今回は、優秀作品その2の紹介と、メダル審査認定作品などの紹介です。
< ホワイトリボン賞 ・ 中藤洋蘭園賞 >
リンコレリオカトレア・インセクト ウイング
Rlc. Insect Wing 'Jyunko' SBM/JOGA
Rlc. Vicky Gold 'Forever Sixteen' BM/JOGA x C. Lula 'Hot Pink' AM/AOS
髙橋義孝さん

< ホワイトリボン賞 ・ アザブナーセリー賞 >
リンコレリオカトレア・レディー ワカスギ
Rlc.. Lady Wakasugi 'Ginza Beauty'
池上 慧さん

< ホワイトリボン賞 ・ 奥田園芸賞 >
バルボフィラム・ピンテゥンエンセ
Bulbophyllum pingtungense 台湾南部に分布する着生種 花の長さ1.5cm
和田 洋さん 隠し画像あり(画像クリックでご覧下さい)

< ホワイトリボン賞 ・ みちのく洋らんセンター賞 >
グリアンセとカトリアンセの交配種
Gur. (旧C.) bowringiana x Ctt. Chocolate Drop
神谷多佳子さん

リボン賞の紹介は以上です。 以下は、メダル審査認定作品です
JOGA(日本洋蘭農業協同組合)のメダル審査は世界レベルの経験豊かな審査員によって行われます。花そのものの質(大きさ・色彩・花の数等)を100点満点で評価し、審査の結果75点以上のポイントを取った花が入賞として扱われます。
その点数によりGM(ゴールドメダル。数年に1つ受賞花が出るかどうかというすばらしい花)、SSM(スーペリアシルバーメダル)、SM(シルバーメダル)、SBM(スーペリアブロンズメダル)、BM(ブロンズメダル)に認定されます。詳しくはJOGAのHP(こちら)をご覧下さい。
出品者名の後ろに、太字で表示したものが今回の審査結果です。
カトレア・ジャッキー スティッドハム
‘グランブルートライアンフ’
C.Jackie Stidham ‘Gran Blue Triumph’ AM/AOS
須和田農園 SBM認定

リンコレリオカトレア・フィアー トライアングル
‘デープ カーネリアン’
Rlc. Fire Triangle'Deep Carnelian'
須和田農園 SBM認定

カトレア・マキシマ・セミアルバ ‘ベッケンバウアー’
C. maxima fma. semialba 'Beckenbauer'
須和田農園 SBM認定

セロジネ・サンライズ マジック ‘ユリカ’
Coel. Sunrise Magic ‘Yurika’
やまはる園芸 SBM認定

リンコレリオカトレア・パーフェクト レディ
‘ピュア ビューティ’
Rlc. Perfect Lady 'Pure Beauty' (Tokyo Ladys x Twenty First Century)
清水柾孝さん SBM認定

ファレノプシス・ベリーナ アルバ ホワイト ブレス’
Phal. bellina fma. alba 'White Breath'
ボルネオ、サラワクを代表する香りの胡蝶蘭
清水柾孝さん BM認定

カトレア・ワルケリアナ ペロナ ‘ミーナ12’
C. walkeriana perola 'Miina12' ('Leo' x 'New Sampre')
石野好胤さん BM認定

以下は、平台展示の中から撮影してきた作品です
セロジネ・アッサミカ Coel. assamica
ブータン、アッサム地方、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国の
標高700~1500m に生育する やまはる園芸

デンドロビウム・スブリフェラム Den. subuliferum
パプアニューギニアの標高300〜2000mに分布する、小型の着生種
アザブナーセリー

カデティア・フニフォルミス Cadetia funiformis
ューギニアやオーストラリアのクイーンズランド州の標高
500~800mに分布する小型の着生種。花径は6mmくらい
アザブナーセリー

プレウロタリス・アングスティペタラ
Pleurothallis angustipetala
コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビアの標高2,000~
3,200 mに分布する、耐寒性の小型着生種。花の長さ2cm
中藤洋蘭園

次回も出展作品の紹介です。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
JOGAのラン展っていつもですがレベル高い気がします。
信徳
長さん
JOGA洋らん展はランの栽培業者の出展が多いですから、花のレベルは高いです。
長さん
カトレアは種類が多いだけではなく、美しい品種が多く、また、交配種も沢山作られているので、ラン展では出展が多いです。新品種作りは大変ですが、それでも栽培業者はチャレンジしているようです。
river
須和田農園が頑張っていますね。
なおさん
花みどり文化センターなら、もの凄く大混雑ということもないでしょうから良いですね。
長さん
ランは嵌まれば嵌まるほど面白いでしょうね。斉藤先生などはご自分で交配種を作り出していますね。
須和田農園は松戸市の隣の市川市なので、いつかは覗いてみようと思っているのですが、未だに果たせません。
長さん
私も昨年の世界ラン展日本大賞は見に行く尾をあきらめました。確かに、凄い人ですものね。
今回は初日の午前中ということで、店舗を出している業者さんの人数の方が多いくらいでした。
無名子
優劣は分らないけど、優秀作品が紹介されているだけ有って
どれも綺麗ですね (^o^)
eko
下の4枚は珍しい花ですね。それぞれ個性的な花が咲いています。
長さん
今、私が一番興味を持っている花がランなんですよ。美しい花もあれば、醜い花もありますが、その多様性に惹かれました。
長さん
JOGA(日本洋蘭農業協同組合)のラン展はナーセリーからの参加が多いので、やはり、商品として人気があるカトレアやパフィオペディラムなんかの出展が多いですね、
下から4枚は、ちょっと珍しい品種を選んでみました。
yoppy702
GM ~ BMまである中で、今回、アップされてるのは、SBMとBM。
SBMとBMでも、素晴らしいと思うから、それ以上の作品、そして数年に一度と言われるGMってスゴイ作品なんですね。
ボクの場合、全く解らないので、ホワイトリボン賞の奥田園芸賞が好きです。(^^ゞ
隠し画像を見て、興味が湧きました。
すーちん
カトレアというと
淡い感じの色
思い浮かべますがー
濃い赤系印象的ですー
長さん
メダル審査は通常SBMまでが多いです。GMは一度だけ見たことがあります。
バルボフィラム・ピンテゥンエンセがお好みですか。バルボフィラムの中では小さな花が咲く品種で、あまり見かけません。
長さん
カトレアの原種は白ないしピンクの花弁でリップに赤が入ったりするものが多く、真っ赤な花の品種は少ないです。交配種は濃い赤の品種を親にしたのでしょうね。
yasuhiko
11月の下旬ですか。晩秋から初冬へと
季節が移り変わる花の少ない時期、ランの花の
鮮やかな色彩が、印象的に思われます。
長さん
11月から私の好きなラン展が始まりました。このラン展は昨年より出品数が少ないとのことですが、ランの栽培業者も出展しますので、質の高い花を見る事が出来ました。