旅行3日目に訪れた、箱根湿性花園で見た花を投稿していますが、今回も、企画展示コーナーで開催中の「春の山野草展」で見た花の色々です。
「春の山野草展」をロックガーデンの左から見たところ
シデコブシが至近距離で咲いていたので、思わずパチリ
雪割草
キクザキイチゲ(菊咲一華)‘春花火’
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。北海道、本州の近畿地方以北に分布
咲き始めのようだ。別名:キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)
過去に雪国植物園で撮ったキクザキイチゲはこちら
キクザキイチゲ(菊咲一華)‘白万重’
アネモネ・スインマンニー
名札にはこの様に書かれていたが、ネットには存在しない
キバナイチゲ (黄花一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。地中海沿岸原産
別名:キバナイチリンソウ、キバナキンポウゲなど
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。東アジアから日本に分布
ニリンソウは花弁が5~6枚なので、これは多弁の園芸種のようだ
バイモ(貝母)
ユリ科バイモ属の多年草。中国原産。別名:アミガサユリ(綱笠百合)
フリチラリア・メレアグリス
ユリ科バイモ属の多年草。欧州~西アジアに分布。和名はコバンユリ
バイモの仲間で、赤紫色の市松模様が美しいが、まだ咲き始め
以前に、ここで撮った花の写真はこちら
ハルリンドウ(春竜胆)
リンドウ科リンドウ属の冬型一年草。本州・四国・九州の山野や湿地に分布
ごく小柄なリンドウで、花径は2~3cm。 初めて見ました
トキワガマズミ(常盤莢蒾)
レンブクソウ科ガマズミ属の耐寒性 常緑低木で、地中海原産
別名:ビバーナム・ティヌス(ビバーナム・ティナス)
フッキソウ(富貴草)
ツゲ科フッキソウ属の常緑小低木。日本を含む東アジアに分布
別名:キチジョウソウ(吉祥草。ユリ科にもキチジョウソウがある)
タイワンバイカカラマツ(台湾梅花唐松)
キンポウゲかカラマツソウ属の多年草。台湾原産。 初めて見ました
タカサゴカラマツの変種らしく、花弁が残るものを選別したもの
白花もある。なお、在来種のバイカカラマツは、バイカカラマツ属
オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)
シュロソウ科エンレイソウ属の多年草。北海道と本州の北部に分布
エンレイソウは花弁を持たず、3枚の緑色または濃紫色のがく片のみ
シュンラン(春蘭)
ラン科シュンラン属の多年草
2023年3月29日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
yasuhiko
いいですね。これも山野草展ならではと思います。
ハルリンドウ、タイワンバイカカラマツなど、
魅力的な花が多いなと思いました。
river
オオバナノエンレイソウは山でよく見かけますが谷川岳手前の三峰山や尾瀬ヶ原には白だけでなくピンクの花が咲いています。榛名山は茶褐色のエンレイソウと白のオオバナエンレイソウが両方とも見られます。
ハルリンドウは赤城山でも咲いています。
信徳
ハルリンドウはフデリンドウと同じ位の大きさですね。似ています。
山野草の庭作りを目指した事も有りました(台湾出向で断念)。今でも諦めきれずいます。こんな春の山野草展を見せて貰うと意欲が湧いて来て最後の第三コーナーを廻ってラストスパートに入りますか(笑)。
eko
至近距離でのシデコブシが綺麗です。今年は見逃しました。
雪割草、キクザキイチゲが可愛いです。
春リンドウの花色が素敵です。
タイワンバイカカラマツの花が可憐で素敵ですね。オオバナノエンレイソウ、シュンランも咲きだしましたね。
bunko
なおさん
此処でも雪割草をご覧になれましたか。キクザキイチゲにもこんな咲き方の花があるのですね。面白いです。他のアネモネもいろいろあるのですね。
フッキソウは以前奥日光の千手が浜の森で見たことがあります。こういうところにあるんだ、と思いました。
王者香というシュンランですか。中国のシュンランですかねえ。
無名子
ハルリンドウ、良いですね (^o^)
フデリンドウは毎年 出合っているけれど
ハルリンドウはまだ。近くも里山には無い様です。
シュンランも、昔から人気の東洋蘭ですね。
庭にも咲いてます、
でも里山で撮った物の方が良かったです (∩_∩)
「王者香」凄いんだろうな。
イッシー
素晴らしいな~。まだ行ったことないけれど、ここはいいところですね。撮影も素晴らしい。
長さん
シデコブシ、大抵は高い樹ですからね。このロックガーデンは屋根があるので、高い樹が植えられないという事情もあるんです。
多くの品種が展示されていて、記事は4回くらいになりそうです。
長さん
アミガサユリ、中の網目模様が撮れなかったので、投稿を期待しています。
オオバナノエンレイソウにはピンクの花もあるんですか。見てみたいものです。
ハルリンドウは赤城自然園にもありそうですね。
長さん
山野草の花作り計画は台湾転勤でストップしましたか。今からでも遅くはないので、これからも種類を増やしていきましょう。そうか、奥様との陣取り合戦もあるんでしたね。
長さん
ここの山野草展は品種数が多いので、楽しみなんですよ。草花がメインですが、バックを隠すのに花木も植え込まれています。
ハルリンドウとタイワンバイカカラマツは始めて見ました。ハルリンドウは他のリンドウに似ていますが、タイワンバイカカラマツは花弁に紅がさして、綺麗ですね。
長さん
展示の品種数が多いので、こんな風にレポ-とすると、可視化に花図鑑風になりますね。
キンポウゲ科の花は変化しやすいですね。
長さん
シデコブシ、比較的高いところで咲きますから、こんなに至近距離でハナを見たのは久しぶりです。
キクザキイチゲなど、キンポウゲ科の花は変化が多いですよね。しかし、アネモネ・スインマンニーのように、ネットにデータが載っていない品種は困りますね。品種のラテン語名で種小名にSが着くものはありませんでした。
フッキソウ、新松戸の小児科の庭で咲いていたのですが、閉院になってからは、植物園でしか見られなくなりました。
王者香というタイトルの春蘭展です、花の香りは「王者の香り」と称されているのだそうです。
長さん
ハルリンドウには出会っていませんか。riverさんによると、赤城山で見られるそうです。
シュンランを育てておられますか。年数ものの株に咲く花が綺麗らしいですね。中国ではこの花の香りを「王者の香り」と称しているそうです。
長さん
たまたま展示の左の方から並べただけなんですが、出だしはカラフルになりましたね。
私の場合、撮ったままを出してるわけではないので、すばらしいなんて言われると困ります(笑)。
yoppy702
ちょっと変わってますね。(^^ゞ
キクザキイチゲ‘白万重’なので、園芸種ですね?
キクザキイチゲにも園芸種があるんですね。
でも、これ綺麗ですね。
コバンユリの以前の画像も拝見しましたが、面白い姿ですね。
バイモ属なので、上のアミガサユリの仲間なんですね。
夕菅
年を重ねて私も山野草の魅力に惹かれています。
フッキソウやシュンランは試行錯誤の末たどり着いた我が庭最良のグランドカバープランツです。意外によく増えます。
長さん
シデコブシは年々樹高が高くなるので、花が目の高さで見られるのはあまりないことです。花央のしべの様子はモクレン科特有の形ですね。
花の名前を ‘ ’ でくくっているのは、園芸種名だからです。キンポウゲ科は変化が出やすい花が多いので、園芸種作りも簡単なのでしょう。
バイモの仲間も花の形が色々あって面白いです。黄色やオレンジなどの単色もあります。
長さん
今のところ、術後の副作用の関係で、毎日歩ける状態似ないので、一ヵ所でたくさん花が見られるようなと頃に出かけています。湿性花園では春と秋に山野草展が開かれるので、時々見に行っています。
お宅ではフッキソウやシュンランが増えているのですか、良いですね。
ジュン
近くでシデコブシが見られるのはいいですね
イチゲが可愛いです
バイモ消えてしまい残念です
どれも初見が多く可愛いです
mina
雪割草可愛いですね~
ハルリンドウも良い色で可愛いです
山野草展だけあって種類も多いですね
すーちん
色んな山野草が見れましたね
シュンラン
いいですねー
派手さないですが
惹かれますねー
長さん
我が家から歩いて見に行けるシデコブシは皆高木なので、良い機会とばかり、写真を撮りましたよ。
イチゲの仲間も種類が多いですね。
バイモ、絶えてしまいましたか。残念ですね。
長さん
雪割草、尤色々咲いていたのですが、今回は省略です。
ハルリンドウは初めて見ましたよ。
展示された種類が多いので、記事4回分くらいありそうです。
長さん
ここの山野草展は展示の種類が多いので、楽しいです。
シュンラン、地味な花ですが、香りが良いそうですね。