旅行3日目に訪れた、箱根湿性花園で見た花を投稿しています。今回は、企画展示コーナーで開催中の「春の山野草展」で見た花の続きです。今回掲載分にも、初めて見る品種がありました。
今回投稿分の辺りです。小さな品種が多いです
イワカラクサ(岩唐草)
ゴマノハグサ科イワカラクサ属の多年草(1属1種)
ピレネー山脈やヨーロッパアルプスの高山帯の岩場や草地に生える
花径8mm。花色は他に、白、淡紫色。学名はエリヌス・アルピヌス
ミニシャクナゲ ‘レン’
ツツジ科ツツジ属の耐寒性常緑低木。チベットやヒマラヤに自生する
ヒカゲツツジの園芸品種。樹高10~20cmだが、大輪の花が咲く
初めて見ましたが、残念ながら、開花途中
サキシフラガ ‘ポリアングリカ’
ユキノシタ科ユキノシタ属の高山性多年草。原産は欧州アルプス
下の品種と共に初見です。サキシフラガの和名はクモマグサ(雲間草)
サキシフラガ ‘ルズナイス’
本来はもう少し色が濃いそうだ。花径は上の品種より少し大きい
ヒメフウロソウ(姫風露草)
フウロソウ科オランダフウロ属の耐寒性多年草。レイチャルディー種
とコルシカム種の種間交雑種。別名:エロディウム。ヒメフウロとは別種
アネモネ・フルゲンス
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草(球根)。アネモネ・ホルテン
シスとアネモネ・パボニアの種間交雑種。 初めて見ました
リキュウバイ(利休梅)
バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木。中国原産
別名:ウメザキウツギ、バイカシモツケ、マルバヤナギザクラなど
ベニバナユキヤナギ(紅花雪柳)
バラ科シモツケ属の落葉低木。ユキヤナギの‘フジノピンク’という園芸品種
つぼみは赤いものの、開花後の花弁はほんのり紅色を帯びる程度
ユキヤナギは枝垂れるが、これは真っ直ぐ上に伸び、枝垂れない
アルメリア・マリティマ 'ルブリフォリア'
イソマツ科ハマカンザシ属の多年草。原産は中部ヨーロッパの海岸部
ハマカンザシは見たことがありますが・・・
レブンソウ(礼文草)
マメ科オヤマノエンドウ属の多年草。北海道礼文島の固有種
桃岩展望台や桃岩歩道などで見られる。絶滅危惧IA類 (CR)
フウリンオダマキ(風鈴苧環)‘青かさね’
キンポウゲ科セミアキレギア属の多年草。中国中部に分布
西洋オダマキの近縁種。これは小型の青紫の花が咲く園芸種
この園芸種は始めて見ました
ニワウメ(庭梅)
バラ科ニワザクラ属の落葉低木。中国原産
別名:リンショウバイ(林生梅)、コウメ(小梅)
タンナゲンカイツツジ(耽羅玄海躑躅)
ツツジ科ツツジ属の落葉小低木。済州島原産。耽羅は済州島の古名
コケモモ(苔桃)
ツツジ科スノキ属母『落葉小低木。日本では北海道、本州、四国、九州に分布
ケイビアヤメ (鶏尾アヤメ)
アヤメ科アヤメ属の落葉多年草。原産はトルコ~バルカン半島、ギリシア
有毒植物。丸くカーブした葉が雄鶏の尾羽に似るため鶏尾アヤメと呼ばれる
花の高さは6cm位と、小柄。花が紫色の品種もある。 初めて見ました
「山野草展」のレポートが少し残ってしまいました。次回、中国春蘭が展示された「王者香」展と共に紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
岩唐草も可愛い花ですよね。
花弁の折れ線?が好きです。
結構、民家でも植えていますよね。
ヒメフウロソウ、お初でしたか?
わたしはこの子が好きで
赤も白も育てたことがあります。
エロディウムですよね。
何度もアップしていました(^o^)丿
育てるのを失敗したのですがまた欲しいです。
白花の方が好みかなぁ~
コケモモ、花着きがいいですね。実がたくさん採れるのかしら。
river
フウリンオダマキは保険屋さんが持ってきたのを実生して苗をいくつもお返ししたことがあります。
コケモモは山で良く見かけました。
長さん
イワカラクサ、アップの写真では花が大きく見えてしまうので、花径を記しておきました。ご近所でも植えておられますか。
ヒメフウロソウ、どこかで見たような気がするのですが、当ブログには掲載がないので、初見としました。エロディウムで検索したら、ベニバナヒメフウロとして何回か投稿していました。初見は削除しておこう。
コケモモ、山登りをしていた頃、花を見たことがありますが、こんなに咲いてはいませんでした。これが全部実になったら凄いですね。
信徳
展示の石組は展示が終わると壊されるのでしょうか?
それともこの山野草をズット植えて置くのでしょうか?
こうやって見ると石付きは簡単そうでまた難しいのでしょう。
長さん
タンナゲンカイツツジを育てておられましたか。ゲンカイツツジより育て方が難しいのですかね。
フウリンオダマキを保険屋さんが持ってきたとは面白い。riverさんが植物好きなのを知っていたのかな。
コケもお、山で咲くのはこんなに花付きが良くはないですよね。
無名子
山野草は小さい花が多いから撮るのも大変そう (^o^)
ミニシャクナゲ ‘レン’、どんな花が咲くのかな、
先日、ヒカゲツツジを撮ってきたばかりなので、興味深いです。
サキシフラガ ‘ポリアングリカ’、園芸品種だから品種違いなんでしょうけど、2月に花屋さんで見たのと少し違うクモマグサですね、
eko
小さな花ばかりで撮るのがご苦労でしたね。
フウリンオダマキ‘青かさね’は小型の青紫の花が素敵ですね。
コケモモは以前頂いて植えたのですが、山とは違う環境、花が咲かず、数年で絶えてしまいました。
ケイビアヤメは普通のアヤメと違って面白い花姿ですね。
珍しい花が多くて何度もスクロールして見させてもらいました。
長さん
このロックガーデンの石組みは常設です。春の山野草展が終わると、企画ものの季節の植物に植え替えられ、秋には「秋の山野草展」として、多くの植物が植え込まれます。
長さん
一番右側の部分は、一枚目の写真でもお分かり頂けるように、小さな株が多かったです。
ミニシャクナゲ‘レン’はつぼみHの色でお分かりのように黄色い花で、先日ご覧になったというヒカゲツツジのような感じの花だそうです。
クモマグサは私も見たことがありますが、花弁の先端が赤い花ですよね。
もこ
可憐な花が気に入りました
長さん
今回も初めてのものがありましたか。山野草展だけで、撮影に一時間を要し、最期は疲れしまいました。
フウリンオダマキはここでしか見たことがないですが、それは白花と赤い花でした。
コケモモ、うまく育ちませんでしたか。やはり、自生の環境とは差があったのでしょうね。
ケイビアヤメは名札がなかったので、調べるのに時間が掛かりました。花茎が短いし、花弁もちょっと変わっていますよね。
長さん
フウリンオダマキは花弁が白で、萼がピンク、紫がドですが、花弁と萼の色が同じなのは珍しいです。
イッシー
面白い山野草が目白押しです。
ほとんどが見たことない花ですからね~。
次も楽しみですね~。
なおさん
屋久島のヤクシマハイヒカゲツツジと呼ばれる小型のヒカゲツツジがありますが、チベット・ヒマラヤの方にも似たものがあるのですね。
ピンクのユキヤナギは以前うちにもありましたが、枯れてしまいました。
画像のコケモモはずいぶんと花付きが良いですね。こんなに沢山咲いているのは見たことがありません。
長さん
今回は、今まで見た山野草展より品種数が多かったです。海外産もあって、初見のものが多かったのも特徴でした。
次回は、中国春蘭展で、山野草としては原種推薦2種類です。
長さん
イワカラクサがお宅にありましたか。父上は余程の花好きでいらしたのですね。
ミニシャクナゲ ‘レン’はつぼみだったので、ネットで花を探したら、小振りなヒカゲツツジという感じでした。
ピンクユキヤナギ、咲ききった花は普通のユキヤナギと変わりませんよね。垂れるか上に伸びるかの違いですね。
このコケモモ、花が付きすぎでしょう。これが全部実になったら凄いですが・・・。
ミキ
名前だけを知っていて、どんな花かと
ずっと気になっていました。
その下の、フウリンオダマキも可愛らしくて
いいですね。
小さな春の山野草、楽しく見せて貰いました。(^^♪
yoppy702
フウリンオダマキに園芸種があるんですね。
小型で青紫ですか…
フツーのフウリンオダマキよりインパクトがありそうですね。
コケモモは、美ヶ原で、実のドライフルーツを買った事があって、それ以来、なんか気になってます。(^^ゞ
長さん
レブンソウ、初めてでしたか。在職中に、利尻・礼文のツアーに参加したので、その時に見たのが最初です。当時はフィルムカメラだったので、デジタルでは残っていません。
このフウリンオダマキは小柄の花で、ちょっと変わっていますね。
長さん
フウリンオダマキは過去の赤と白の花を見ていますが、青紫はお初でした。それらに比べ、今回のものは小柄な花でした。
コケモモは山登りの頃は実になっていますね。展示されていたのは下界で育ったためか、花付きが半端なじゃないです。
すーちん
ケイビアヤメですか
面白い形してますねー」
山野草
小さいのが多いですねー
長さん
ケイビアヤメ、名札がなかったので同定に時間が掛かりました。花茎が短く、花も変わっていますね。今回掲載分は小さなものが沢山あったので、次回に溢れてしまいました。