今回も、つくば洋蘭会の皆さん作品の中から紹介します。
カトレア・トリアネイ ‘デライトフル アロー’
C. trianae 'Delightful Arrow' 斉藤正博さん
グアリカトニア・スターリン ‘コスモ パラダイス’
Guaricattonia Starrlyn 'Cosmo Paradise' 斉藤正博さん
初めて見た品種で、珍しい。花色が鮮やか
(Cattleytonia Capri × Guaritonia Why Not)
ソフロレリオカトレア・マリズ ビート ‘パッション’
Slc. (→ C.) Maris Beat 'Passion' 鈴木敏克さん
エピデンドラム・トリダクティルム
Epi. tridactylum 赤谷晋一さん
主にブラジルに分布する原種。花弁が細く、種小名は三本指の~と言う意味
エピデンドラム・セントラデニウム
Epi. centradenium 小林貴代さん
中米、南米北部に自生する原種。花径2cm
リンコレリア・グラウカ(旧ブラサボラ)
Rl.(B.) glauca ブラジル原産で、芳香あり 島田文江さん
エピテンドラム・ガーネット バレー ‘レッド フォースト’
Epi. Garnet Valley 'Red Forst' 鈴木敏克さん これも赤が鮮やか
バーデンドラム・ナンボー ピクシー
Bardendrum Nanboh Pixy (Bardendrum Terusan × Barkeria scandens)
稲葉茂子さん 色鮮やかな花色で、初めて見ました
バーデンドラムは、バーケリアとエピデンドラムの属間交配種だそうだ
デンドロビウム・エノビ パープル ‘スプラッシュ’
Den. Enobi Purple 'Splash' 山田達郎さん
ミニデンファレで、個体によって赤の入り方が異なるようだ
デンドロビウム・キンギアナム ‘ナタリー’
Den. kingianum 'Natalie' オーストラリア東部原産 山田達郎さん
キンギアナムは変種が多いそうだが、黄色は珍しい
デンドロビウム・ジョンソニアエ
Den. johnsoniae パプアニューギニア原産 鈴木敏克さん
デンドロビウム・テトラゴナム
Den. tetragonum オーストラリアに自生する着生種 赤谷晋一さん
花弁や萼片の先端が長く伸びる、珍しいタイプ
デンドロビウム・フィッチアナム
Den. fytchianum インドやミャンマーに自生 赤谷晋一さん
小型のデンドロビウムの中では最も美しい花と言われる
デンドロビウム・アメジストグロッサム
Den. amethystoglossum ルソン島に自生 赤谷晋一さん
唇弁の色がアメジスト色なので、この名が付いた。唇弁以外は上向き
デンドロビウム・グローバル ビレッジ
Den. Global Village 広澤良子さん
グアリサイクリア・キョーグチ 'ニシミノ'
Gcy. Kyoguchi 'Nishimino' (OG) 稲葉茂子さん
エピデンドラム・ディフォルメ ‘ハツエ’
Epi. difforme 'Hatsue' 緑一色のエピデンドラムは珍しい 大塚初枝さん
次回も、つくば洋蘭会の皆さん作品から紹介します。
(つづく)
関東東海花の展覧会の記事と交互に投稿しています。
この記事へのコメント
nobara
斉藤正博さん作出ですか?
凄いきれいな色のですね。キュートですね。
その下のソフロレリオカトレア・マリズ ビート‘パッション’
縁がピンクでこれも可愛いですね💛
デンドロビウム・フィッチアナム
これもデンドロビウム???
清楚な感じがイイですね。
グローバル ビレッジも。
長さん
>グアリカトニア・スターリン ‘コスモ パラダイス’
>斉藤正博さん作出ですか?
この品種は1996年にR.Farwellと言う人によって登録されているので、斉藤さんはそrを株分けしたものを入手されたのでしょう。
>その下のソフロレリオカトレア・マリズ ビート‘パッション’
現在はカトレアに分類されています。赤い斑は丸いですが、△のものもあります。
>デンドロビウム・フィッチアナム
小型の可愛い花ですね。グローバル ビレッジも花の形が似ています。
無名子
ソフロレリオカトレア・マリズ ビート ‘パッション’
舌を噛みそうだけど、可愛い花ですね (^o^)
エピデンドラム・トリダクティルム
少し変った姿の花ですね。
river
栽培しているらんは医師らしく1株ごとにカルテがあるのがそうです。
「育てて愉しい蘭の本」と言う著書もありますね。
なおさん
その他のランもどれも素晴らしいもので、気分もらんらん♪となったことでしょう。良いですねえ。
長さん
ソフロレリオカトレア・マリズ ビート ‘パッション’は現在カトレアに分類されていますが、作出したのは日本の方だそうです。
エピデンドラム・トリダクティルムは花弁の先端が細くなっていて、その形から種小名が付いたようです。
長さん
斉藤正博さんの話を聞くことができたとは、良かったですね。
どこかのラン展でお目にかかり、握手をしてもらったことがありますよ。先生の著書は古本でも高い値段が付いていますね。
先生の温室はどこかの新聞の特集記事で写真を見たことがあります。
長さん
斉藤正博さんの作品はどれもすばらしいですね。riverさんもコメントに書いておられますが、一鉢ごとにカルテを作っているほど、研究熱心なんですね。
皆さんの作品はどれもすばらしく、もっと紹介したいのですが、ちょっとしつこいですかね。
eko
デンドロビウムも色々ありますね。デンドロビウム・フィッチアナムが一番可愛いです。
長さん
斉藤正博さんは実に多彩な痰を育てておられますね。ここは地元だから、多くの作品が持ち込めるようで、ありがたかったです。
今回は色鮮やかな品種を5つ投稿しましたが、グアリカトニア・スターリンが良かったですか。
小型のデンドロビウム、清楚な花で、現地でも人気が高いだけのことはあります。
yoppy702
‘コスモ パラダイス’も引き付けられるし、お名前を見たら斉藤正博さんやったんで、さすがやなぁ…と思いました。
リンコレリア・グラウカの形状が面白いですね。
「デンドロビウム」と「デンドロビューム」って別種なんですね。
デンドロビューム・テトラゴナム、面白いなぁ。
イッシー
出展管理だけでも大変そう。
今日も綺麗なランに癒されました~。
すーちん
緑一色のランも趣
ありですねー
今までに無い色
期待しますねー
行き当たりばったり
どの花も素晴らしいです。
「つくば洋蘭会」、大所帯の会なんでしょうね。
皆さん切磋琢磨して、作品を育てて----。
緑一色のエピデンドラムにはびっくりです。
長さん
斉藤正博さん、栽培している品種も多岐なので、今回は地元とあって、色々出展されていました。
リンコリア属はブラサボラ属とされていましたが、カトレア近縁と分かり、属名が変りました。
「デンドロビウム」と「デンドロビューム」は同じ属です。カトレアをカトレヤと表記したりするのと同じです。
長さん
関東南部で開催のラン展には、斉藤正博さんの作品がほぼ出展されています。今回は地元とあって、多くの品種を出展されたようです。開催日ごとに開花調整しなければならないので、さぞ大変だと思います。
長さん
花色が単色のランは色々アリアスが、緑だけというのは少ないです。
長さん
つくば洋蘭会は、」日本のアマチュア愛好段田としては会員数が咲いたではないかと思います。斉藤さん一、3人が世界ラン展日本大賞を受賞している程ですから、そのレベルは高いです。
緑だけの花というのは珍しいですね。
mina
トップの斉藤正博さんの作品素晴らしいです
良い色ですね
皆さんどれも素敵です
品があって何時までも見ていたいです
長さん
ラン好きの方に見ていただけると嬉しいです。
何回も続けて投稿しているので、もううんざりの方もおられるでしょうね。
夕菅
ランの世界でも原種系は素朴で味がありますね。
初めて見るランが多く興味深く見せていただきました。
長さん
斉藤正博さんはアマチュアラン栽培家としては、日本でピカイチですね。お医者さんでお忙しいのに、良く多くの品種のランを管理できますね。ランも患者同様、カルテをつけているそうです。
皆さん、栽培に慣れてくると、原種を育てたくなるようです。