つくば植物園にて 2023年1月(6) サバンナ温室にて② キングプロテア、ヒメコスモス、コモチカイソウ、ヒメフヨウ、ユーフォルビア、ペラルゴニウム・クラッシカウレ、スリナムごうかんなど 

 1月11日、温室の花などを見に、つくば植物園に行ってきました。
 今回はサバンナ温室で見た花などの続きです。


プロテア・キナロイデス
ヤマモガシ科プロテア属の常緑低木。南アフリカ原産
別名:キングプロテア。南アフリカ共和国の国花。この切り花はとても高価
通路から見て、奥の方で咲いていて、この角度でしか撮れなかった
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ブラキカム・イベリディフォリア
キク科ブラキコメ属の半耐寒性一年草(多年草)。原産はオーストラリアなど
葉がコスモスに似ているので、和名はヒメコスモス(姫秋桜)
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ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)
バショウ科ゴクラクチョウカ属の常緑多年草。原産は南アフリカ
別名:ストレリチア。温室展示の定番
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アルブカ・ブラクテアタ
クサスギカズラ科アルブカ属の常緑多年草(球根)。南アフリカ原産
別名:コモチカイソウ(子持海葱)、コモチラン、二セカイソウなど
学名がオーニソカラム・コーダツムから変更になったようだ
根元はネギみたいに膨らんでいて、その表面にムカゴが出来て増える
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ヒメフヨウ(姫芙蓉)
アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木。原産はメキシコから南米にかけて
花弁の基部がめしべに巻き付き、開かない構造になっているため
これ以上開かない。 別名:ヒメブッソウゲ(姫仏桑華)
下向きに咲くウナズキヒメフヨウという品種もある
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ユーフォルビア・プルケリマ(ポインセチア)
トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑性低木。原産はメキシコと中央アメリカ
苞葉が赤くなるので、和名はショウジョウボク(猩々木)
低木と言っても、5~7m位になる。温室の見ごろ第1位になっていました
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ユーフォルビア・プニケア(プニセラ)
トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木・多肉植物
原産はジャマイカで、別名:ジャマイカポインセチア
赤いのは苞。花弁はなく、黄色い部分は径2cmほどの苞花(蜜腺がある)
苞花の中央から花柱が伸び、先端に雌しべがある。その周りは雄しべ
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ユーフォルビア・ユニスピナ
トウダイグサ科トウダイグサ属の落葉低木(多肉植物)
原産は、西アフリカ(ベニン・カメルーン・ナイジェリア)
樹液は猛毒だが、現地では薬に使うという
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茎の頂点に花をつける(花柱の先端に雌しべ、黄色いのは葯)
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ブーゲンビレア
オシロイバナ科ブーゲンビレア属の常緑低木。原産は中央~南アメリカ
花名はフランス人として初めて世界一周を指揮したルイ・アントワーヌ・
ド・ブーゲンヴィユにちなむ。和名はイカダカズラ(筏葛)
苞が花のように見えますが、実際の花は中央の白い部分
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ペラルゴニウム・クラシカウレ(旧ミラビレ)
フウロソウ科ぺラルゴニウム属の多年草(根塊植物)
原産はナミビア南部、ケープ北西部
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カリアンドラ・スリナメンシス
マメ科ベニゴウカン属の常緑低木。原産は南アメリカ北部のスリナム
別名:スリナムごうかん(スリナム合歓)
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 2023年1月11日撮影。
(つづく)

 次回は「くらしの植物苑」で見た花などを投稿します。

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