旅行3日目に訪れた、箱根湿性花園で見た花を投稿しています。今回は、企画展示コーナーで開催中の「春の山野草展」で見た花の色々の続きです。
今回掲載分には、初めて見る品種が、9種類もありました。
「春の山野草展」の様子(今回掲載分の辺りです)
斑入りチャルメルソウ(斑入り哨吶草)
ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草。チャルメルソウの斑入り葉品種
径7~8mm程度の花を咲かせる。雪の結晶のような形が面白い
ヒメチャルメルソウ(姫哨吶草)
ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草。屋久島固有種
名札は「ヤクシマチャルメルソウ」だったが、それは存在しない
初見ですが、花はとても小さく、上手く撮れなかった
ツクシスミレ(筑紫菫)
スミレ科スミレ属の多年草。九州や沖縄に分布。唇弁が小さく、
上弁が広がっている。 初見なのに、アップは失敗してしまった
トリリウム・リヴァレ
シュロソウ科エンレイソウ属の多年草。北米オレゴン州とカリフォルニア州の
州境に分布。花径3cmほどで、白地に赤紫色の細かな斑点が散る。 初見です
アネモネ・ベゴニフォリア
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。中国原産。 初見です
珍しい品種だそうで、他には咲くやこの花館だけらしい
ヤエザキヒメリュウキンカ(八重咲き姫立金花)
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。ヨーロッパ・アジアの温帯に分布
ヒメシャクナゲ(姫石楠花)
ツツジ科ヒメシャクナゲ属の常緑小低木。本州中部以北の高層湿原などに自生
名の由来は、葉がシャクナゲに似ているから
ヒナソウ(雛草)
アカネ科ヒナソウ属の多年草。原産は米大陸東部。和名はトキワナズナ
こちらは白花種 初めて見ました
タッピミサキアズマギク(竜飛岬東菊)
キク科ムカシヨモギ属の多年草。ネットには存在しないが、アポイアズマ
ギクと同様、ミヤマアズマギクの変種と思われる。 初めて見ました
トキワヒメハギ(常盤姫萩)
ヒメハギ科ヒメハギ属の常緑匍匐性小低木。原産はヨーロッパ、アルプス
山脈など。ポリガラ・カマエブクスス(白または黄色の花)の変種
花弁はピンクで、黄色い部分が花柱としべです
チングルマ(稚児車)
バラ科チングルマ属の落葉小低木。本州の中部地方以北、北海道に分布
花径は3cm。別名:イワグルマ。花期は6~8月なのに(開花調整?)
シロバナウグイスカグラ(白花鶯神楽)
スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。 初めて見ました
学名からすると、ウグイスカグラの白花変種ということらしい
シマントネコヤナギ(四万十猫柳)
ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。四万十川の川岸に自生する、ネコ
ヤナギの小型品種。雌雄異株で、これは雄株。 初めて見ました
キバナハナニラ(黄花花韮)
ユリ科ハナニラ属の多年草(球根)。ウルグアイ~ブラジル南部原産
別名:イフェイオン・セロウィアナム
ハリイヌナズナ(針犬薺)
アブラナ科イヌナズナ属の高山性多年草。ピレネー、アルプス、カルパ
ティアなどの山岳地帯や中央ヨーロッパに分布。和名の由来は、葉の縁
に細い針状の毛が生えていることから。 初めて見ました
「山野草展」のレポートは4回くらいで済むと思ったのですが、展示品種が予想以上に多かったので、もう1回続きます。
(つづく)
この記事へのコメント
yasuhiko
シマントネコヤナギなど、おや、これはと
感心するような花が、さり気なく展示されていて、
ここの山野草展は、やっぱり面白いなと思います。
bunko
mina
春の山野草展、私は見たことのないお花が一杯です
ツクシスミレが可愛いです
ヤエザキヒメリュウキンカも良い色ですね
ヒメシャクナゲも綺麗なピンク色。
素敵です~
nobara
そうそう・・雪の結晶みたいなお花ですね(*^-゚)⌒☆
名前がお腹が空きそうな名前なので、頭から離れません。
エンレイソウに雀斑みたいなのがあるんですね。
ヤエザキヒメリュウキンカ、豪華です。
ヒメシャクナゲ、これが群生してる開けた場所がありましたよね。
ヒナソウの白花っぽいのを日光の湖畔で見た事あるような。
チングルマも咲いていましたか@@
river
ヒメシャクナゲは尾瀬ヶ原などではたくさん咲いています。チングルマも山でよく見る花です。
キバナハナニラは家にもあるのですが今年はなぜか花が咲きません。
無名子
チャルメルソウ、花の姿が面白いですね、
図鑑等を見るたびに出合いたいと思うんですが、
未だに機会に恵まれてません。
色んな山野草、魅惑的な「山野草展」ですね (^o^)
eko
ヒメリュウキンカに八重花もあるんですね。ヒメシャクナゲの小さな釣鐘のような花も可愛いですね。シマントネコヤナギの花も独特の花姿が面白いです。外国産の山野草は見る機会がないので、見られる場所があるのは良いですね。
長さん
チャルメルソウ、始めて見たときは、これが花?とビックリしました。三年前にもここで山野草展を見ていますが、今回は、その時以上に初めて見る品種が沢山ありましたよ。
長さん
始めて見る品種が多く、にんまりしながら写真を撮りました。しかし一時間も掛かってしまい、後半は疲れてきて、手ぶれ写真が多くなってしまいました。
長さん
ツクシスミレが気に入って頂けましたか。アップの写真は失敗してしまい。申し訳ありません。
ヤエザキリュウキンカ、一体、花弁が何枚あるんでしょう。
ヒメシャクナゲはもう少し先進むと良い感じになるでしょうね。
イッシー
私のような凡人は、ただただこんなのもあるんだ~って驚きます。充実した箱根行でしたね~
長さん
チャルメルソウは渓流沿いの湿気地に生えるそうですから、白糸の滝のあたりなら見られるでしょうね。チャルメラを連想されましたか。
アメリカにもエンレイソウの自生があると知って、驚きました。所変われば何とやらで、花弁に斑が入っていました。
ヤエザキリュウキンカは花径2,3cmの小さな花ですが、しべの大半が花弁化したんですね。
ヒメシャクナゲは本園の「高層湿原の植物区」で見られますが、5月初旬頃です。
ヒナソウの白花、ご覧になりましたか。
チングルマ、自然に咲いたとすれば早すぎです。
なおさん
僕も見たことがないものが沢山あります。エンレイソウの仲間も海外では面白いものがあるのですね。
尾瀬でヒメシャクナゲやチングルマを見たのもずいぶん前になってしまいました。
長さん
チャルメルソウは、図鑑によると、福井県、三重県〜九州の渓流沿いの湿気地に生えるとのことですから、関東では自生種に出会えないでしょう。私は、植物園以外では見たことがないです。
ヒメシャクナゲはここの本園でも咲きますが、5月初旬頃です。
キバナハナニラ、強そうな植物ですが、今年は咲きませんでしたか。
長さん
チャルメルソウ、花が面白いですよね。関東には自生していないので、植物園でしか見られませんね。
今回の山野草展は初見が多くて、楽しかったです。
長さん
🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
チャルメルソウ。変わった花ですよね。
トリリウム・リヴァレ、北米にもエンレイソウの仲間が自生してるとは思いませんでしたよ。
ヤエザキヒメリュウキンカは花家2,3cm位の地位差は七飯ですから、しべか花弁化した部分はとても小さいです。
ヒメシャクナゲ、殆どつぼみだったのが残念。
シマントネコヤナギは古宇のネコヤナギよりかなり小さな花穂でした。
長さん
今回は初めて見る花が多く、行って良かったです。只、後半撮影疲れで、ピンぼけが多くなりました。
長さん
これまでチャルメルソウ一種類しか見たことがなかったのですが、日本には10数種類もあることを知りました。それらを集めて、植えてみるのも面白そうですね。
エンレイソウの仲間が北米にもあると知って、驚きました。
尾瀬でヒメシャクナゲやチングルマというと、ミズバショウが盛りを過ぎた頃ですかね。
ろこ
知らないお花のがほとんどでしたが、楽しかったです。
雪の結晶かと思われるような、チャルメラソウの花が面白いですね。
ヤエザキヒメリュウキンカがあるんですね。
タッピミサキアズマギク(竜飛岬東菊)
このお花には出会ってみたいですね。
小さな体に大きなお花が咲くんですね。
外国産の山野草を見られる場所があることにびっくりしています。
もこ
ヒメリュウキンカにヤエザキヒメリュウキンカが在るのや、ツツジ科のヒメシャクナゲのドウダンのような可愛い花初めてです。
信徳
コシノチャルメルソウを10年前に魚沼の友人から頂き育成したのですが三年で無くなってしまいました。面白い顔をしていました。シロバナエンレイソウがもうじき開花するのが楽しみです。
すーちん
八重のヒメリュウキンカ
キバナハナニラ
も在るんですねー
ヒメシャクナゲ
可愛らしいですー^^
コスモス
長さんでも初見の花が多かったですか。
斑入りチャルメラソウもヒメチャルメラソウも花は小さいのですね。
トリリウム・リヴァレは花に斑点が入る珍しい花ですね。
ヒメシャクナゲはドウダンツツジに似たような花かしら。なんとも優しい色合いですね。
珍しい品種が多いですね。
長さん
植物園の山野草店だけあって、バラエティ豊かな品種が並びました。今回は外国産の品種も目立ちました。
チャルメルソウの名の由来は、実の形があのチャルメラに似ているからなんですって。
ヤエザキヒメリュウキンカは、ヒメリュウキンカの園芸種かと思ったのですが、原種らしいです。
長さん
春の山野草展は何回か見に行っていますが、今回は一番多彩だったように思いました。チャルメルソウやヤエザキヒメリュウキンカ、ヒメシャクナゲなど、普段は見ることが出ませんからねー。
長さん
一枚目の写真は今回の記事に掲載した山野草が展示されたぶぶんで、全体の1/3くらいが写っています。白いものは品種名が書かれたプラスチックの短冊です。ご覧のように、小さな品種が沢山並んでいます。
コシノチャルメルソウ、育てた経験がおありですか。山野草は環境が変わると難しそうですね。コシノチャルメルソウとシロバナエンレイソウは雪国植物園で見られるそうです。今年は行けそうもないですが、来年には行ってみたいです。
長さん
ヤエザキヒメリュウキンカは三年前のこの山野草展でみました。
キバナハナニラは10年ほど前、野田の清水公園花ファンタジアで見た以来です。
ヒメシャクナゲは本園でも咲くのですが、今年はまだつぼみでした。
長さん
今年の山野草展は過去に見たものより品種数が多く、かつ、バラエティに富んでおり、初見の花が多かったです。
チャルメルソウの花径は外側の毛のようなものも含めて、1cmにも満たない大きさです。ピントが合わず、苦労しました。
トリリウム・リヴァレ、北米にもエンレイソウの仲間があるとは思いませんでした。
ヒメシャクナゲの花は、ドウダンツツジの花を小さく、そして、丸くしたような形です。なので、開口部が小さいです。
ジュン
存在感があり可愛いですね
八重のヒメリュウキンカなど
はじめて拝見するのばかりです
長さん
今回は小さな花が咲く品種が多かったせいか、展示数が多かったです。お陰で、初めて出会う品種がいくつもありました。