23年3月伊豆・箱根の旅(13) 箱根湿性花園「王者香」展 & 「春の山野草展」(6) & 我が家のミヤコワスレやビオラ

 3月27日から2泊3日の伊豆・箱根の旅のレポートです。
 旅行3日目に訪れた、箱根湿性花園で見た花を投稿しています。今回は、入口の右手にある展示室で開催されていた「王者香」展の紹介です。また、企画展示コーナーで開催中の「春の山野草展」で見た花の残りも紹介しています。

「王者香」展について(湿性花園の「花たより」から)
 早春に咲く中国春蘭は、強い芳香を存しており、その優雅な香りは「王者の香り」と称されています。
 本イベントでは、中国春蘭の最新花を、中国蘭に関する書画や写真と共に展示します。千年以上の長きにわたり、親しまれてきた高貴な香りをこの機会に是非、ご堪能ください。


案内チラシの表・裏です(画像クリックでPDFが開きます)
202303ojako_3.jpg

展示の様子
IMG_3357.JPG
IMG_3354.JPG
IMG_3362.JPG

以下、中国春蘭の品種名は鉢の前の名札に従ったが、違うものもあるようだ

上海春蘭(しゃんはいしゅんらん)
中国浙江省に分布
IMG_3345.JPG

朶々香春蘭(だだこう)
中国雲南省、四川省、貴州省に分布
IMG_3356.JPG
IMG_3361.JPG

蓮弁蘭(れんべんらん)
中国雲南省、四川省、チベットに分布
IMG_3351.JPG
IMG_3359.JPG

豆弁蘭(ずべんらん)
中国雲南省に分布。  朶々香春蘭?
IMG_3353.JPG

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

以下は、箱根湿性花園の「春の山野草展」で見た花の続きです。

ナルキッソス・フェルナンデシー
ユリ科スイセン属の多年草。原産はスペイン~ポルトガル
初見ですが、キズイセン(ナルキッソス・ジョンキル)に似ている
IMG_3337.JPG

ナルキッソス・ブルボコディウム
ヒガンバナ科 スイセン属の多年草。原産はフランス南西部、
ポルトガル、スペイン。別名:ペチコートスイセン
IMG_3340.JPG
 2023年3月29日撮影。

 次回から、熱川バナナワニ園で見た花を投稿する予定です。
(つづく)


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

我が家の花です。

ミヤコワスレ(都忘れ)
キク科ミヤマヨメナ属の多年草、園芸種。鉢がハナニラに乗っ取られ、
もう駄目かと思ったのですが、復活しました。ブランターには薄い色
の花が咲く品種もあったのですが、そっちの方は絶えてしまいました
230412_01.JPG
230412_02.JPG
最近は、薄い色の花が咲く品種の方が流行りみたいですね

ビオラ・ソロリア ‘スノープリンセス’
スミレ科スミレ属の多年草。北アメリカ原産。別名:アメリカスミレサイシン
2年続けて、ツマグロヒョウモンの幼虫に葉を食い尽くされ、今年は駄目かと
思ったのですが、白花が2株復活し、最初の一輪が咲きました
230412_03.JPG
230412_04.JPG
紫の花が咲く ‘パピリオナケア’は本当に駄目になったらしい

早咲きアザレア ‘ニコレット’
先日投稿しましたが、4,5日前に満開となり、葉が見えないくらいです
230412_05.JPG
 2023年4月12日撮影。

この記事へのコメント

  • 無門

    こんにちは

    春蘭はとても強いですね
    何も世話をしなくても
    毎年花を付けてくれます
    中国春蘭も見ごたえがありますね
    2023年04月14日 12:14
  • river

    中国春蘭は中国では長い栽培歴のある伝統の蘭で最も多くの種類があります。中国春蘭は日本の春蘭によく似ていますが香りが強いのが特徴です。中国蘭にはたくさんの種類がありますが春蘭系には中国春蘭(一茎一花)、朶々香、豆弁蘭、蓮弁蘭、春剣蘭などがあります。
    北関東中国蘭奥地蘭愛好会主催の中国蘭奥地蘭展には長年訪問させてもらっています。
    2023年04月14日 14:15
  • nobara

    中国春蘭はそんなに薫り高いのですか?
    そういう目で見ますと、仄かに香ってくるような(^o^)丿
    東洋蘭のような?ですね。
    イトズイセンですよね~黄水仙、葉っぱに特徴(イグサみたいな)

    ミヤコワスレは結構、大きくなりますよね~
    鉢いっぱいに育ったら素敵でしょうね。
    差し芽で増えるようですね。薄い色との2色あったらいいですね。
    スノープリンセス、咲きましたか。いいですね~
    ご近所で家を取り巻くように大群生のお宅があったのですが?
    見かけないので、じっくり辿ってみたら、建て替えなさってて消えていました(残念)
    アザレアって葉っぱがないの?というくらいに
    花だけが目立っていますよね(*^-゚)⌒☆
    可愛い色のお花ですね。
    2023年04月14日 14:57
  • イッシー

    春蘭って香り強いんですか!
    中国のものだけなのかな?この辺で見る奴は
    あまり香らないような気がするんですが。
    2023年04月14日 17:35
  • なおさん

     中国の蘭は風格と品位があり、洋蘭とはまた別の魅力ですよねえ。水墨画では四君子のひとつとしても描かれていますね。
     日本のシュンランは香りがありませんが、中国シュンランは香りも楽しめるのが良いですね。

     濃い紫のミヤコワスレも良い色ですよね。藤色のやさしい色のは武蔵丘陵森林公園の野草コースでも沢山植えてあります。
     アメリカスミレサイシンの白雪姫さまは、清楚な姿の割に逞しいですねえ。
    2023年04月14日 17:49
  • 信徳

    中国蘭は気品が有って育成している人は山野草のプロ中のプロって感じですね。匂いが強いと言う事ですが鼻の悪い私のも分かるかな?
    ミヤコワスレは強いブルーで魅力的な花ですね、好みです。
    2023年04月14日 19:54
  • 無名子

    こんばんは!
    香りも楽しめる中国の春蘭、羨ましいですね (^o^)
    春蘭は東洋蘭の定番、昔から愛好されていますね。
    まぁ、それが原因で自生種が・・・
    群馬は絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
    アザレア、見事な咲きぶりですね、見応えがありますね。
    2023年04月14日 20:04
  • eko

    日本産とは違って香りも楽しめる中国産のシュンラン、派手さはなくても素敵ですね。育てるのは難しいのでしょうね。
    濃い色のミヤコワスレ素敵ですね。薄い色が無くなってしまって残念ですね。
    ビオラ・ソロリア ‘スノープリンセス’は清楚ですね。復活して良かったです。
    これでもかと花がついたアザレア、綺麗ですね。
    2023年04月14日 21:27
  • 長さん

    🚩 無門さん、コメントありがとうございます。
    在来種の春蘭は丈夫そうですね。お宅にもありますか。
    中国春蘭を間近に見たのは初めてですが、良い香りがしました。
    2023年04月14日 21:49
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    中国春蘭に出会ったのは初めてなので、香りを確かめてみましたよ。
    彩雲さんや佐久良 爽さんのブログも拝見していますが、中国春蘭についてはかなりのベテランのようですね。
    2023年04月14日 21:54
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    香りの表現が出来ませんが、かなり良い香りでしたよ。
    ナルキッソス・フェルナンデシーはキズイセンとは学名が違っていました。
    ミヤコワスレは15年ほど前に買ったものですが、実に丈夫です。薄い色の方は全滅でした。
    丈夫と言えば、スノープリンセスも同様です。以前は幅60cm幅位のプランター一杯に増えたのですが・・・。
    アザレア、今年ほど花が咲いたのは初めてです。やはり肥料は必要ですね。
    2023年04月14日 22:05
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    日本産の春蘭は香りがないですが、中国春蘭は良い香りがしましたよ。中国春蘭は高価ですから、普通、見かけるのは在来種だけでしょうね。
    2023年04月14日 22:07
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    中国春蘭の実物は始めて見ました。この香りなら、高い値段で取引されるのももっともだと思いましたよ。
    このミヤコワスレは園芸店で買ったものですが、濃い青に魅力を感じたからでした。出も、最近は薄い色の方が人気があるんですね。ビオラ・ソロリア、根だけで生きていたんですね。
    2023年04月14日 22:12
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    中国春蘭は高価で、入手するのも大変なようですから、生半可な考え方では育てられないでしょうね。花が悪くても、嗅覚がなくなったわけではないでしょうから、大丈夫ですよ。
    ミヤコワスレ、濃い色がお好みですか。私と同じだ(笑)。
    2023年04月14日 22:15
  • 長さん

    🚩 無名子さん、コメントありがとうございます。
    日本に自生している春蘭には香りがないので、香りの良い中国春蘭は高い値段で取引されているようですね。
    シュンランが絶滅危惧植物になっているのは北海道と群馬、ならですね。群馬は乱獲ですか。
    アザレア、咲きすぎでしょう。肥料が効きすぎた(笑)。
    2023年04月14日 22:21
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    日本のシュンランは育てるのが容易らしいですが、中国ちゅんらんは々なんでしょうね。奥地に分布しているものだから難しいかもね。
    濃い色のミヤコワスレに魅力を感じて買ったものなので、復活して良かったです。ビオラ・ソロリアは、確か妹宅からもらってきたものだったような。
    アザレア、今年はは咲きすぎです。来年もこんなに咲くかな?
    2023年04月14日 22:25
  • yoppy702

    「王者の香り」は知りませんでした。
    さすが、中国文化ですね。
    展示も中国の色が一杯のように感じました。
    個別画像、ご紹介頂いたラン展のとは、ちょっと姿が違うような気もしますが、比較すると、強い香りやったんですか?
    ミヤコワスレ、好きな花です。
    綺麗に咲かせてはりますね。
    それに、メッチャ綺麗な色が出てる。
    以前、置いた事がありますが、翌年はダメでした。(^^ゞ
    2023年04月15日 00:36
  • すーちん

    おはようございます
    シュンラン
    イイですねー
    ジッと観ていたい花の一つです^^
    ミヤコワスレ我が家は濃い紫が
    育ちません薄いノばかりです^^

    2023年04月15日 08:56
  • 行き当たりばったり

    おはようございます。
    中国春蘭、初見です。広大な国土ですから多くの種類があるのでしょうね。香りがあるとのこと、嗅いでみたいです(笑)
    都忘れは、この色が一番元気ですね。地植えで、庭の一角が完全に占められています。スミレ、ハナニラも我が物顔にふるまっています。
    アザレア、見事に咲きました。素敵です。
    2023年04月15日 10:34
  • もこ

    中国春蘭の楚々とした姿に似合う展示、
    楽しめましたね。
    ミヤコワスレ 我が家でも
    つぼみの先に紫色が見えてきました。
    2023年04月15日 10:40
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    中国春蘭は始めて見ました。花は日本産のシュンランに似ていますが、香りの有無は大きな違いでしょうね。洋蘭にも良い香りがする品種が多いですが、花や葉姿の雰囲気が全く違います。
    ミヤコワスレ、お好きですか。これは濃い色が気に入って、買い求めたものですが、既に15年くらい咲いています。
    2023年04月15日 10:44
  • ジュン

    中国で栽培されている蘭
    姿も香りもあり素晴らしいですね
    お庭のお花も絶えたり復活したり
    楽しみがあります
    アザレア
    我が家も満開です
    2023年04月15日 10:45
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    中国春蘭、花は地味ですが、香りは良いです。これに嵌まっている人がいるんですね。
    濃い色のミヤコワスレが育ちませんでしたから。我が家と反対ですね。
    2023年04月15日 10:48
  • 長さん

    🚩 行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    日本原産のシュンランは見たことがありますが、中国春蘭の実物は始めて見ました。表題のように、香りが良かったです。
    ミヤコワスレ、濃い色が元気ですか。我が家では薄い色の方は絶えてしまいました。鉢植えかプランターですが、ハナニラはどこかから種が飛んでくるようで、困ります。
    2023年04月15日 11:08
  • 長さん


    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    お名前の記入がなかったので、IPアドレスから探しました。
    中国春蘭、花は地味ですが、香りが良かったです。
    お宅のミヤコワスレも濃い色ですか。開花が楽しみですね。
    2023年04月15日 11:09
  • 長さん

    🚩 ジュンさん、コメントありがとうございます。
    中国春蘭、日本産のものと花は良く似ていますが、やはり香りがあるのは良いですね。
    我が家は地植えできるスペースがないので、鉢植えかプランターなのですが、それでも手入れが行き届かないのです。今年は暖かいと言うこともあって、色々復活してくれました。
    2023年04月15日 11:12