つくば植物園にて 2023年1月(4) 熱帯資源植物温室にて③ オタカンサス・カエルレウス、ヘディキウム・ホースフィエルディの実、コルムネア・リネアリス、プセウデランテムム・レティクラトゥムなど

 1月11日、温室の花などを見に、つくば植物園に行ってきました。
 今回は熱帯資源植物温室で見た植物の続きです。


シコンノボタンの一種
ノボタン科シコンノボタン属の常緑低木。ブラジル原産
屋外での花期は8~11月ですが、温室なので、多い少ないはあるもの
の、いつ行っても花が咲いています。今回は、冬なのに多い方です
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しべが、途中で折れ曲がっているのが面白い
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ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー
左奥に、サルオガセモドキ(パイナップル科ハナアナナス属)が写っています
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オタカンサス・カエルレウス
ゴマノハグサ科オタカンサス属の非耐寒性宿根草。ブラジル原産
花径は2~3cm。別名:ブラジリアンスナップドラゴン(スナップ
ドラゴンはキンギョソウの英名)。流通名:ブルーキャッツアイ
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コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科コエビソウ属の常緑低木。メキシコ原産
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ペンタス
アカネ科ペンタス属の低木(多年草)。原産は熱帯東アフリカからイエメン
花が星形に5裂しているので、ギリシャ語の「5(Pente)」が名前の由来
別名:クササンタンカ(サンタンカに似ている草本だから)
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ヘディキウム・ホースフィエルディの実
ショウガ科ヘディキウム属の多年草。インドネシア原産
別名:ジャワ・ジンジャー。初めて見たときは、変わった花が
あるものだと思いました。花は白で、あまり目立たないとか
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クレロデンドルム・クアドリロクラレ
クマツヅラ科クサギ属の常緑低木。原産はフィリピン
花の咲き方から、ファイヤーワークス(花火)という英名がある
残念ながら、まだつぼみだった。花筒が伸びて、こんな花が咲きます
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コルムネア・リネアリス
イワタバコ科コルムネア属の非耐寒性常緑多年草。中米原産
コルムネアはオレンジの花が多い中で、これはピンクの花で、
金魚のような形の花で、筒状唇形花と言われます
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プセウデランテムム・レティクラトゥム
キツネノマゴ科プセウデランテムム属の低木状草本。メキシコ原産
和名はルリハナガサモドキ(瑠璃花笠擬)
プセウデランテムム属は世界(熱帯~亜熱帯)に120種ほど知られる
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 2023年1月11日撮影。

(つづく)

 池袋サンシャインでの洋らん展の記事と交互に投稿していますので、次回は洋らん展の続きです。
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