今回は温室で見た花と、「クリスマスを彩る植物展」の続きを投稿します。サガリバナが落ちずに残っていたのはラッキーでした。
ブッソウゲ(仏桑花、扶桑花、仏桑華)
アオイ科フヨウ属の熱帯性常緑低木。いわゆるハイビスカスの原種のひとつ
原産は中国南部ともインド洋諸島とも言われるが、よく分っていない
ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)
アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木。原産はメキシコからペルーにかけて
つぼみの頃は上を向くが、下向きに開花する。別名:タイリンヒメフヨウ
花色は朱赤色が普通だが、白色や淡いピンク色もある
ゾウタケ(象竹)
イネ科マダケ属。原産は東南アジアの熱帯~亜熱帯地域
高さ30m、直径30cmにもなる世界最大の竹。中国名は巨竹
根元からでは頂点が見えない。 タケノコは食用になるそうだ
ヘリコニア・プシッタコルム
オウムバナ科オウムバナ属の常緑多年草。原産は西インド諸島や南アメリカ
小型のヘリコニアで、和名はヒメゴクラクチョウカ(姫極楽鳥花)
赤または黄橙色い苞のなかに、黄橙色の花が咲く
ベニバナクサギ(紅花臭木)
クマツヅラ科クサギ属の常緑低木。原産は西アフリカから中央アフリカ
別名:クレロデンドルム・スプレンデンス。萼も花も赤い
サガリバナ(下がり花)
サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木。熱帯アジアなどに広く分布
日本では奄美大島以西に自生。夜咲いて、朝には散ってしまうのだが・・・
ベニツツバナ(紅筒花)
キツネノマゴ科オドントネマ属の常緑半低木。中央アメリカ原産
学名はオドントネマ・ストリクツム
「クリスマスを彩る植物展」(その2)
エントランスロビーから温室へと続く通路に展示されています。
ローズマリー(シソ科)
花がない頃なので、画像をクリックすると、ここの屋上で咲いていたオーストラリアン・ローズマリー(ウエストリンギア・フルティコサ ‘ヴァリエガタ’)が表示されます。
「ジンジャークッキー」はシナモン、ナツメグミ、アニス、クローブなど、体が温まる香辛料入りのお菓子です。生姜は優れた薬用植物であると共に、魔除けの願いも込められています。スパイスの利いた菓子はヨーロッパに多く、この時期に食べる習慣があります。
展示されていたはグロッバ・ウィニティ(別名:シャムの舞姫)は花が萎んでいたので、こちらをクリックすると過去に撮った花が表示されます。
原産地は南アフリカで、花が筒のように長いのが特徴です。エリカは寒さに強いイメージですが、この品種は寒さに弱く、軒下か室内で冬越しさせると長く楽しめます。
現物の展示は無く、写真は、代わりに置いてあったエリカ・オーテシーです。エリカ・クリスマスパレードの花はこちら。
シャコバサボテンの名前でお馴染みの植物です。北半球のクリスマス時期に開花することからこの英名が付けられました。原産地はブラジル。霧の立ち込める森林地帯で樹木や岩肌に根を張り生育する、着生サボテンの一種です。
花が咲いていなかったので、画像クリックでご覧下さい
英名はアイビー。真冬でも緑濃く茂り、永遠に続く生の象徴とされています。ギリシャ神話にも登場し、酒神ディオニソスが、神々の酒宴で踊り倒れた精霊を、生命力あふれるアイビーに変えたとされています。真冬に飾ることで、この生命力にあやかります。
北米原産の果物です。北米のクリスマスでは、七面鳥料理にクランベリー(苔桃)のソースが、北欧のクリスマスでは、豚肉料理にリンゴベリー(蔓苔桃)のソースが添えられます。どちらも常緑で、赤い実。鮮やかな赤色が食卓を彩ります。
銀葉植物は、降り積もる雪を思わせ、クリスマス演出に大活躍。冬花壇に明るさと、優しさを加えます。宿根植物が多いのも魅力です。
植え込まれていたのは、シロタエギク、ラベンダー、アサギリソウ
クリスマスを彩る植物展は以上で終了です。
2022年12月4日撮影。
次回も温室内で見た花です。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
温室ではお馴染みの花も久々に見ると嬉しいものですね。昔軽井沢で、コケモモやらツルコケモモのジャムを買ったことがあります。あれは日本のか、栽培されたクランベリーだったのか、美味しいものでした。
イッシー
ここの温室は割とイベント的な展示が充実していますよね。
今年は行く機会があるかな~。
eko
サガリバナがご覧になれてラッキーでしたね。温室でそれも夜でないと見られない花素敵です。
river
サガリバナは夜咲いて、朝には散ってしまうと言うのですが群馬フラワーパークで何回も昼間でも咲いているのを見ました。
ローズマリーは家にもありますが今でも花が咲いています。
nobara
Xmasに関わるお花も色々ありますね(*^-゚)⌒☆
サガリバナ、木に留まってたんですね。
朝、一番に落っこちてしまいますもんね。
象竹、筍に興味津々です。食べてみたい(^o^)丿
ウエストリンギアは手に入れたいです。
以前間違って他のを注文したからです。
シルバーリーフ、最後はお花も楽しめていいですよね。
無名子
ゾウタケ、直径30cm。タケノコ、食べでがありそうですね。
サガリバナ、見る機会の無さそうな花です、
写真で見ると綺麗な花ですよね。
ウエストリンギア、一週間ほど前、公園で花を写してきました、
普通のローズマリーと並んで咲いてました。真冬でも元気です。
ショウガは畑で栽培されているけれど、花はめったに咲かないんだそうですね、花は温室でしか見られない様ですね (^o^)
信徳
ここのサガリバナは少しピンクがかっています。
ぐんまフラワーパークは来年3月以降長期休園で大改造するそうです。今年は余り行っていません。
長さん
なおさんも神代植物公園でサガリバナをご覧になりましたか。秋から冬は花が落ちるまでの時間が長くなるようですね。
軽井沢でジャムを買われましたか。会社の保養所があった頃は、やはり、ジャムを買って帰りましたよ。
長さん
サガリバナ、夏は朝に落ちますが、秋から冬は落ちるまで時間が掛かるようです。
ここのイベントは人気があるようです。行った時は、「リースを飾るアレンジメント教室」が行われていました。
長さん
ブッソウゲやウナズキヒメフヨウ、確かに赤い花ですが、クリスマスの花としては使われないようですよ。
サガリバナ、秋から冬は、咲いてから落ちるまでに時間が掛かるようです。
長さん
熱帯植物館と名乗るだけあって、南国の花が色々咲いています。
サガリバナ、夏に行くと、通路に落ちた花が展示してありますが、秋から冬は落ちるまでに時間が掛かるようですね。
ローズマリーの花期は11月から5月ですから、開花していても良いのですが、ここのは小さな鉢植えだからなのでしょうかね。
長さん
ここにはフウリンブッソウゲもあるのですが、今回は咲いていませんでした。別の場所で、ハイビスカスのフラミンゴが咲いていました。
サガリバナの花は、秋から冬は、落下までに時間が掛かるようです。
象竹の筍は巨大だそうですよ。この竹は地下茎では増えないので、筍も株の周りにしか出てこないのだそうです。
ウエストリンギア、通販でも買えるようですよ。花期が長いから良いですよね。
長さん
象竹の筍は、やはり巨大だそうですよ。
サガリバナはぐんまフラワーパークにもあるそうなので、花が見られるかも知れませんよ。
ウエストリンギアが公園にありましたか。普通のローズマリーと並んでなんて、珍しいですね。
食用のショウガとジンジャーは別の品種だと思いますよ。食用の方は栽培農家さんでも花を見たことが無いそうです。
長さん
サガリバナは4年前の8月、ここの夜間高価の時に生きの良い花を見たことがあります。しべの根元がピンクで、先に行くほど白くなっていました。
ぐんまフラワーパークは長期休園ですか、残念ですね。
yoppy702
って、ポインセチアが頭に残ってるので、そんな風に思ってしまいました。(^^ゞ
ゾウタケって知りませんでした。
スゴイ竹ですね。
直径が30cmで、高さが30m!\(◎o◎)/
象の足に見える根元の部分は、根が張り出してるんですか?
こんなん見た事無いので…
ワッ!サガリバナが見れたんですか!
素晴らしい!
やっぱ、綺麗やなぁ…
落ちてるのは見た事ありますが、ここは、明るい時でも見られるんですね。(^^)
シルバーリーフの寄せ植えですか。
シルバーリーフ、好きなんです。
アサギリソウまで入ってるんや。(^^)
mina
ゾウタケ、世界最大の竹、大きいですね
食べられるんですか
クリスマスを彩る植物展、沢山の種類
見ていて楽しいですね
サガリバナ、ラッキーでしたね(^-^)
すーちん
シルバーリーフ
クリスマスを彩る草花を
引き立ててくれますねー
長さん
ブッソウゲやハイビスカスは北半球の熱帯という感じなので、クリスマスの花とは考えられていないようです。
象竹は地下茎では増えないので、こうした根が伸びて増えるのでしょう。
サガリバナ、秋から冬は花が落ちるまでの時間が長いようです。日照時間の関係でしょうか。
シルバーリーフ、昨年は8種類くらい展示されていました。
長さん
象竹、ここはお温室なので、これ以上太くならないようです。筍は食用になりますが、ベトナム以外は食する習慣がないようです。
サガリバナ、しべはくたびれていましたが、まだ落花していませんでした。
長さん
シルバーリーフは手触りが良いです。花壇でも花の引き立て役ですね。