受付の女性に伺うと、今回の出展は例年の半分くらいとのこと。新宿御苑の温室でも第34回洋らん展が開催中(11/22~27)でしたが、JOGA洋らん展の方が多くの花を見られると思ったので、ちょっと当てが外れてしまいました。
前置きが長くなりましたが、早速優秀作品を紹介します。
< 最優秀賞 ・ ブルーリボン賞 ・ JOGA組合長賞 >
カトレア・セルヌア Cattleya cernua 'Sashima'
ブラジル南東部、ボリビア、パラグアイなどに分布する着生種
斉藤 保さん 隠し画像あり(画像クリックでご覧下さい)
< 優秀賞 ・ ブルーリボン賞 ・ 須和田農園賞 >
エランギス・モデスタ ,Aerangis modesta 'Cosmo One'
マダガスカル、アフリカ東部に分布する着生種。距が長いのが特徴
加藤博明さん 隠し画像あり
< 優良賞 ・ ブルーリボン賞 ・ (株)東京オーキットナーセリー賞 >
パフィオペディラム・ベラチュラム
Paph. bellatulum 'Impact Factor'
ミャンマー、タイ、中国の石灰岩地帯に分布する地生種。花径は8~10cm
清水柾孝さん JOGAメダル審査SBM認定
< レッドリボン賞 ・ やまはる園芸賞 >
ソフロレリオカトレア・イエン・フエイ チェン
Slc. Yeong-Huei Cheng ‘Liming’
齋藤 満さん 隠し画像あり
< レッドリボン賞 ・ (株)岡田蘭園賞 >
シルホペタラム・エリザベス・アン
Cirr. Erizabeth Ann 'Buckkebutty' ハイブリッド種
遠藤孝好さん 隠し画像あり
< レッドリボン賞 ・ ナーセリーイデ賞 >
カトレア・プレスタンス・アルバ
Cattleya praestans fma. alba 'Platinum'
ブラジル南東部の標高700~900 mに分布する着生種の白花種
堀田省二さん 隠し画像あり
< レッドリボン賞 ・ 大場グローバルプランツ賞 >
パフィオペディラム・エメラルド フューチャー
Paph. Emerald Future 'Too Grand'
関野英太郎さん 隠し画像あり
< レッドリボン賞 ・ アルファオーキッド賞 >
パフィオペディラム・ギャラクシー ストーン
Paph. Galaxy Stone 'Nobuto' (Snow Galaxy x Stone Lovely)
寺田昭廣さん 隠し画像あり
< レッドリボン賞 ・ 国際園芸(株)賞 >
バルボフィラム・リラシナム Bulb. lilacinum 'K-1'
マレー半島に分布する着生種。小さな花で、長く垂れ下がった花穂は7cm位
石野好胤さん 隠し画像あり
< レッドリボン賞 ・ (株)向山蘭園賞 >
カトリアンセ・パシフィック ミッション
Ctt. Pacific Mission 'Blue Fantasy'
大塚初枝さん 隠し画像あり
< ホワイトリボン賞 ・ (有)仲里園芸賞 >
パフィオペディラム交配種 Paph. (Emerald Crazy x Ice Castle)
堀 隆仁さん
< ホワイトリボン賞 ・ オーキッドバレーミウラ賞 >
ファレノプシス・エクエストリスPhal. equestris
インドネシアに分布する着生種。花径2~3cm
小川幸子さん 隠し画像あり
次回は、ホワイトリボン賞受賞作品の続きと、メダル審査認定作品の紹介です。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
園内あちこち見たいというのなら、そうもいきませんね。
花みどり文化センターもずいぶんとご無沙汰です。以前は講習会のお手伝いなどで頻繁に通っていたのです。此処はラン展には照明がやや暗いですかねえ。
長さん
昭和記念公園は我が家からだと電車で片道2時間くらい掛かるので、おいそれとは行きません。だから花をたくさん見ようと思ったのですが、当てが外れました。
この会場は、ご承知のように天井が高く、照明が暗いですよね。しかも、窓際は外が明るすぎて、花の露出が難しい。
eko
JOGA秋の洋らんフェア、良いですね。出展数が例年の半分とは残念でしたね。でも珍しいランもあり、見応えがありますね。優秀作品の数々、どの花も素敵ですが、個人的には白いカトレア・プレスタンス・アルバが好みです。
小さな花の花穂が7㎝位垂れ下がったバルボフィラム・リラシナムがユニークですね。小さくても一つ一つの花はランですね。
信徳
昨年はパフィオペディラムが何時も優秀賞を貰っていたような気がします。最優秀賞のカトレアは着生が凄くて花数が多いですね。
river
らん展ではお馴染みの大塚初枝さん(茨城県)の作品もありますね。
コロナ騒ぎが起きてからしばらくどこのらん展にも行けてないです。
無名子
どの花も綺麗ですね、
素人には優劣が分らないので、綺麗だなで終わりです (^o^)
前回までの菊花展以上に分りません。
長さん
やはり新型コロナでラン展の開催が少なくなったことが、出展数の減少に繋がったのかも知れません。
カトレア・プレスタンス・アルバが気に入りましたか。会場が暗いので、実物はもっと綺麗なんですんがねー。
バルボフィラム・リラシナムは同属の中ではユニークな花ですね。
長さん
今年もラン展の季節がやってきました。可能な限りでかけたいと思っています。
パフィオペディラム、整形花の入賞確率は高いようです。
最優秀賞のカトレアは原種ですから、こんなに大株にするのは大変だと思います。
長さん
私の好きなランをたくさん見る季節がやってきました。
大塚初枝さんは、つくば洋蘭会所属で、2012年の世界らん展日本大賞の受賞者ですから、有名ですね。日本パフィオペディルム研究会所属の清水柾孝さんも常連さんです。
今回のラン展は新型コロナ第8波の最中ですから、第1日目の午前中で、見学者が少ない時間帯を狙いました。勿論、全員、マスク着用で、アルコール消毒です。
長さん
ランは一つの科の中では最大の品種数です。それだけに、ラン展では色々な種類の花が登場します。ですから、私たち素人はどれが優秀なのかはさっぱり分りませんが、綺麗だな、面白いな、不思議だな、などと色々な楽しみ方をしています。
イッシー
私がへたくそなのかもしれませんが、御苑のラン展よりこちらの方がいいような気がします。隠し画像、実に面白い!!
yoppy702
真っ青な空に、一本だけあって、とっても、目立ってる。(^^)
奥のは、メタセコイアですか?
昭和記念公園って、どんな花でも規模が大きいから、本来やと、この出展数も多いんですね。
ランの仲間って、色、姿が多種多様なので、展示作品には、個性が溢れてるんでしょうね。
バルボフィラム・リラシナムもラン?と不思議やったんですが、大きくして見たら、一つ一つがランの姿をしてるんですね。
驚きました。(^^ゞ
隠し画像を設定してくれてるので助かります。(^^)
すーちん
ラン展これからですかー
ランは中途半端の考えでは
育てられない気がしますー^^
長さん
ラン展の梯子をするには時間が足りないので、どちらか一つになりました。
この会場は、新宿御苑の温室のように明るくないので、花の本来の色が出ていません。レタッチしまくりです。
隠し画像、花を拡大して見たいという訪問者用です。
長さん
この公園には、このケヤキよりもっと大きな木がありますよ。その奥は、まだ小さいですが、メタセコイアです。
昭和記念公園の大きさとラン展の規模は比例しません。関東の場合、東京ドームの世界ラン展、池袋サンシャインのラン展は規模が大きいです。
ランは原種だけで2万以上といわれていますから、これに交配種を含めたら膨大な品種数になります。種類が多いだけに、花の形や大きさは千差万別です。そんな所がラン好きになった理由の一つです。
長さん
これから2月頃にかけてラン展のシーズンになります。
ランは種類によっては簡単なのもありますよ。室温が1桁になると難しいですが、我が家のシンビジウムなんかは屋外でほったらかし。花が咲いたら室内に取り込むくらいです。
ジュン
青空に映えます
洋らん
素晴らしいの一言です
只々眺めさせていただきました
長さん
この公園のケヤキはみんなの原っぱの中央に生えている、樹齢1110年以上の巨樹が有名です。それに比べればこのケヤキは小さいですが、紅葉は綺麗ですね。
洋らん、大好きなんです。
コスモス
私の写真教室の先生が教えている場所の一つです。
ここでの写真展を見に行ったこともあります。
コロナ禍で半分くらいの出展になってしまったとは残念でしたね。
エランギス・モデスタは白い小鳥が飛んでいるように見えて可愛いです。
バルボフィラム・リラシナムは変わった花ですね。
長さん
コロナ禍で見学者が少ないだろうと予測して、出品を控えた人も多かったのでしょう。
ランギス・モデスタ、さしずめ、尾羽の長い小鳥ですね。
バルボフィラムは次回にも登場しますが、これとは全く花の形が子となる品種です。