なお、ナーセリーとしての出展作品には各賞の付与が無いようです。
優秀作品展示の様子(人が途切れないので、引いて撮っています)
< 原種保全賞 >
カトレア・マキシマ コエルレア ‘アナヒ’
C. maxima f. coerulea 'Anahi' 田村和己さん
< 沖縄美ら島財団理事長賞 >
カトレア・ロディゲシー ‘クミ’
C. loddigesii 'Kumi' 田村壽英さん
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイに分布する
< オーキッドバレーミウラ賞 >
エピデンドラム・キャンディ バレー
Epi. Candy Balley x sib. 冨澤 実さん
< NHK出版賞 >
レリア・ウンデュラタ アルバ ‘ベネズエラン クイーン’
L. undulata fma. alba 'Venezuean Queen' 大塚初枝さん
コロンビア、トリニダード、ベネズエラに分布する
< 立川市長賞 >
カラデニア・バリアンス ‘エレガンス’
Calda. varians ‘Elegance’ まだ珍しい品種 清水征孝さん
オーストラリアに分布する地生種。別名:スパイダーオーキッド
< (株)大場蘭園賞 >
パフィオペディラム交配種 ‘フューチャー’
Paph. (Provacation x Mem. Sabrina Mark) 'Future' 寺田昭廣さん
デンドロビウム・ベキシラリウス ‘パラダイス’
Den. vexillarius 'Paradise' アザブナーセリー
ヌーギニアに分布する着生種。花の構造が分かり難い
リンコレリオカトレア ・トゥエンティ・ファースト
・センチュリー ‘ニュー・ジェネレーション’
Rlc. Twenty First Century 'New Generation' 須和田農園(自社作出)
< 全日本蘭協会賞 >
パフィオペディラム・サクハクリー ‘ハクサン’
Paph. sukhakulii 'Hakusan' ダイ北東部に分布 清水照夫さん
トリコセントラム・セボレツム
Trichocentrum cebolletum 清水照夫さん
「cebolletum」はネットに存在しない。「cebolleta」の誤記ではないか
しかし、「cebolleta」にしては花が小さすぎる。トリコセントラム
(オンシジウム)はメキシコ~ブラジルに約60種あるそうなので、新種?

優秀作品の紹介が残ってしまったので、次回に続きます。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
nobara
レリア・ウンデュラタ も黄色と白の2色遣いが面白い。
カラデニア・バリアンス ‘エレガンス’はシラサギカヤツリみたいです。
大きくすると中央部が違いましたね。この部分を見ると蘭ですね。
river
ブルーリボンは各部門トップクラスの作品ですから皆立派です。
スパイダーオーキッドは変わっていてランとは思えないような花ですね。大塚初枝さん頑張っていますね。
無名子
どの花も見飽きない、素敵ですね~
エピデンドラム・キャンディ バレー、
可愛い花が集まって咲いていますね (^o^)
bunko
長さん
優秀作品のコーナーは昨年よりライトが増量されていましたね。でも、アンダー目に写ってしまいました。
黒い紗は困りますね。ファインダーを覗いただけで、あきらめました。あのスペースは全体が撮影向きではないですよね。
長さん
エピデンドラム・キャンディ バレーは花茎が長いので、可愛い顔は望遠レンズ越しでないと分りません。
レリア・ウンデュラタ アルバは唇弁だけが白いです。
カラデニア・バリアンス、シラサギカヤツリを連想させますね。チュうをを見ると、やはりランの顔ですね。
長さん
ナーゼリーの作品には大臣賞などの特別賞は対象のようですが、スポンサー賞は個人の作品が対象のようです。
スパイダーオシラサギカヤツリはシラサギカヤツリはラン科だった?と一瞬錯覚しそうになりましたよ。
つくば洋蘭会の斉藤さんと大塚さん、そろい踏みですね。
長さん
プロのナーセリーに伍してアマチュアの皆さんも頑張っておられました。
エピデンドラム・キャンディバレーは花茎が長すぎて、視力が良くない私には、肉眼ではよく見えません。
長さん
近年、パフィオペディラムはカトレア類と共に人気があるようで、多くの作品が出展されていましたよ。
今回は香り部門への出展も多かったですよ。
eko
カトレア・ロディゲシー ‘クミ’は控えめな花色が良いですね。
エピデンドラム・キャンディ バレー、可愛くて素敵です。
どの花も見応えがありますね。
長さん
カトレア・マキシマは原種です。ランの場合、学名の最初は属名、つがいが種小名ですが、その頭が小文字の場合は原種、大文字の場合は交配種という決まりがあります。
カトレア・ロディゲシーは唇弁の内側だけが白いので、たしかに控えめですね。
エピデンドラム・キャンディ バレー、花茎が長いので、肉眼ではよく見えません。
yoppy702
エピデンドラム・キャンディ バレー、タイプです。
いかにも、Candyって感じですね。(^^)
レリア・ウンデュラタ アルバ ‘ベネズエラン クイーン’もイイですね。
なんか、クシャクシャ(?)になってる感じが面白いです。
トリコセントラム・セボレツム、複雑そうな姿で楽しいですね。
「cebolletum」、「cebolleta」で、こんな風に考察されるなんて、さすがですね。
なおさん
採光や照明がいまひとつの感があり、ただ見る分には良くても撮影するにはタイヘンということもありますね。
すーちん
原種の色合い矢張り良いですねー
改良されたランも
心引かれますがー^^
コスモス
まずエピデンドラム・キャンディバレーが目を引きますね。色も素敵でとても可愛いですね。
カラデニア・バリアンス ‘エレガンス’はすらっとしていて、名前がぴったりですね。
長さん
Candy Valleyというお菓子があるのですが、こちらはBalleyですから、意味不明です。
レリア・ウンデュラタは花弁が値じれたように見えるのが特徴です。
ランは学名で表示するのが決まりです。従って、名札も学名だけのことが多く、希にカタカナが併記してあることもあります。ですから、学名の綴りが違えば別品種という解釈も成り立つのです。
長さん
花みどり文化センターはしばらくご無沙汰ですか。
広いスペースなのに、あの大きな波うつような壁面のお影で、写真を撮るには明るさが足りません。窓際は外が明るすぎて、逆光になってしまいます。
長さん
ランは原種でも十分美しいものがあるにもかかわらず、更に美しいものを求めて交配を重ねています。人間って欲張りですね。
長さん
我が家から立川は電車だけで1時間20~30分かかりますが、お宅からでもそのくらいかかりそうですね。
エピデンドラムは長い花茎の先端に多くの花をつけますが、キャンディバレー草丈が大きく、とても目立ちます。
カラデニア・バリアンスはランの中では変った花が咲きますね。遠目にはシラサギカヤツリ?と思わせるような姿です。