今回も、熱帯資源植物温室に展示された、らん友会龍ケ崎の皆さんの作品と、つくば洋蘭会の皆さん作品の中から紹介します。
らん友会龍ケ崎の皆さんの作品(続き)
カタセタム・ピレアタム
Catasetum pileatum 小泉邦夫さん
ランには珍しく、雄花序(写真)と雌花序がある。大きな唇弁が特徴
ベネズエラ、コロンビア、エクアドルに分布
パピリオナンセ・テレス アルバ ‘オーヤマサキ’
Papilionanthe teres fma. alba 小林儀子さん
ネパール~中国南部~インドシナなどに分布。花径8~10cm
プロステケア・ガルシアナ
Prosthechea garciana 住江 胖さん
白い唇弁が天地逆に着いている。ベネズエラに自生する着生ラン
デンドロビウム・ユキダルマ ‘キング’
Den. Yukidaruma 'King' 藤田道子さん 雪だるまに見えますかねー
マキシラリア・ピクタ
Maxiliaria picta 住江 胖さん
ブラジルやアルゼンチンに分布。うつむき加減で咲いている
ここからは、つくば洋蘭会の皆さんの作品です
今回は、カトレア属及びその近縁種ですが、出展者のお名前がダブらない
ようにしました。それでも、斉藤正博さんのお名前がまだ出てきません
カトレア・トリアネナエ ‘A.C. バレージ’
C.trianaei ‘A.C.Burrage’ 倉持見永子さん
カトレア・トリアナエ・セミアルバ ’アナ ’x 'マイ’
C. trianae semialba ('Ana' X 'May') 稲葉茂子さん
カトレア・トリアナエ・コエルレア ‘エイコ’
C. trianae f. coerukea 'Eiko' 大塚初枝さん
カトレア・モッシェ ‘バッロエタ’
C. mossiae 'Barroeta' ベネズエラの国花 木村 等さん
レリア・アンセプス・セミアルバ
L. amceps semi-alba メキシコ原産のカトレア近縁種 鈴木敏克さん
カトレア交配種
C. Cherry Chip x Blc.Hsinying 広澤良子さん
カトレア・クアドリカラー ‘ヤイズ ルビー’
C. quadricolor 'Yaizy Ruby' コロンビア原産 加藤かほるさん
カトレア・クアドリカラー・アルバ
C. quadricolor alba 遠山卓明さん
クアドリカラーは4色という意味だが、これは白花種なので黄色とオレンジ
カトレア・ルデマニアナ
C. lueddemanniana ベネズエラを代表する原種 千葉小百合さん
レリア・ロゼア
L. rosea コロンビア、ベネズエラ原産のカトレア近縁種 冨田研二さん
カトレア・マジョリー ハウサーマン ‘ヨーク’
C. Marjorie Hauserman 'Yoko' 岩瀬美千代さん
次回も、つくば洋蘭会の皆さん作品から紹介します。
(つづく)
関東東海花の展覧会の記事と交互に投稿しています。
この記事へのコメント
なおさん
ランにも雄花序と雌花序が分かれるものがあるのですね。進化が進んでいろいろなものに分かれた結果、あれこれ特殊なものも生まれてきたのでしょう。
カトレアの仲間も大輪のものが多く、ずらりと並ぶと見応えがあって美しいですねえ。
もこ
こんなに育てるには
ずいぶん手をかけていらっしゃるのでしょうね
ため息が出ます
長さん
最近、私もミスタッチで誤変換することが多く、恐縮です。
雄花序と雌花序を持つランなんて、初めて知りましたよ。ランは、最期に地上に出現した植物だけに、これからも、色々変化をして行くのでしょうね。
今回のつくば洋蘭会の出展はカトレア類が多く、ラン好きとしては嬉しい限りです。
長さん
今回の出展団体、特に、つくば洋蘭会の皆さんは、会長の斉藤正博さんの他に、世界ラン展日本大賞を受賞された方がお二人おられるほど、栽培レベルの高い方たちです。
nobara
凄い整ったお顔立ちですね(*^-゚)⌒☆
パピリオナンセ・テレス アルバ ‘オーヤマサキ’は
アジサイの花殻のように見えました。しっつれい((+_+))
マキシラリア・ピクタ、なんか~生き物みたい。
レリア・ロゼア?これがカトレアの近縁種???
river
倉持見永子さん、大塚初枝さんなどおなじみの名前がありますね。
信徳
カトレア交配種が断然多いですね。
カトレアの美しさに魅入ってしまうのでしょう。
eko
やはりカトレアは華やかですね。レリア・ロゼアはカトレアの近縁種ですか。独特の花姿ですね。
イッシー
貴重なものたくさんありますね!
無名子
雄花序と雌花序、ランにもあるんですね、
どれもが両性花だと良いとつくづく思います (^o^)
カトレアとその仲間がこれだけ揃うと豪華絢爛な世界になりますね。
長さん
カタセタム・ピレアタム、唇弁がお椀のようになっていて、面白いです。
パピリオナンセ・テレス アルバは唇弁が目立たないので、アジサイの花後に似ていますよね。
マキシラリア・ピクタ、何か動物が手を広げている?
レリア・ロゼアは花の着き方といい、花の形といい、レリアでも異端の花ですね。
長さん
ランは植物界では一番最後に登場したので、昆虫の助けをもらうのが一番手っ取り早かったのでしょうね。
稲葉さん、大塚さん、倉持さん、広澤さんなど、ラン展では常連さんですね。
長さん
今回のラン展はカトレアやその近縁種の出展が多かったです。今回の開催日がそれらの開花時期と重なったのでしょうね。
長さん
雄花序と雌花序が別々に出るランがあるなんて、初めて知りましたよ。
レリア・ロゼアは、以前、ションブルグキア属に分類されていましたが、遺伝子分析結果、カトレア近縁種のレリア属になったようです。
長さん
雄花と雌花が子となるランなんて、初めて知りましたよ。ランはまだ進化の途中にあると言うことなんでしょうね。
長さん
雄花序と雌花序が異なるなんて、初めての品種でした。まだ進化の途中にあるようなラン科ですから、これからも変ったものが発見されるかもね。
つくば洋蘭会のように、会員数が多い愛好団体だt、他の人が持っていないようなカトレア水を育てようという気になるのかもしれません。
ろこ
信じられない姿、形ですね。
カトレアは華やかで綺麗なランなのに・・・???
カトレア近縁種、カトレア交配種が多いですよね。
雄花序と雌花序に分かれて咲くランがあるんですね。
前のコメントで教えて頂きりがとうございました。
新しくしないとだめなんですね。
よくわかりました。
yoppy702
こんな風に見せて頂くと、ホンマ、ランの仲間ってスゴイなぁ…って思いますし、ランに興味津々になります。(^^ゞ
カタセタム・ピレアタムって、とっても素敵な姿をしてますね。
雪だるまと言われて、じーっと見てると、ナルホド…という感覚になってきました。(^^ゞ
カトレアの仲間になると、テーブルが華やかですね。
カトレア・モッシェ ‘バッロエタ’が綺麗です。
ベネズエラの国花なんですね。
すーちん
カトレア近縁種
シンビジュームににていて
親近感覚えますー^^
長さん
レリア・ロセアは、形態学上の分類は他の属になっていたのですが、遺伝子解析の結果、カトレア近縁のレリア属になったようです。
ランで雄花序と雌花序がある品種なんて、始めて知りましたよ。
ブログのデザインを変更するのは難しくはないので、挑戦してはいかがですか。
長さん
らん友会龍ケ崎の皆さんの作品は、偶然、全て異なる属のランになりました。
カタセタム・ピレアタム、段々雪だるまに見えてきましたか(笑)。
カトレア・モッシエは花色が多彩なことで知られています。
長さん
シンビジュームに似ているカトレア近縁種というと、レリア・アンセプスのことですか。
夕菅
それにしても斉藤正博さんのお名前が出てこないのが気になっています。私は素人ですがすぐファンになった方です。
ジュン
今朝友人が蘭を分けてくださいました
失敗するからと断ったのですが
何とか検索して展示されてるお花になるように。
って枯らさないように頑張ってみます
長さん
ラン展では作品に学名(ラテン語は必須で、カタカナが添えられていることがある)と『出展者名が表示されているので、記事に書き添えています。学名で原種かどうかが分るので、原種の場合は原産地をネットで調べたりしています。
斉藤正博さんの作品は次回の記事に登場しますよ。
長さん
お友達からランを入手されましたか。属によって育て方が違うようですが、最近はネット検索すれば大体は分るので、それを参考されると良いですね。
私の場合は、ズボラなので、2.、3年で駄目にしてしまいますが・・・。