今回はシリーズ最終回、カトレア類の色々を紹介します。
カトレア・トリアネ ‘タリモⅡ’ C. trianae 'TarimoⅡ'
コロンビアの海抜1500~2000mの雲霧林に分布する着生種
大塚初枝さん
カトレア・ワルケリアナ ペロナ
C. walkeriana perola 'Tokutsu-S' ('Puananii' x 'Dayana') メリクロン交配種
ワルケリアナはブラジル中央高原に分布する着生種
石野好胤さん
カトレア・ワルケリアナ ティポ
C. walkeriana tipo ('Joel da Silveira' x 'Cinquentenario') メリクロン交配種
石野好胤さん
ブラソカトレア・カーニバル キッズ 'グリーン ジェム’
Bc. Carnival Kids 'Green Gem' (B.nodosa ×C. dormaniana)
藤巻清高さん
ブラソレリオカトレア・ポーツオブパラダイス
‘グリーンキング’
Blc. Ports of Paradise ‘Green King (Blc. Fortune x B. digbyana)
藤巻清高さん
リンコレリオカトレア・ハスキー ボーイ
Rlc. Husky Boy‘ (Rlc. Evergreen x C. Orglade's Glow)
αオーキッド
カトレア・コスモ ロベリング ‘オーキッド エロス’
C. Cosmo-Roebling‘Orchid Eros’ (Lc. Mini Purple x C.G.Roebling )
大場グローバルプランツ
カトリアンセ・モリータイラー
Cattlianthe Molly Tyler ( Ctt. Mrs. W. N. Elkins x C. Leda )
カトリアンセ属は、カトレヤ属とグアリアンセ属の交配による人工新属
大場グローバルプランツ
カトレア・モッシアエ・ティポ ‘ファビオ ナハス’
C. mossiae tipo 'Fabio Nahas'
モッシアエはヴェネズエラ北部のカリブ海に近い山地に自生する着生種
渡辺信一郎さん
以下は全て、人気品種の一つ、カトレア・マキシマです
マキシマは南米コロンビア・ベネズエラ・エクアドル・ペルー北部に
自生する着生種ですが、様々バリエーションがあることが分ります
カトレア・マキシマ C. maxima
宮嵜澄男さん
カトレア・マキシマ
C. maxima ( 'glorlous Tower' x fma rubri 'El salde Inca' )
宮嵜澄男さん
カトレア・マキシマ ‘ヴィルカボンバ’ C. maxima 'Vilcabomba'
大場グローバルプランツ
カトレア・マキシマ・スウェイブ ‘ C. maxima f. suave 'M.Wabe'
和田キミ子さん
カトレア・マキシマ・コンカラー ‘リナ’
C. maxima fma concolor 'Rina' ( Darth Wader x self )
渡辺信一郎さん
カトレア・マキシマ・コエルレア ‘ドリームオブキミ#2’
C. maxima f. coerulea 'Dream of Kimi #2'
和田キミ子さん
業者さんのブースです。撮影が終わる頃は来場者が増えました
(シリーズ終了)
次回から、夢の島熱帯植物館で見た花などを投稿します。
この記事へのコメント
信徳
高雄に駐在していた時は休みになると公園で花市が開かれ冬場はランがいっぱい並びました。一鉢100~200元、当時は円高だったので300~600円でカトレア、他が買う事が出来ました。1シーズンでダメにしましたが買って楽しみました。シンピジュームが高かったように記憶しています。
river
カトレア・マキシマのような原種はどんな時代にも変わらぬ価値を持ち続けます。
なおさん
販売コーナーを覗くのも好きなひとには楽しみでしょうね。
無名子
洋蘭と言えば、真っ先に思い浮かぶのがカトレア、
洋蘭の女王、と言うのも納得の華麗さですね (^o^)
長さん
高雄ではランが一鉢600円程度でしたか。それは安いですね。日本では、有名品種は1鉢数万円で売られているのもありますよ。
シンビジウムは東アジアが原産なのに、高かったですか。台湾では人気度が高いのでしょうね。
長さん
出展数からいうと、パフィオペディルムよりカトレア類の方が多かったようです。パフィオは玄人向きですかね。私も1度育てたことがありますが、1年で駄目になりました。その点、カトレア類の方が無難かも知れません。
各ナーセリーとも交配種作りを手がけているようですが、結果が出るまで年数がかかりますね。
無門
南国にいた時分は
カトレアは夏の花だと思っていましたが
今では冬の方が似合うような気がしてきました
長さん
最近はパフィオペディルムも人気ですが、華やかさの点ではカトレア類に適いませんよね。
昨年から後鼻漏が増えてきて、ランを育てているのも一因ではないかと思われています。それで、ランを育てるのは止めました。業者さんの店舗もざっと見て回るくらいです。
長さん
ランは膨大な品種がありますが、やはり花の美しさ、華やかさではカトレア類を上回るものは無いですね。
長さん
カトレアも冬咲き種がありますが、やはり春から夏にかけて咲くものが多いです。ラン展は冬に開催されることが多いので、ナーセリーはもちろんのこと、アマチュアでも温室完備の方が多いです。
eko
ミキ
沢山のランを見せていただきました。
珍しい品種が多くて驚くばかりでしたが、
カトレア類のいろいろ、を観て何だか見慣れた花たちに
ホッとしています。
やはりカトレアは素晴らしいですね。(^^♪
yoppy702
人気のある花だけあって、平台には、一杯、出展されてますね。
ラン科やから、育て易いって事はないやろうし…
カトレア・マキシマって人気品種なんですね。
色、位しか、違いが判らへん。(^^ゞ
ブラソカトレア・カーニバル キッズ 'グリーン ジェム’は、花姿が、他のと比べて変わってますね。
イッシー
ここの場所の雰囲気は悪くはないのでもう少し照明入れてくれるといいのにね~。次は来春かな~。
すーちん
ピンクのカトレア
落ち着いたピンクも
あるのに驚きましたー
長さん
これまでに発見されたランの中ではカトレアが一番華やかですね。ランは今でも新種が発見されていますから、もしかすると、カトレア以上に美しい花が見つかるかも知れませんが・・・。
審査期日までに開花していなければ問題外ですから、開花日を予測して、かなり以前から調整する必要があります。
長さん
ラン展に行くと、今でも初めて見る品種が登場しますので、それも楽しみの一つですが、やはり、カトレアを美しさで上回る品種は出てきません。
長さん
カトレアは一番人気のある品種で、交配種も沢山作り出されているので、どのラン展でも、カトレアの出展数が多いです。
ブラソカトレア・カーニバル キッズはブラサボラ属とカトレア属を交配して作り出された人工属です。
長さん
この会場の明るさはラン展には向きませんね。優秀作品には小さな照明が追加されていますが、それでも不十分です。この場所での次回は3月10日から13日です。来年は1月5日からの池袋サンシャインに行くつもりです。
長さん
カトレアの仲間も様々なカラーバリエーションが誕生していますよ。
ろこ
どのお花も美しくて。。。
特にカトレアは華やかですし美しさも抜群ですね。
たくさんのランを楽しませていただきました。
長さん
私がラン好きになったのはカトレアなどのように美しい花があることと共に、その種類の多さに魅了されたんです。今回も、初めて見る品種がありましたよ。