今回はその報告の最終回、全日本蘭協会(AJOS)会員の展示コーナーに並んだ作品の中から、リボン賞(レッドリボン、ホワイトリボン)のカトレア類などを紹介します。なお、前半がレッドリボン賞、後半がホワイトリボン賞です。
なお、ブルーリボン賞の作品は上位入賞作品として、紹介済です。
カトレア類の展示の様子です
< レッドリボン賞 >
カトレア・トリアネイ ‘ビクトリア カストロ’
C. trianae 'Victoria Castro' < 須和田農園賞 > 秋元弘子さん
カトレア・ワルケリアナ・ティポ ‘タチバナ2023’
C. walkeriana tipo 'Tachibana 2023' ( 'Cinquentenario' x 'Baron' )
< らん友会龍ケ崎賞 ・ AJOS優秀認定花AM > 石野愛胤さん
リンカトリアンセ・プリンセス タカマド
‘パイナップル リキュール’
Rth. Princess Takamado 'Pinapple Liquor' 清水柾孝さん
リンコレリオカトレア・リトル トシエ 'ユミ'
Rlc.(Pot.) Little Toshie 'Yumi'
< 浜松蘭友会賞 > 菊池 徹さん
リンコレリオカトレア・ハウ ヤン ゴールド 'ヨンコン #2'
Rlc. Haw Yuan Gold 'Yong Kon #2' 秋元弘子さん
リンコレリオカトレア・メモリア ビクトリア カム
‘ファッシネーション’
Rlc. Memoria Victoria Kam ‘Fascination’
< オーキッドバレーミウラ賞 > 秋元政人さん
カトレア・コクネシア アマレロ
C. coccinea fma. amarelo
< ワカヤマオーキッド賞 > 石井佑基さん
エピデンドラム・フゴメディナエ
Epi. hugomedinae エクアドルの高地に分布するミニタイプ
倉持見永子さん
< ホワイトリボン賞 >
ブロートニア・ネグリレンシス
Broughtonia negrilensis カリブ海にあるイスパニョーラ島に自生
カトレアの近縁種 < 湘南蘭友会賞 > 武井直義さん
カトレア・トリアネ ‘デライトフル アロー’
C. trianae (Delightfuk Arrow' HCC/AJOS
< むさしの蘭友会賞 > 鴇田 隆さん
カトレア交配種
C. ( Fairyland x walkeriana 'SG' ) 佐藤春雄さん
カトレヤ・ルース ジー ‘ウィリカーズ’
C. Ruth Gee 'Whillikers' HCC/AOS 清水柾孝さん
カトレア・ドリーム ライト ‘エリシアン’
C. Dream Lights 'Elysian' 佐藤春雄さん
ネオラウケア・プルケラ ‘サシマ’
Nla. pulchella 'Sashima' ブラジル原産のカトレア近縁種
< In Charm賞 > 斉藤 保さん
(第62回全日本蘭協会洋らん展シリーズ終了)
次回は、くらしの植物苑で見たサザンカ(ハルサザンカ群)の花を投稿します。
この記事へのコメント
nobara
こんな?白い花もあるんですね。
エピデンドラム好きですが、
白はすばらしいですね。
ネオラウケア・プルケラ ‘サシマ’
一番下のなど、葉をみてもシバザクラかなと?
思ってしまいます。無知ですね(^o^)丿
蘭のレポート、お疲れさまでしたぁ~m(_ _)m
イッシー
こうやって見ていると鮮明に思い出せます。
yasuhiko
ランの世界は、本当に多種多様、
色んなタイプがあるので驚かされます。
river
無門
大きな蘭の花は
迫力がありますが
小さな花は
つい立ち止まって
じっと見てしまいます
もこ
なおさん
eko
最後のミニミニのランも可愛くて良いですね。
たくさんのご紹介、有難うございました。
無名子
洋らん展 最終回は女王様カトレア類なんですね。
見ごたえのある花ですね (^o^)
エピデンドラム・フゴメディナエ、小さなランは魅力的です。
次回のハルサザンカ群が楽しみです (∩.∩)
信徳
今年の花はカトレアに始まってカトレアで締まっています。
長さん
エピデンドラム・フゴメディナエは小さい花ですが、白い花弁の中央にピンクが差していて、可愛かったです。アップの写真は失敗してしまいました。
ネオラウケア・プルケラはシバザクラのような感じもしますね。
長さん
これらのカトレア類は、入って直ぐの平台に展示されていたので、記憶に残りますよね。
長さん
ランは原種の数が多い上に、同一品種の中でも色々バラエティがあります。そんな変化に富んだ花が咲くので、直ぐにラン好きになってしまいました。
グランドマザー
カトレア、ランの女王、いろいろな形そして花の色も多種多様ですね
オレンジ系のカトレアの花は実物をまだ見たことがありません
エピデンドラム・フゴメディナエ
エクアドルの高地に咲くランの花 日本で咲かせるのは
らん展に見ごろを作るのは ・・・・
気っとお好きなんでしょうね
長さん
私がランに初めて出会ったのは、2008年12月の沖縄旅行で、海洋博記念公園の熱帯ドリームセンターの温室にカトレアを始め、多くに品種に出会ってからです。こんなに美しく、しかもバラエティ豊かな花に魅了されてしまいました。、
今では、毎月のように、日本のどこかでラン展が開かれる時代になりました。
長さん
同じ科なのに大きな花から、虫眼鏡が必要なくらい小さい花まで、多様性があるのはランぐらいのものでしょう。
長さん
ご覧のように、カトレアはランの女王様と言われるだけのことはありますね。
長さん
ランの花は大きいものから小さいものまで、実にバラエティがあります。ネオラウケア・プルケラ は肉眼でもはっきり分りますが、中には、虫眼鏡が必要なものもありますよ。
長さん
手術の後遺症で、毎日で歩けるような状況ではなくなったので、このようなラン展はネタ稼ぎにはもってこいです。ですから、今回は11回も続けてしまいました。
お好みのカトレア類や小さなランも気に入っていただけて、良かったです。
長さん
11回も投稿してしまいましたので、最期はカトレア類と決めていました。
エピデンドラム・フゴメディナエ、花のアップはピンぼけになってしまい、ご紹介できないのが残念です。
ハルサザンカ群、記事2回分くらい撮ってきましたよ。
長さん
カトレア類は愛好者が多いので、出展数が多かったです。カトレアは出展カテゴリーが多いので、それぞれに、ブルー、レッド、ホワイトのリボン賞が与えられます。
長さん
カトレアはやはり見応えがアリアスね。オレンジ系というと、4枚目、5枚目でしょうか。どちらも、後輩によって作り出された色です。
ランは、植物の中では遅れて出現したので、条件の悪い場所でしか生きることが出来ませんでした。ですから、高地に分布しているものも結構ありますよ。高地と行っても熱帯や亜熱帯ですが・・・。
yoppy702
「パイナップル リキュール」って、可愛いいですね。
カトレアって、この上の姿を想像してしまうんですが、これとか、「カトレア・コクネシア アマレロ」を見ると、へぇ~って声をあげてしまいそうです。
「ネオラウケア・プルケラ ‘サシマ’」をパッと見て、シランが頭を過りました。
こんな風に頭を下げてるからでしょうね。(^^ゞ
長さん
パイナップルリキュールはその株だけにつけられた個体名で、品種名はリンカトリアンセということになります。カトレアというと、2枚目のような花を思い浮かべると思いますが、リンカトリアンセは3つの属から誕生した人工属です。
カトレア・コクネシアは花の形がカトレアとは異質で、以前はソフロニティス属とされていました。近年、DNAの分析によってカトレアの一種となりました。
ネオラウケア・プルケラはランらしからぬ花が咲きますね。