる3枚の
花弁のつけ根には、受粉昆虫を導き入れるためのネクターガイドがある
モラエア・エレガンス
モラエア・ビローサ
モラエア・アリスタータ
モラエア・フラッキダ
モラエア・オクロレウカ
モラエア・コンプトニー
スパラキシス・トリカラー
アヤメ科スパラキシス属の球根植物。南アフリカ原産
和名はスイセンアヤメ、英名はハーレクイン・フラワー
不明
スマホの花検索サイト3種類で、いずれもヒットせず、降参
キクザキリュウキンカ(菊咲き立金花)
キンポウゲ科キクザキリュウキンカ属の多年草。ヨーロッパ原産。初見です
トキワガマズミ(常盤莢蒾)
レンブクソウ科ガマズミ属の耐寒性 常緑低木で、地中海原産
別名:ビバーナム・ティヌス(ビバーナム・ティナス)
フリージア・ムイリー
アヤメ科アサギスイセン属の多年草。白花のレフラクタ・アルバ種と、
淡黄色のレフラクタ・ライヒトリニー種を交雑して、できた品種だと
いう、強い香りがある。分園入口で見たのはこれらしい、 初見です
シラユキゲシ(白雪芥子)
ケシ科エオメコン属の多年草。中国東部原産。別名:スノーポピー
チユウキンレン(地湧金蓮)
バショウ科ムセラ属の耐寒性多年草。別名:雲南地涌金蓮
原産は中国雲南省からインドシナ半島にかけて
(伊豆・箱根の旅シリーズ終了)
長期間お付き合い頂き、ありがとうございました。
この記事へのコメント
無名子
伊豆・箱根の旅、お疲れ様でした、楽しまして頂きました (^o^)
長さんさんの所は初めて見る花が多いんで、面白いです。
モラエア・ビローサを見るとアヤメ科の雰囲気ありますね、
他はアヤメと結びつかないです。
信徳
モラエアシリーズの花は初見です。虫を呼び込む工夫が凄いですね。チュウキンレンはぐんまフラワーパークに有りました。
色々な熱帯植物があり温室の大きさに驚いています。
イッシー
広いんですね~。モラエアって初めてです!!
river
国産のマンゴーは美味しいですが高価です。東南アジアを旅した時は食事の後にマンゴーと西瓜は必ず出てきました。
パパイヤは温室の定番でよく見かけます。沖縄では未熟のものを野菜のように食べますね。
シラユキゲシは庭にあり毎年紹介していたのですが今年は油断して撮れませんでした。
nobara
モラエアって???
ディエテス・ビコロルみたいなお花ですね。
モラエア・フラッキダ、やさしい感じがイイですね。
不明のお花もフラッキダの変種のようですね(笑)
シラユキゲシ、たてもの園にもいっぱい咲いてたのですが。
チユウキンレン、おなじ姿のをご近所の植え込みで見たのですが
前年の枯葉みたいなのが、美しくないですよね~(^o^)丿
eko
モラエラは初めて見ます。虫を呼び込むネクタリーガイドがあるのも面白いですね。
フリージア・ムイリーも初見、花色が優しくて可愛いです。
長さん
見たことが無い花に出会うのは楽しいですね。そういう確率が高いのが大きな植物園や温室なんです。ラン展も珍しい品種に出会う確率が高いです。
モラエア・ビローサやアリスタータはアヤメ科らしさがありますが、その他は名札が無いと難しいです。幸い、この植物園の学芸員さんはブログをやっておられるので、助かります。
長さん
台湾なら果樹は季節に関係なく、実が食べられるでしょうね。
モラエア、アヤメ科らしくない花ですよね。
ネクタリーガイドと書いてしまいましたが、正確にはネクターガイド(花蜜標識)です。ツツジの花弁にある斑点もそのネクターガイドです。
まだ他にも廻りたかったのですが、時間が足りなくなり、ワニもパスしました。
長さん
分園まで500m位あり、おまけに坂道なので、マイクロバスはありがたいです。
モラエアって面白い花ですね。南アフリカ原産の花は変わったものが多いです。
長さん
日本で入手できるマンゴーやパパイアは殆ど輸入物でしょう?だから高いんですよね。在職中は、セールスマンが航空貨物代理店と知り合いだったので、業者に卸す値段で色々買ってもらいました。
シラユキゲシ、ここはかなり増えています。耐寒性があるので、お宅でも増えているのでは?
長さん
クロフネツツジ、雄しべは他のツツジと同じ10本ですが、纏まって伸びているから多く見えるのかも。
モラエアはネクターガイドがないものもありますが、ディエテス・ビコロルの花弁の付け根部分もネクターガイドなのですかね。
シラユキゲシ、良く増えますよね。
チユウキンレンがご近所にですか?それって、かなりマニアックでは。枯れた部分はむしと取ってしまっても大丈夫らしいですよ。
長さん
マンゴーは花が沢山咲いても、大きな実として残るのは少ないのですね。
モラエア、面白い花ですね。ネクターガイド(ネクタリーガイドは誤記)がある品種とない品種の2種類ありました。
フリージア・ムイリーの黄色い部分もネクターガイドの役割なのでしょう。
yoppy702
モラエアのビローサ、アリスタータって、花弁が二枚やったら、まるで、蝶々ですね。(^^ゞ
モラエアって初めてですし、この二種には驚きました。
ネクターガイドという言葉があるんですね。
ひょっとしたら、虫媒花の花弁の模様って、このネクターガイドなんですね?
こういう表現があるなんて知りませんでした。(^^ゞ
すーちん
キクザキリュウキンカ
ヒメリュウキンカと
花びら違いますね
葉っぱは同じようですね
長さん
分園の果樹温室は3つあり、バナナ、熱帯果樹、パパイア・マンゴーなどと分かれています。それぞれ横長で、通路は1本だけですから、それほど大きいというわけではないです。
モラエアは品種によってネクターガイドが見えないものもあります。他の花にも、例えばツツジのように1枚の花弁に斑点があったりするのもネクターガイドの一種です。人間の目には見えないけれど、紫外線で見るとネクターガイドが分ることがあります。昆虫の中には紫外線が見える種類もあるからです。
長さん
キクザキリュウキンカの葉はハートの形なので、ヒメリュウキンカにも似ています。しかし、この写真では、花の左に、鋸歯がある他の植物のものが写り込んでいます。本来の葉は、花の左下に見えます。
もこ
モラエアの中でも、モラエア・ビローサやモラエア・アリスタータが他の花と印象が違っているのが目に付きました。
台湾を訪れた時道端で売っていた完熟マンゴーをその場で食べさせて頂いたのを思い出しました。美味しかった!
長さん
モラエアのビローサやアリスタータは花弁の付け根にある、青い模様が印象的ですね。
台湾で完熟マンゴーを味わったとは、良い経験ですね。果物は生産地で食べるのが一番ですよね。
無門
マンゴーやパパイヤは
南の国では露天になっているのが
初めのころ不思議でしたが
色々な味わい方を教えてもらい
とても好きになりました
各地の職場では必ず庭に
植えられていましたね
長さん
南国のフルーツは、やはり現地で食べるのが一番ですね。鮮度が全然違いますからね。
バンコックでドリアンを食べたことがありますが、あの臭みは殆どなく、美味しかったですよ。