今回は、熱帯資源植物温室に展示された、愛好団体(つくば洋蘭会・水戸市植物公園蘭科協会・らん友会龍ケ崎)の作品の中から優秀作品(後半)と、水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの作品の中から紹介します。
優秀作品(再掲、今回の紹介は手前の方です)
カトレア・トリアネイ・アルバ
C. trianae fma alba らん友会龍ケ崎 小泉邦夫さん
カトレア交配種(アイシン フィニー x オルグラデス グロー)
C. ( Irene Finney x Orglades Glow ) らん友会龍ケ崎 木村三千雄さん
マスデバリア・イグネア ‘スプリング ジョイ’
Masd. ignea 'Spring Joy' つくば洋蘭会 斉藤正博さん
デンドロビウム・ハイルダ ポクソン
Den, Hikda Poxon らん友会龍ケ崎 藤田道子さん
シンビジューム・サムライ ソウル
Cym. Samurai Soul 水戸市植物公園蘭科協会 柳沢正己さん
ここからは、水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの出展作品の紹介です
エピデンドラム・エバネウム
Epi. eburneum 小岩井雅子さん
ファレノプシス・ヒエログリフィカ
Phal. hieroglyphica 小岩井雅子さん
カトレア・ワルケリアナ・セミアルバ
C. walkeriana semi-alba 道川哲司さん
マクナマラ・パガン ラブソング ‘ルビー チャーレス’
Mclna. Pagan Lovesong 'Ruby Charles' 道川哲司さん
リンコレリオカトレア・ハウ ユアン ゴールド ‘0-2’
Rlc. Haw Yuan Gold '0-2' 福田正通さん
ブラソレリオカトレア・メロディフェア ‘サン #2’
Blc. Melody Fair 'Sun #2' 佐々木茂雄さん
オンコステレ・ワイルドキャット
Colmanara Wildcat ( → Oncostele Wildcat) 鬼澤一夫さん
リンコレリオカトレア交配種
Rlc. (Purple Ruby Lucky Strike x Bonanza) 鬼澤一夫さん
パフィオペディラム・インシグネ
Paph. insignae 辻 貞夫さん
カトレア・ジャイラック ドール
C. Jairak Doll 柳沢正己さん
次回も、水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの作品から紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
水戸藩も御三家に次ぐお家柄なのでしょうから、サムライソウルなどという武士の魂も脈々と受け継がれているのですねえ。スバラシイことです。
長さん
水戸市植物公園蘭科協会は、水戸市植物公園の洋ラン愛好会と徳川圀斉氏が創立した蘭科協会が一緒になって、平成8年に設立されたとのことです。
シンビジューム・サムライソウルの来歴を調べることは出来ませんでしたが、もしかすると、徳川圀斉氏ゆかりのランかも知れませんね。
イッシー
光は外光が入るのかな、メリハリあって綺麗に映ってますね。
草凪みかん
オンコステレ・ワイルドキャット…ネーミングがなんとも。
そういえばじっと見てると猫っぽい柄に見えなくもない。(^^;
nobara
みんな状態がいいですね。
この1週間に、決めてらっしゃるのですね。
マクナマラ・パガン ラブソング ‘ルビー チャーレス’
凄く面白いですね。踊りまくってる(^o^)丿
もこ
長い名前でビックリ!
更に花の形が変わっていて2度ビックリです
eko
マスデバリア・イグネア ‘スプリング ジョイ’は独特な花姿でランとは思えません。
デンドロビウム・ハイルダ ポクソンは花が群れ踊っていますね。
シンビジューム・サムライ ソウルはカクチョウランのような雰囲気がします。
オンコステレ・ワイルドキャット、名前も花姿もユニークですね。
river
栽培技術も素晴らしいです。会期に合わせて開花させるのは難しいでしょうからたくさんのランを栽培しているのでしょう。
無名子
人気があるから何でしょうけどカトレアが目立ってますね。
マスデバリア・イグネア ‘スプリング ジョイ’
変った形の面白い花ですね、ラン?と思ってしまいました。
エピデンドラム・エバネウムも面白い (^o^)
信徳
長さん
会場は温室なので、日当たりは良好ですが、展示植物の葉が密になっていると日陰になってしまいます。
長さん
オンコステレ・ワイルドキャットですが、野生猫には豹のような斑点が入っているそうなので、それを連想してつけた名前ではないかと思います。
長さん
このラン展、毎年、今ぐらいの日程で開催されています。
カトレアは大株を出展された方もいらっしゃいますが、多くの品種を育てるとなると、一輪咲きタイプのほうが好まれるのでしょう。
マクナマラ・パガン ラブソングは割合大きな花で、不規則な斑点が入るのが特徴のようです。
長さん
ランは、大きな文字にすると、括弧書きの個体名を含め、ブログの1行では収まらないくらい、長い名前のものもありますよ。
マスデバリアはランの中でも花がユニークな方です。
長さん
マスデバリアはランの中でも異端の花で、花弁は3枚ですが、このマスデバリア・イグネアはそのうちの1枚が小さくなっています。
シンビジューム・サムライ ソウル、花はありふれた形で、我が家のシンビもこんな形です。
オンコステレ・ワイルドキャットは野生猫の体に入った斑点に似ているからと言うことだと思います。
長さん
つくば洋蘭会やらん友会龍ケ崎の皆さんは大きなラン展にも出品されるようなベテランが多く、ラン展の会期に合せて開花調整する様な技術もお持ちでしょう。多分、栽培する鉢も多く、ご自宅に温室をもっておられると思います。斉藤正博さんなどは大きな温室が2棟あるそうですから。
長さん
愛好家の中で、カトレアを持っていないなんて言う人はいないでしょうね。
マスデバリアはランの中でも異端の花です。普通は3枚の花弁(萼片)ですが、マスデバリア・イグネアはそのうちの1枚が小さいです。
エピデンドラム・エバネウムは唇弁だけが大きいですね。
長さん
ランは品種数が多いので、人秘品種に雁ラズ、色々集めて位¥いる方も多いようです。
青紫のバンダもは前雉の優秀作品として載せましたが、残念ながら諸種賞名が不明です。
カトレア、育てたことがありますが、意外に難しいです。
yoppy702
マスデバリアはランの一種なんですね。
「萼片のみが発達した特異な花を咲かせる。日本では栽培の難しいものの一つである」と、ウィキペディアに書かれてました。
斉藤正博さん(名前覚えました。(^^ゞ)ってスゴイ方なんですね。
この流れで(?)行くと、エピデンドラムもランの一種なんでしょうね。
姿を見て、ランの仲間って解るだけでも難しいですね。(^^ゞ
すーちん
これがラン?
と思われる形のもあるん
ですねー
色あいも改良されて
のめり込んでいくんでしょうねー
長さん
ランは植物界では品種が最多(749属2万6000種)で、さまざまな花をさかせます。中には、マスデバリア属やドラクラ属のように、奇妙な花をさかせるものもあります。
斉藤さんは、世界ラン展日本大賞を4回も獲得しており、日本人アマチュア・ラン栽培家としては最も優れた方です。
長さん
ランの品種は26,000種とも言われ、色も形も実にさまざまです。これに栽培種も加わりますから膨大ですね。
その変化に富む所が、私がラン好きになった理由の一つです。
コスモス
カトレア・ワルケリアナ・セミアルバは、紫と白のシンプルな色合いでいいですね。
長さん
マスデバリア属は花弁がなく、三枚の萼片からなる、奇妙な花です。この品種は萼片の1枚が小さくなってしまいました。
カトレア・ワルケリアナ・セミアルバは原種です。花色はシンプルですが、美しいですね。